中村敬斗と菅原由勢

中村敬斗と菅原由勢はふたりとも１９才で、今季からオランダリーグに移籍した。二人ともデビュー戦でゴールを挙げていきなり注目を集めている。驚いたことは二人とも先発だったことだ。


中村はガンバで先発を重ねていたし、それなりの活躍をすることは予想できた。しかし菅原は名古屋では昨季は最初は出番があったが、中谷と丸山が来てからはほとんどベンチ外だった。その菅原がオランダリーグに移籍していきなりSBで先発だからこれも驚いた。Jリーグで出番がなかった若手でもオランダに行けばチャンスがもらえると分かれば行きたがる選手も増えるかも知れない。


さて１９、２０才前後の選手がどんどん海外に行く。久保、安部、中村、菅原とイキのいい選手が流出していく。彼らが４，５年してまたJリーグに戻ってくればいいかも知れないが、成功する選手はどんどんステップアップしていくだろうし、そうでない選手はもっと早く日本に戻ってくる。


関根も小池も早く戻ってきたし、関根なんて日本人選手のステップアップをサポートしてくれるシントトロイデンでも活躍できなかった。宮市なんて１９才から移籍したパイオニアみたいなもんだが、怪我に苦しみそれでもブンデス２部で粘っている。そう、行けばいいというものではない。


中村と菅原って顔が似ているし、雰囲気もそっくり。おまけに髪型も同じだから区別がつかない。