木漏れ日

日差しがキラキラと躍ってる…

母の旅立ち

2013年05月09日 | 母のこと
4月末 母が旅立ちました

3月19日 療養型病院に転院した後
 食欲の回復は望めませんでしたが 状態は落ち着いて
面会の度に 目を開いていて
 
…総合病院に入院している時はほとんど眠っていて
  声を掛けるとふわ~っと目を開け また眠ってしまう状態でした
 

呼びかけた方向に顔を向け
「おはよう」「こんにちは」など声も出るようになり

桜の時期には「桜咲いてるよ 分かる?」
 と問えば「分かる」と答え

ある時には 
わたしが「わかる?」と言ったら「分からん」と答え 苦笑するほどでした


亡くなる前の週の月曜日には
いつものように「分かる?」と言った時に
「分かる」と反応があり…

次の日 弟が行ったときには
「又 来るから」と言ったら「頼むで…」と応えたそう

それから間もなくの日曜日の夕方
 「血圧が下がって上が70 下が計測できない状態 合わせたい人があったら…」
と病院から連絡

慌てて弟と病院に駆けつけながらアチコチに電話

妹夫婦 弟達 ひ孫のhonちゃんたちなど
 近しい人と会え 顔色も良くなり 安心したように眠り

看護婦さんにも
「皆さんに来てもらい 顔色も良くなったみたい」
と言ってもらえ

「このまま安定した状態で1週間とか過ごされることもあります でも急変する場合も…」 

面会時間まで居て 看護婦さんにあとを託してそれぞれ帰宅
 

皆に会え安心したのか 祖母の発ち日が5月4日その日が近いので祖母が迎えに来たのか
 
翌日夕方旅立ちました