24日 水曜日 スノードロップ勉強会が開かれ参加してきました
今回は
「胸を張って行こう」治療と社会生活をつなぐアピアランスケアのお話
と題して がん化学療法看護認定看護師さんのお話でした
アピアランス(APPEARANCE)容姿 外見という意味
アピアランスケアとは
抗癌剤をはじめとする薬物療法の副作用による外見の変化…脱毛、爪、皮膚の変化など
外科治療による創(きず)の変化などがもたらす患者さんのストレスなど
がん治療に伴う 外見変化にともなうケアで 患者さんのQOLを向上させる取り組み
治療に伴う芸県の変化に対し 単純に美しくすることではなく
その人らしくいられるようにサポートすること
ここ数年 とても注目されているサポートです
病気になって諦めたことはありますか?
がん患者の悩みや負担
がん治療における治療と主な外見症状
手 術 身体の一部の損失 瘢痕 浮腫
放射線治療 放射線皮膚炎 脱毛 色素異常 血管拡張 瘢痕 皮膚萎縮
薬物療法 多種多様な症状
毛髪の変化 脱毛→頭髪 眉毛 まつ毛 体毛軟毛 縮毛
皮膚の変化 色素沈着 白斑 ざ瘡様皮疹 乾燥
爪の変化 変形 変色 剥離
その他 浮腫
何故 外見に関心があつまるのか?
・制吐剤の開発などで治療の際の身体的な負担が軽減されてきた事により
外見などの心理社会的な要因に気が向けられるようになった
・入院期間短縮や通院治療環境整備が進むにつれて
社会生活を送りながら治療を継続する人が増えた
・「外見が重視される時代」となり 外見の変化をより意識させられることとなった
そうですよね
会社を辞めずに通いで化学療法を受けることができるから それに伴い悩みも多様になって
私は勤めてはいなかったけれど
できるだけ普通の人に見られたい いかにも病人 やつれた感じは出したくないって思っていたもの…
就労時 人との関わりなどの問題
名刺交換 レジでお金を渡すとき…爪の変化 皮膚の変化
接客など人と対面するとき
医学的 整容的 心理社会的支援を用いて
外見の変化を補完し 外見の変化に起因するがん患者の苦痛を軽減する
外見の変化を補完するとは?
元に自分でなくても 苦痛が軽減され
日常生活が支障なく送れればよい
目的
BEAUTY ではなく SURVIVE
きれいに元気ではなく
その人がその人らしく生きる 社会とつながること
抗がん剤治療によって眉が薄くなる まつげが少なくなる
それによって “顔がぼんやり薄い印象”
それがもとで うつむき加減 人と目を合わせたくない 猫背になる
普段の自分を見失い自信がなく
男性でもそれは同じ
ある男性患者さんからの言葉
「この前 写真を家族で撮ったんだけれど 見た目が変だと気が付いた
髪は切った方が良いかな? どう思う?」
「帽子で保護するのことも必要ですね 他にも…手鏡を渡して…」
患者さん 手鏡の中の自分を見て
「確かに…」少し考えて 「あっ 睫毛 眉毛もない!」
で 眉毛の書き方を指導 患者さんが自分で描き始め
家族と写真を撮っても変じゃない自分が自分で作れた → 自信につながった
この日は
池山メディカルジャパンさんが参加
池山メディカルジャパンさんは
1985年から人工ボディの政策に携わっている会社
2003年から人工乳房事業に取り組むことになったそうです
きっかけは妹さんが1995年に乳がんになり左乳房を全摘したこと
いろいろな人工乳房を見たり調べたりしたけれど満足できるものが無く
「温泉に行く勇気が出ない」と術後5年ほど経って聞かされ
何とかしてあげたいと思い 人工乳房を製作することを決意
妹さんからは以下の3つの希望条件が提案され
1 洋服の上から自然に見え触っても違和感がないこと
2 普通のブラジャーが使えて ブラジャーを外した時自然に見えること
3 そのままお風呂に入ってシャワーを浴びられること
満足できるものを作り上げるに3年の月日がかかったそうです
オーダーメイドの人工乳房 人口乳首 乳房パッド
エピテーゼ(人工ボディパーツ…顔面 耳 鼻 指 他)
などを見せていただきました
人工乳房は 見た目 触感 血管も透けて見えるほどリアル
この人工乳房は
全摘後の胸に医療用粘着剤 皮膚保護剤にて装着 温泉に装着したまま入浴できるそうです
「胸を張って行こう」
アピアランスケア
爪の保護 付け爪 ウィッグ などなど
以前より工夫されたものも出ているようです
なりたい自分に近づけるために 武器を見つけて
自信をもって外とつながれますように
がんを忘れてしまうくらい
生きることに夢中になれますように
今回は
「胸を張って行こう」治療と社会生活をつなぐアピアランスケアのお話
と題して がん化学療法看護認定看護師さんのお話でした
アピアランス(APPEARANCE)容姿 外見という意味
アピアランスケアとは
抗癌剤をはじめとする薬物療法の副作用による外見の変化…脱毛、爪、皮膚の変化など
外科治療による創(きず)の変化などがもたらす患者さんのストレスなど
がん治療に伴う 外見変化にともなうケアで 患者さんのQOLを向上させる取り組み
治療に伴う芸県の変化に対し 単純に美しくすることではなく
その人らしくいられるようにサポートすること
ここ数年 とても注目されているサポートです
病気になって諦めたことはありますか?
