サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

ウルグアイ戦 4-3で打ち勝つ

2018-10-16 23:41:05 | 日記
1-3くらいで負けると予想していたが、まさか勝つとは思わなかった。3失点は仕方がないとしても4点も取れるとは驚きである。日本は前線からのプレスがよくきいてボールを取られてもアグレッシブに刈りにいった。あれで大迫にもっと決定力があれば楽勝だった。大迫はシュート下手すぎ。


堂安、南野、中島の3人がいれば鬼に金棒のように思えるが、前線に比較するとCBの不安定さがやはり気になる。3失点のうち1点目はセットプレーからの空中戦で競り負け。2失点目は三浦の不用意なGKへのバックパスをカバーニにかっさられたもの。あれはひどかった。3失点目はウルグアイがうまく攻めた。


いつも3,4点も取れるとは限らないのでやはり失点をもっと減らしたい。この試合を見る限りでは三浦よりは富安のほうが安定感がある。これで吉田の相棒は富安が一歩リードか。


今日のウルグアイをどう評価するばいいのだろうか。カバーニの強さはさすがだったが、ガチのメンバーというわりには本気度では疑問も残った。後半なんか4-2になった時点でウルグアイの攻撃が淡泊になり、モチベーションが低かったように見えた。それにウルグアイは韓国、日本の2連戦6失点と守備が崩壊。どこかおかしかったのでは。


堂安、南野、中島がロシアワールドカップにでていればどうだっただろうかという疑問を誰もが捨てきれないことだろう。

ボルト続報

2018-10-16 18:10:42 | 日記
セントラルコースト・マリナーズで練習生として滞在しているウサイン・ボルトにヨーロッパのクラブからオファーがあったという記事が世界中を駆け巡った。果たしてそのクラブとはどこかなのか、詳細は日本のメデイアには出ていなかった。


チャンピオンズリーグへの出場を夢見ているクラブと紹介されていたので、ベルギーとかポルトガルなどCLへの出場枠が少ない国のクラブだと見当がついた。SBSのサイトに出ていた記事によればそれはマルタのValletta FCというマルタリーグお古豪である。毎年のようにCLかELの予備選に出ているが、必ず初戦敗退している。このクラブがボルトに2年契約をオファーした。


このニュースに関してオーストラリアの民放の朝のニュースショー番組でキャスターが、奴隷という単語で形容してSNSで批判を浴びて自身のツイッターで謝罪した。このキャスターはマリナーズとボルトが既に契約していて、ヨーロッパのクラブにボルトを売ることで金儲けできるわけだから移籍金ビジネスの奴隷と表現したようだ。


しかしこれは大きな勘違いである。ボルトはマリナーズに練習生待遇でいるだけで正式契約を結んでいないのでどこに行こうがボルトの自由であるし、移籍金は一切発生しない。こんな単純な理屈も知らないわけだから民放のキャスターのサッカーに関する知識のなさが悲しくなってくる。


今回のボルトへのオファーに関してFFA(オーストラリア協会)はコメントを出した。それは仮にマリナーズがボルトと正式に契約するとしてもそれはあくまでもサラリーキャップの枠内であるという内容だった。この意味するところはマリナーズはボルトに大金を払えないということである。


Aリーグの場合、マルキー選手と呼ばれるサラリーキャップ枠外の選手が各クラブに認められているが、その定義はワールドクラブプレーヤーとして証明されている選手である。ボルトのように陸上選手として有名でもサッカー選手としては無名である。だからマルキー枠は使えないという理屈である。


マリナーズはボルトは年内一杯までは練習生として滞在すると発表しているだけである。