サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

ナイジェリア人からみたAリーグ

2018-10-28 12:23:38 | 日記
夕べのAリーグのシドニーダービー、シドニーFCウエスタンシドニー・ワンダラーズの試合を職場で見ていた。すると派遣で来ているナイジェリア人のスタッフがこれはオーストラリアリーグのサッカーかと聞いてきた。彼はまだ若くてオーストラリアのことをよく知らない。そうだ、Aリーグの試合だと答えると、オーストラリアのサッカーは̪̪シットだ、彼らはどうやってサッカーをプレーするのか知らないときた。


シットとはクソという意味でこの場合のシットは言葉そのままでクソサッカーという意味である。派遣でくるスタッフはなぜかナイジェリア人が多く、そのほとんどがEPLのチームのファンである。イングランドに行ったことがない連中でもなぜかマンUとかアーセナルのファンである。


夕べのシドニーダービーはシドニーFCが2-0で勝ったが、ゴールは相手のDFのクリアミスとボランチからCBへのバックパスをインターセプトしたものだった。つまり相手のミスからのゴールで自分たちでスーパーなゴラッソゴールではなかった。まあ勝てばそれでいいのだろうが、エンターテインメントという観点からすれば面白くはない。


自分のひいきのチームでなければ相手のミスからゴールするような試合ばかりではつまらないし、スペクタクルな試合にはならない。ユーべとエンポリでのCR7でのスーパーなミドルシュートからのゴラッソを見たので、シドニーダービーは陳腐な試合に見えた。


ナイジェリア人は日本でも多いだろうが、シドニーにも多い。彼らは英語がうまいという印象を持つがあまり発音がよくない。そのあたりの事情を聴いてみたらナイジェリアの言語はたくさんあり英語は共通語にすぎず、イギリスの植民地だったからあくまでも強制されてしゃべっているだけで、英語にはこだわりはないという認識だそうだ。


英語でいうとWe are forced to speak Englishだそうだ。世界は広い。