サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

中国人は森に集まる

2020-02-03 15:08:36 | 日記

タイトルだけ見ると何のことか分からないだろうが、シドニーの中国人事情を考察してみよう。まずオーストラリアの人口は約2500万人である。そのうち中国系が120万人である。つまり人口の5%である。日本に置き換えてみれば人口が1億2千万人だからその5%は600万人である。5%はかなり大きい比率である。

 

中国系120万人のうちシドニーに50万人、メルボルンに35万人と両都市に集中している。オーストラリアは都市国家で大都市以外の田舎は本当に何もないので、移民も当然ながら大都市に集まる。仕事が大都市にしかないからでもある。

 

シドニーの中でも中国系が密集している地域はCHATSWOOD, BURWOOD, EASTWOODである。いたるところにいるのだが、これらの地域は特に多い。たとえばCHATSWOODでは人口の34%、BURWOODでは20%、EASTWOODでは38%が中国系である。これらの地域に共通していることは名前にWOODが付くことである。もちろんたまたまではあるが、移民の特定人種は1つの地域に集まりだすとあっという間に集中してくる。

 

ちなみにシドニーの郊外の地域はインド人、イラン人、スリランカ人、ベトナム人などがそれぞれ地域の人口の30%以上占める場所もある。町を歩けばインド人ばかりというのもなかなか異様である。

 

筆者は中国系のおおいEASTWOODに住んでいるが、ここでは韓国人も人口の8%くらいいるので、中国人と韓国人で人口の46%を占めるシドニーでも有数のアジア人の町である。

 

どうして中国人が森の名前が付く町に住みたがるのかは調査しなければならない。ことわざとか風水が関係してくるのかも知れない。