サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

デポルティーボ対オビエド

2019-08-19 14:11:01 | 日記
柴崎は開幕戦で4-2-3-1の左のボランチで先発してフル出場した。試合はデポルティーボが2-0でリードしたものの、オウンゴールなどで2-2に追いつかれて、終了間際に勝ち越し点を奪ってなんとか3-2で勝てた。試合経過を見てもこのチームは圧倒的にボールを支配して楽勝できるというチームではないことが分かる。


さて柴崎は1点目に貢献。ボールを中盤で奪取して5メートルくらいドリブルして左サイドにはたく。その左ウイングがシュートしたところをGKがはじいて、詰めていたCFが押し込んで先制。なかなか見事な連携であった。


ゴールにはならなかったがやはり柴崎がボール奪取してドリブル。CFにスルーパスを出したがうまくつながらなかった。CFにボールが収まればビッグチャンスだった。


攻撃に貢献できたのはこの2回くらいで、あとは無難にボールをさばいていただけ。縦パスが味方に届かずにカットされてカウンターを受けたシーンが4回あった。これはパスミスというよりもリスクを冒したからとも言える。しかしボールロストであることは同じ。


2失点目は相手のドリブルを止めきれずにかわされ、それがそのまま失点に直結したので守備の強度が低いと判断されても仕方がない。この試合では攻撃への貢献よりも守備の強度が低いほうが目立った。


4-2-3-1のトップ下とCFの二人が個人技で得点できる選手なので、もっと攻撃に参加してこの二人に絡めるようになれば柴崎のゴールチャンスも生まれるだろう。しかしボランチとしてCBの間に入るダウンスリーをしたり、かなり守備的な役割が多かった。守備が抜群にうまい選手ではないので、相手が強いと柴崎から守備のほころびが出るようにも見える。まあこれからでしょう。