サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

J1第21節 浦和対名古屋 2-2

2019-08-05 13:32:13 | 日記
9試合勝ち星なしの名古屋を勝ったり負けたりの浦和の対決。前半に名古屋が早々に2-0とリードしたが、前半終了間際に名古屋の守備の乱れから失点して名古屋が2-1でリードして折り返した。


この展開は毎度の名古屋である。後半は守備が乱れだして追いつかれるか逆転される。名古屋が追加点を取れなければ必ずそうなるだろうと予想したが、案の定後半ATに失点して2-2でドローとなった。


何故こうなるのか。問題は大きく分けて2つある。1つ目はジョーの不振。これは昨季と比べればということだが、ジョーのプレーには迫力がない。ポストはうまくこなしているが、自分で強引にシュートまで持ち込もうとせずにパスを出す。自分でシュートしてもまずゴールできない。だからパスを出すのか悪循環である。ジョーほどの選手が何を迷っているのか。


2つ目はボランチが機能していないこと。米本が負傷離脱中ということもあるが、開幕から第5節くらいまではシミッチは攻守に活躍できていたが、このところパスミスも目立ちカウンターをくらったときの危機管理が全くできていない。


ここ5試合を先発しているエドアルドネットはもっとひどい。ハイボールを競ってもほとんど相手にボールを渡してしまう。だからCBがクリアしてもボランチが前線につなげないから、守備をする時間が長くなってしまう。


試合の終盤で逆転されてしまうのは、ボランチがボールをキープできないからだ。最後の10分でマイボールを大切にして無暗に前線につながなければ、時間をかせいで失点するリスクが低くなる。そういう賢いサッカーができない。2-0とリードしたのに勝てないのは構造的な問題があるからだ。点差は違っても毎試合同じようなパターンになる。


これで名古屋は10試合勝ち星なし。ボランチを緊急補強すべきだろう。