サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

今年のACLもAリーグクラブは不振か

2020-02-21 06:39:40 | 日記

ACLが開幕し、中国クラブとの関係で日程がおかしくなったが、パース、シドニーFC、メルボルン・ヴィクトリーの3チームとも1試合を消化したが、3敗だった。どこに問題があるのかをSBSサイトに分析コラムが出ている。

 

2014年にウエスタンシドニー・ワンダラーズがACLを制覇して以来、AリーグクラブのACLでの成績は83試合で22勝というひどいものだ。どこに問題があるのか。

 

①サラリーキャップ
日本、韓国、中国と比べるとAリーグにはサラリーキャップがあり、選手年俸の総枠が決まっていて年俸に大きな差がある。中国の金満クラブと比較するのもバカバカしい。ちなみに今季のAリーグのサラリーキャップは20-23人に対して3百20万ドル(2・4億円程度)。20人としても一人当たり平均2000万円である。J2クラブ以下だろう。

②移動距離
オーストラリアから東アジアへの遠征は遠い。Jクラブは中国、韓国へは近い。長距離移動が選手に負担を与えている。

③シーズンの違い
Aリーグのシーズンは10月から4月まで。2月開幕のACLに参戦するチームは昨シーズンの順位によるので、1シーズン前の成績によっていることになる。戦力を維持できればいいが、往々にして1シーズン違えば戦力も変わってくる。


④選手の技術の違い
Aリーグの選手のレベルが低い。まあこれを言い出したらキリがない。

 

などなどどれもすぐに解決できない課題ばかりである。特に長距離移動なんて何をいまさらである。