サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

J1第24節 鳥栖対神戸、トーレス引退試合

2019-08-24 09:16:11 | 日記
せっかく日本に来てくれたトーレスがこんな短い期間で引退してしまったのは実に残念。もっとプレーできると思うが、せめて今季終了までプレーして欲しかった。自分が考えるレベルになくなってしまったので引退するというストイックな信念。鳥栖ではなくもっと強いチームでプレーしていれば、もっと長くプレーできていたのではないか。惜しまれながら引退するのが男の花道かも知れないね。


さて鳥栖に6-1と圧勝した神戸だが、ここまで急にチームが化けるのも珍しい。神戸といえば攻撃はイニエスタのパスに古橋かヴィジャが反応できるかどうか。ただそれだけだった。守備は初瀬が飛び込みすぎて裏を取られて失点、GKは不安定。先制されればそれで負けが決まるという試合展開が続き、このチームはどうやれば勝てるのか誰も分からないという状態だった。


それがファンマーレン、酒井高徳を補強して3バックにしてから守備が安定。中盤をサンペールがアンカー、イニエスタと山口がインサイドハーフ、西と酒井のウイングバック、そして古橋とヴィジャ(または田中)の2トップに変更。


イニエスタのスーパーなパスだけに依存していた攻撃がウイングバックと前線が連携できるようになり、しかもワンタッチでパスをつなぎダイレクトシュートが面白いように決まる。これが神戸かと驚嘆してしまう。


イニエスタのハームストリング負傷がどのくらい長引くかにも左右されるだろうが、イニエスタ不在でもそこそこやれるのではなかろうか。ただし、CBの大崎のパスミスは2、3回あったし、ダンクレーも致命的なミスもあった。フィードの上手い飯倉だが夕べはパスミスでいわば失点というシーンもあった。こういうミスがなくなれば守備はもっと安定するだろう。


前節は浦和を3-0で蹴散らしそして鳥栖に6-1とこの2試合だけをみれば一番強いかも知れない。イニエスタ不在がどう響くかだね。