日本では統一教会が大きく問題化されているが、オーストラリアでも新興宗教がいろいろある。キリスト教の宗派がたくさんあるのし、筆者は宗教に詳しくないのでどれがどれだか分からないが、日本と同様にエホバの証人がある。
オーストラリアでのエホバは公表されている信者数は６７０００人である。一般的なキリスト教の宗派よりも圧倒的に少ないだろう。ただし毎週日曜に家族で教会に行くような人を信者と呼ぶのであれば、滅多にしか教会に行かないという人もある。親がカトリックだから自分もそうだとは言わないという人もある。
エホバは熱心な信者が多い。その独特の教義のために異端視されやすい。以前、職場の同僚にエホバの信者がいたが他の同僚を勧誘するようなことはなかった。毎週金曜日の夜に勉強会があるとかで欠かさずに出席していた。
さてここからは筆者の感想であるから、エホバを批判しているのではない。シドニーのエホバに日本人の信者も多いようだ。多分電話番号などで調べているのだろうが、日本人の住人をエホバに勧誘するために、日本人のエホバ信者が我が家を突然訪問してくる。
ニコニコ笑って、聖書をお勉強しませんかというのが常套句である。筆者は全く関心がないのですぐにお引き取りいただくが、それでも年間に１度は訪問してくる。昔、渋谷のハチ公あたりで待ち合わせしていると、知らない人から声をかけられてこれから聖書の勉強にいきましょうと言われたことがよくあった。今忙しいので無理と断っても何の用があるのかとしつこく食い下がってきた。あれに似ている。
誰がどんな宗教にはまろうと自由だが、他人の領域に侵入してくるのはやめて欲しい。