サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

鹿島の吉岡FDのインタビューへの違和感

2022-08-10 09:23:15 | 日記

鹿島アントラーズの吉岡FDのインタビューが記事にでているが、いろいろ違和感がある。吉岡FDは2011年に鈴木満男FDに請われて大分から鹿島入り。メルカリ以前からのフロントの一員である。セレーゾなどのコメントを読んだが鹿島のフロントはかなり現場に口出してくるようだ。

 

吉岡FDのインタビューは細かい事例は明らかにしていないが、全体を読むとヴァイラーさんと確執があったことが分かる。そのような立場にあるのであれば、フロントだけの一方的な意見をインタビューという形で公開することは非礼だろう。こういう話はクラブ内にとどめておくべきだ。

 

全権GMタイプの監督をしたい監督と口出しの多いフロントとの対立が根本原因だろうが、以下のコメントにそれが凝縮されている。

「ここまでのフットボールの内容もあるが、まずはマネジメント方法の違いを互いに議論するなかで、落としどころが見つけられなくなったことが大きな理由。譲れるポイントと譲れないポイントとが平行線をたどっていたなかで、お互いにストレスというか、我慢していたのも事実。レネさんの我慢、コーチングスタッフの我慢、選手たちの我慢があるなかで、これ以上続けることがクラブの発展になるのかと判断した」

 

監督を決めるまでに5人の候補とオンライン面談して決めたということだが、その際にどこまで監督とクラブの意見のすり合わせができたのかが最大の疑問。現在の4位という成績を考えればいくら常勝クラブといっても、解任されるほどの悪さではない。お互いにストレスを持ち、我慢していた関係など言わなくてもいい表現である。

 

ヴァイラー監督の到着前は岩政コーチが代行していた時期があり、FW陣が手薄ということを理解していて、代行監督の期間に吉岡FDと岩政代行で話し合い、緊急補強は不要との結論を出していた。

「そこに関しては、シーズン当初から岩政監督とも話している。いい選手はいるので、いかに彼らの発揮率を上げていけるかが重要だと思っている。岩政監督自身もいまいる選手たちの能力を信じ、このメンバーでも勝てると話していた」

 

しかし上田の移籍でそれが間違っていたことが証明されたわけだ。補強は不要で何とかやりくりできる。だけどできなかったということになるが、これって完全にフロントの怠慢、失敗だよね。

 

新外国人選手のエレケがどこまでフィットするのか分からないが、レバンドフスキじゃないんだから一人の選手で何とかなるわけでもない。鹿島はこのままずるずると順位を下げるとみた。

 

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