がん患者の悩みや負担
がん治療における治療と主な外見症状
手 術 身体の一部の損失 瘢痕 浮腫
放射線治療 放射線皮膚炎 脱毛 色素異常 血管拡張 瘢痕 皮膚萎縮
薬物療法 多種多様な症状
毛髪の変化 脱毛→頭髪 眉毛 まつ毛 体毛軟毛 縮毛
皮膚の変化 色素沈着 白斑 ざ瘡様皮疹 乾燥
爪の変化 変形 変色 剥離
その他 浮腫
何故 外見に関心があつまるのか?
・制吐剤の開発などで治療の際の身体的な負担が軽減されてきた事により
外見などの心理社会的な要因に気が向けられるようになった
・入院期間短縮や通院治療環境整備が進むにつれて
社会生活を送りながら治療を継続する人が増えた
・「外見が重視される時代」となり 外見の変化をより意識させられることとなった
そうですよね
会社を辞めずに通いで化学療法を受けることができるから それに伴い悩みも多様になって
私は勤めてはいなかったけれど
できるだけ普通の人に見られたい いかにも病人 やつれた感じは出したくないって思っていたもの…
就労時 人との関わりなどの問題
名刺交換 レジでお金を渡すとき…爪の変化 皮膚の変化
接客など人と対面するとき
医学的 整容的 心理社会的支援を用いて
外見の変化を補完し 外見の変化に起因するがん患者の苦痛を軽減する
外見の変化を補完するとは?
元に自分でなくても 苦痛が軽減され
日常生活が支障なく送れればよい
目的
BEAUTY ではなく SURVIVE
きれいに元気ではなく
その人がその人らしく生きる 社会とつながること
抗がん剤治療によって眉が薄くなる まつげが少なくなる
それによって “顔がぼんやり薄い印象”
それがもとで うつむき加減 人と目を合わせたくない 猫背になる
普段の自分を見失い自信がなく
男性でもそれは同じ
ある男性患者さんからの言葉
「この前 写真を家族で撮ったんだけれど 見た目が変だと気が付いた
髪は切った方が良いかな? どう思う?」
「帽子で保護するのことも必要ですね 他にも…手鏡を渡して…」
患者さん 手鏡の中の自分を見て
「確かに…」少し考えて 「あっ 睫毛 眉毛もない!」
で 眉毛の書き方を指導 患者さんが自分で描き始め
家族と写真を撮っても変じゃない自分が自分で作れた → 自信につながった
この日は
池山メディカルジャパンさんが参加
池山メディカルジャパンさんは
1985年から人工ボディの政策に携わっている会社
2003年から人工乳房事業に取り組むことになったそうです
きっかけは妹さんが1995年に乳がんになり左乳房を全摘したこと
いろいろな人工乳房を見たり調べたりしたけれど満足できるものが無く
「温泉に行く勇気が出ない」と術後5年ほど経って聞かされ
何とかしてあげたいと思い 人工乳房を製作することを決意
妹さんからは以下の3つの希望条件が提案され
1 洋服の上から自然に見え触っても違和感がないこと
2 普通のブラジャーが使えて ブラジャーを外した時自然に見えること
3 そのままお風呂に入ってシャワーを浴びられること
満足できるものを作り上げるに3年の月日がかかったそうです
オーダーメイドの人工乳房 人口乳首 乳房パッド
エピテーゼ(人工ボディパーツ…顔面 耳 鼻 指 他)
などを見せていただきました
人工乳房は 見た目 触感 血管も透けて見えるほどリアル
この人工乳房は
全摘後の胸に医療用粘着剤 皮膚保護剤にて装着 温泉に装着したまま入浴できるそうです
「胸を張って行こう」
アピアランスケア
爪の保護 付け爪 ウィッグ などなど
以前より工夫されたものも出ているようです
なりたい自分に近づけるために 武器を見つけて
自信をもって外とつながれますように
がんを忘れてしまうくらい
生きることに夢中になれますように
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