木漏れ日

日差しがキラキラと躍ってる…

源氏物語の舞台 京都宇治散策

2012年06月09日 | おでかけ
郡上八幡への旅行申し込みをして間もなくの事
 
ご当選おめでとうございます
 「源氏物語の舞台 京都宇治散策」
の封書が届き(@_@)

昨年暮れ 地元のショッピングセンター内に在るファッション広場「IKE〇〇YA」の
 “歳末お客様感謝フェア”に応募したものが運よく当選したそうです
応募してから 半年も経とうとしています^_^;
 応募した事もすっかり忘れていました

京都宇治散策 
 世界遺産の平等院や宇治上神社

京都には何度か行った事がありますが 宇治にはなかなか足を延ばせず
 10円玉で有名な平等院は一度行ってみたいと思っていた場所

実施する日取り見たら
 母をショートステイに預ける日が入っているではありませんか(*^^)v

早速 主人にお伺い(もう気持ちは行く方向に動いているんですが…一応^_^;)

そして独り参加もちょっと寂しい…かな
 追加参加費 平日¥4800 これもお得でしょ
近所の友人を誘って申し込みました 

そして
 6月7日「源氏物語の舞台 京都宇治散策」の日帰り旅行に参加してきました

心配していた台風も早めに通り過ぎてくれ お天気にも恵まれ  
 浜北駅6時50分集合 7時ちょっと過ぎ出発
 
最初に目指すのは愛知県に在る…
 招待旅行お約束…今回は宝石の展示販売会社 Be-〇〇s

デザイン性のある素敵な授賞作品を観た後
 もう今更 こういう品への物欲が沸かない私達は 早々に見学を終え 休憩室でおしゃべり^_^;


そこから2時間ちょっとバスを走らせ 京都宇治に到着したのは1時頃

宇治川のほとりに在る「喜撰茶屋」で“宇治味くらべ御膳”の昼食 

散策時間を少しでも多くとりたいから
 お昼ごはんをサクサクッと済ませ…運よく食事処が平等院のすぐ近くでした

お待ち兼ねの「平等院」へ



平等院は永承7年(1052年)関白藤原頼通によって開創され
 鳳凰堂はその翌年 天喜元年(1053年)に建立されたそうです

鳳凰堂に入場するには別料金300円掛かります

平安時代を代表する仏師“定朝”作であることが確実な現存唯一の仏像
 本尊阿弥陀如来坐像(国宝)はふっくらとしたお顔で穏やかな表情でお座りになっています 
優しい佇まいに包み込まれる様な思いがします

阿弥陀様は木造 漆箔 寄木造りだそうで
 二重天蓋などその彫り物のみごとな事 言葉で言いつくせないほどでした

左右の壁の上部には雲中供養菩薩像が懸けられています
 …52体懸けられていましたが いまは数体は外されて鳳翔館に展示されているそうです
そして9通りの来迎を画いた壁扉画(かなり傷んで色褪せていますが)など素晴らしいものでした


次はやはり世界遺産の宇治上神社 宇治川を渡り対岸へ向かいました

宇治神社の前を通り過ぎ 宇治上神社へ
 元は宇治神社と一体で平等院の鎮守杜ともいわれています

本殿は平安時代後期に建てられた現存するわが国最古の神社建築だそうです

 

ひとつうっかり見過ごしたのは平等院「鳳翔館」
 宇治上神社に立ち寄った後気がついたので 引き返す時間も無く

他に「源氏物語ミュージアム」や「興聖寺」などにも行きたかったのですが
 時間に限りがあり断念しました

いつかゆっくり…興聖寺は春秋が美しいそうだから紅葉の時期に訪れたいものです
 そのときには忘れずに平等院「鳳翔館」にも寄らなくっちゃ 


次は滋賀県に在る
 狸の置物で有名な信楽焼きの郷へ

狸は「他を抜く」に通じ 商売繁盛などの縁起物でもあります

愛嬌の在る狸が一同揃ってお出迎え



信楽は奈良 京都に近い事から 茶陶信楽焼きが発展した要因と考えられているのだそうです
 
江戸時代に土鍋 徳利 茶壷 など日常雑器が大量に生産され 
 明治時代に なまこ釉を使った火鉢生産が始まり
  一躍全国の需要をまかなう程に大きな成長を遂げたのだそうです
 
驚いた事に狸の置物で知られていますが 狸の生産量は10%にも満たないのだそうです


心配された集中工事渋滞も大した事無く 浜北駅に8時半頃 帰り着きました

後で知ったのですが
 平等院の国宝「鳳凰堂」が今年9月から56年ぶりに修理される事が6日に発表されたとの記事が
この日の朝刊に載っていました

工事期間中 今年9月3日~2014年3月末までは鳳凰堂 内部拝観はできないそうです

修理前に見られて良かった 
 今の姿を覚えておいて修理完了後にまた訪れたいものです

この旅行 私は1枚の応募券で当たり連れて行って頂いたのですが
 近所のSさんは5~6枚応募したのに当たらなかったのだそうです

当たった上に母のショートステイの日に合致して 楽しませて頂いて 感謝 感謝です