前半８分に松木のゴールが決まり、平河のスプリントもいいし、これは２－０くらいで楽勝だろうと思ったがそうはならなかった。前半１７分にCBの西尾がまさかの一発レッドで退場。不運といえば不運。軽率といえば軽率。ああなることも含めてサッカーと言われれば、西尾は反論できない。問題はこの後の戦い方だろう。前半残りがATを含めて３５分。後半はAT含めて５０分。合計８５分も数的不利で戦った。
GK小久保の好セーブ連発でなんとか失点しなかったが、よく勝てたもんだ。中国の決定力不足に助けられた。しかしいくら一人少ないと言っても、ラインが下がりすぎていたし、中盤でのプレスがほとんどかかっていなかった。そのために中国のシュートを多く浴びた。あれがもっと強い相手であれば負けていただろう。
後半にフレッシュな佐藤と藤尾が入ってきてからましになったし、中国の足も止まりだした。要するに弱い相手だったから勝てたということだ。同じB組の韓国対UAEは、韓国が後半ATに得点して１－０で勝った。韓国がかなり押し気味だった。日本はUAEに勝てるだろうから、第３節の日韓戦で１位争いである。
準々決勝ではカタールよりもオーストラリアのほうが楽だろう。カタールは主審が味方だからもろに中東の笛らしい。
松木君が大活躍。