サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

東京五輪女子サッカーアジア予選

2020-02-01 06:50:25 | 日記

女子サッカーの五輪予選を調べているうちに今回の大会のフォーマットに違和感が出てきた。前回の2016年リオ五輪の最終予選は大坂で6カ国の総当たり、上位2位だけが出場権を獲得。なでしこは3位だった。

 

今回は最終予選を8か国に絞り(北朝鮮が辞退したために7カ国。どうして辞退したのか意味不明)、それを2グループに分けて1つは韓国で、もう1つは武漢で試合をして、それぞれの上位2チームがプレーオフに進出。たすき掛けでプレーオフをしてそれぞれの勝者が五輪出場権を獲得するという手の込んだフォーマットである。

 

武漢の代わりにシドニー開催となったがオーストラリアのグループは、オーストラリア、中国、台湾、タイである。このいわば1次リーグで3試合、プレーオフで2試合だから合計5試合あるわけだ。北朝鮮が辞退して7チームになった時点で、いっそ6試合の総当たりにして集中開催にすれば簡単になったのではないだろうか。

 

1次リーグは2月3日から9日まで、プレーオフは3月6日と11日の予定だったが、2月3日に予定されていた中国vsオーストラリアが2月12日に延期された。これは中国チームが2月5日まで検疫目的でブリスベンに足止めされているからである。

 

しかし大会の予定では中国vsタイがシドニー近郊で2月6日にあるので、中国は現在のスケジュールでは2月5日にブリスベンからシドニーに移動して翌日に最初の試合となる。ブリスベンのホテルでは缶詰めになっているので当然練習はできていない。

 

これで中国が予選敗退となればかなり気の毒である。