今日は母の葬式があり、葬儀、初七日、納骨まで1日でこなした。これは筆者が滅多に来られないこともあるからだ。
納骨とは常識的には、骨壷を墓石の収容スペースに入れるものとばかりと考えていたが我が家のお寺は違い、とんでもない伝統があった。
この寺は室町時代からあり、600年くらいの歴史がある。なんと墓地の空いているスペースに骨壷が入るスペースを掘り、その穴に骨壷ごと埋める。
そして7回忌でそこを掘り返して、骨壺から骨を取り出して、穴中に骨をばらまく。つまり骨を土に返すのである。
前回これをやったのは23年前に死んだ父の時で、親戚によれば穴を掘り返した時に他の骨が出てきたそうだ。
他の親戚に聞いたがこんな奇妙なことをするのは我が家のお寺くらいで、この地方の風習ではなく、葬儀屋でもこんな珍しいしきたりは聞いたことがないそうだ。
いやあ、驚いた
。