木漏れ日

日差しがキラキラと躍ってる…

日帰り京都旅行

2016年12月03日 | 秋の旅行
11月29日 いつもの旅仲間4人連れ 7時10分発新幹線こだま号に乗車
 一路京都へ向かいました

出発少し前まで 名古屋の美術館へ行く予定でしたが
 美術館だけではちょっと寂しい やっぱり旅気分を味わいたい 京都に変更しない?

急遽京都に行くことに決まりました

会って相談する時がなく メールでやり取り
 
二条城 北野天満宮方面はどう? 
 三十三間堂にも行きたい

いろいろ案が出て

私はふと ちょっと前のクロワッサンに載っていた「京都美術散歩」を思い出し
 あの中に載っていた 白象に会いに行きたい…杉戸に描かれた絵画なんですが…

ページをめくって調べたら なんと三十三間堂のすぐ隣じゃないですか(^^♪

早速 「三十三間堂の隣にある養源院に寄りたい…」とメール 
 
あとは新幹線の中で相談しましょということで…


9時少し前 京都到着

早速 タクシーにて三十三間堂へ

 

さすが京都 着物姿の方たちがアチコチに

正式には蓮華王院(れんげおういん)国宝 といい
 正面の柱間が33あることから三十三間堂と通称されているそうです

堂内には中央の大きな中尊「千手観音座像」を中心に左右計1000体の千手観音立像がまつられています

観音像には必ず会いたい人に似た像があるとか
 ひとつひとつお顔を拝見してみるとほっそり ふっくら 男性的 うりざね顔などなど
  ホントに個性があります

次は三十三間堂の東向かいに位置する「養源院」へ



表門から本堂に至る参道は紅葉におおわれて きれいな色で迎えてくれました



ここは豊臣秀吉の側室淀殿が 父浅井長政を供養するために秀吉に願って創建されたお寺で
火災で焼失後 2代将軍徳川秀忠正室の崇源院(江姫)の願により伏見城の遺構を移して再建されたのが今の本堂だそうです

今回のお目当ては この本堂にある俵屋宗達の筆による「白象」


入場の際頂いたポストカード…4種類あってその中から1枚ずつ そのうちの2枚です

杉の扉に描かれたもので白い部分は胡粉で描かれて茶色の部分は元の杉戸の色が生かされています
 まだ見ていたい 愛嬌があるなんとも味のある白象に魅せられました 

杉戸は全8面あり 他には獅子 麒麟などが描かれています

鴬張り廊下 血天井 襖絵など みどころ満載のお寺でした

タクシーで二条城へ 
 
二条城の辺りならお食事処が在るのでは? 
 でもでも辺りにはなくって…
道を隔てた向かい側にあるANAクラウンプラザホテルを見つけ オムライスランチ



お腹を満たしたところで二条城へ
 ここは高校の修学旅行以来かも…
 
ここは徳川幕府初代将軍家康が京都御所の守護と将軍上洛の際の宿泊所として造営し
 三代将軍家光が後水尾天皇の行幸に合わせて改修したものだそうです



切妻造,桧皮葺の四脚門でその前後は唐破風造となっています
 見事な彫刻がふんだんに施された唐門をくぐり 二の丸御殿へ

見事な欄間 襖絵 絵画
 
家康と秀頼の会見 城内にて慶喜が15代将軍職を継ぎ
 二の丸御殿で慶喜が大政奉還の意思を発表した事など

歴史の重み 驚異を感じます



二の丸御殿内を見学している間に さき程まで垂れこめた雲は青空に 
 見れば足元の玉砂利も濡れていて …ザーッと降ったのだそうです
  今回はなぜか誰も傘を持っておらず 運の良いことです



お庭めぐり 冬支度 ソテツの菰掛け作業をしていました
 イチョウ並木 黄色の絨毯が美しい

そこから北野天満宮へ
 近いけれど 歩くのにはちょっと距離が…
またまたタクシーにて移動



菅原道真公をご祭神としておまつりする全国約1万2000社の天満宮 天神社の総本社

北野天満宮の境内西側には豊太閤が京都の整備事業の一環で築いた史跡の「御土居」の一部が残存しており秋にはもみじの景勝の地 紙屋川に沿って約300本のもみじが愛でられるもみじ苑になっています


 
散りもみじの絨毯
 
今年はいつまでも暑く冷えなかったから もみじの色具合が良くなく
 そこへ急に寒くなったから 枯れ始め散り始め… もう終わりの様子です
綺麗なところを選んで パチリ です



茶店で入場券についていたお茶菓子…利休居士が考案したと伝わる麩の焼きを再現したものだとか
 美味しくってお土産にしようかと伺ったら 人気で生産が追い付かないとか…残念

本殿を参拝後
 孫のhonちゃんの高校受験の合格祈願のお守りを
  Oさんも孫のYちゃんの為に頂き 無事合格を祈ったのでした

そこからまだ時間に余裕がありそうね と

金閣寺へ向かいました



お釈迦様の「舎利」をまつった舎利殿「金閣」が特に知られ金閣寺とよばれていますが
 正しくは「鹿苑寺」といい 臨済宗相国寺派の禅寺です

金閣の二層と三層は漆の上から純金の箔が貼ってあり屋根は椹の薄い板を何枚も重ねた
 こけら葺きで上には鳳凰が輝いています

一層は寝殿造で法水院 二層は武家造で潮音洞とよばれ
 三層は中国風の禅宗仏殿造で究竟頂とよばれ 三つの様式を見事に調和させた
  室町時代の代表的な建物です


 
ここには修学旅行以外でも何度か訪れたことがあります が…



こんな光景は初めて見られました
 写真では分かりにくいかも…ですが
西からの夕日に染まって 金閣寺が光るように見え 神々しい

夕方に訪れたのは初めて
 何度来ても 違った光景に出会えるものですね 

順路通り進んで 金閣寺を出る頃には 夕闇が迫り

タクシーで京都駅に



京都タワー 1964年12月に完成
 そういえばはるか昔 修学旅行で訪れた時もお目に掛りました

お土産を選び 夕飯に「京湯葉ご膳」を頂き
 19時59分発こだま号に乗車 9時半過ぎ浜松に到着
 
寺社への移動はすべてタクシーを使用したにもかかわらず本日の歩数 なんと14507歩
 疲れたけれど見どころ満載 中身の濃~い楽しい旅でした 








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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
日帰り? (ケセラセラ)
2016-12-10 14:45:27
日帰りで京都旅行とは羨ましい。
それが可能な距離なんですね。
どうも西の方の距離感が分からなくて。(^_^;)

私も高校の修学旅行は京都だったんですけど
お寺巡りばかりで覚えてるのは清水寺くらいかな。
いつかのんびり京都巡りしたいです。

紅葉が見事ですね。鮮やかでとっても綺麗。
それに観光おポイントも良いですねぇ。
私の行ってみたい所ばかりです。
ソテツの菰掛け、面白いですね。
ん?何だろ?って思いましたよ。^^
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恵まれていますよね (Rグレイ)
2016-12-11 14:28:10
ケセラセラさんこんにちは

新幹線 浜松は東京と京都のほぼ真ん中に位置するんです なので日帰りが可能なんですよ
恵まれていますよね
京都へは青春18切符で行く事もできますし
 日帰りツアーもいくつか出ています
京都は見どころがいっぱいあるから何度訪れても楽しめる所ですよね

ソテツの菰掛け 私も始めてみました
 腰みのを小さくして逆さまにした様な物を何枚も巻き付けていましたよ

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