木漏れ日

日差しがキラキラと躍ってる…

神戸 マウリッツ美術館展&ルミナリエ

2012年12月14日 | おでかけ

東京都美術館で「マウリッツハイス美術館展」が開催されていたのはまだ暑い頃
 浜松からも日帰りツアーがいくつか出発してました

Kちゃんと「フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」を観に行きたいね」と言ってたのですが
 なかなか都合が付かず とうとう行けずに終わってしまいました

次は神戸に行くから…と言いながら慌しい日々を過ごして…
 このままではまた終わってしまうといろいろ調べたけれどツアーは名古屋出発しか無くって…


そうだ ルミナリエの時期に合わせていくのはどうかしら?と思いつき
 JR東海ツアーズからパンフレットを貰って来たのは10月なかば頃

そして 調べてみたらルミナリエの期間って短いんですね
 12月6日~17日の12日間
土日は混むから外して… KちゃんとTさんの都合も聞いて…
 新幹線こだまのチケットとホテルがセットで取れる「ぷらっとフリープラン」
10月末に申し込み(*^^)v 


という事で 11日12日で神戸に行ってきました

JR三ノ宮駅から歩いて10分程のところに在る生田神社のすぐ前に在る「ホテル モントレアマリー」





蔦の絡まる雰囲気の在るホテル
 エレベーターの階を表わすボタンや表示板が船の舵や羅針盤?のよう
帆船の中にいるような雰囲気で統一されていました

15世紀のデンマーク王女の名を戴いた「大型帆船シャーロット・アマリー号」がテーマだそうで
 豪華帆船に乗って旅する様にとの意味が在るそうです

荷物をホテルに預けて
 神戸市博物館で開催されている「マウリッツ美術館展・オランダ・フランドル絵画の至宝」へ

 

レンブラント フェルメール ルーベンスなどなど

さすがに「真珠の耳飾の少女」の前に行くには沢山の人が列を成して…
 真珠の押さえた輝き そして青い色が色褪せず鮮やかな色を放っていて印象的

レンブラントの「シメオンの賛歌」の光
 薄暗い室内を照らす光の中 幼子イエスを抱きかかえて喜びの表情を見せるシメオン
明暗表現に目を瞠るものがあります
 最晩年に描かれた「自画像」も素晴らしく

ルーベンスの「聖母被昇天(下絵)」
 この絵の青…水色がとっても印象的 惹かれます

「フランダースの犬」の主人公ネロが足しげく通って見たと言うルーベンスの作品
 天使達に囲まれて天に召される聖母マリア
この絵だとか… 

写真では分からない本物のパワーに圧倒され目を奪われたひとときでした


博物館のすぐ近くの通りがルミナリエ点灯される通りだそう



真っ白の枠がずらっと並んで どんな光が点灯するのかしら?

まだ4時ちょっと過ぎ…点灯までには2時間近くあり
 でももうすでに点灯の瞬間を見ようと待っている人たちがアチコチに…

今ならまだ座る所も在りそう…
「此処で待つ?」暫く思案しましたが寒いし喉も渇いて…
時間までお茶をして待つことにしました

ルミナリエ見学用の通路は5時頃から仕切られて横入りできないようになり
 始まりは元町駅付近です

アチコチぐるぐる回りようやっとルミナリエのアーチが目の前に近づいて



ワ~ッ ステキ! 良いねぇ~ 綺麗~ あちこちから歓声

10数色のたくさんの色を使っているのに とっても品が良いんです

昼は真っ白だったのに…どんな風にあの色は出ているのでしょう
 寒さを忘れるほどの暖かい色合い




実はルミナリエ見学に出かけるのに
 阪神・淡路大震災犠牲者の鎮魂の為の催し ということで
  浮かれて物見遊山で行くのには迷いがありました
それは去年の大震災の時にも…

去年の大震災の後 身動きできない自分が居ましたが

暫く経ってそれは違うのではないかと思う様に
…元気な人は行動するのも一つの応援ではないのかしら?と…


そんな経緯があって今回「神戸ルミナリエ」見学に参加させて頂きました

神戸ルミナリエは震災の記憶を語り継ぎ 都市と市民の「希望」を象徴する行事
 ずっと続いていかれる事願ってます

フラワーロードの辺りの光は青っぽく
 それはそれでステキなんですが ちょっと寒そう
 
 

そこを通り過ぎ 駅方面に向かい…
 途中向こうの方にまだまだルミナリエ見学の人の列が続いていました

夕飯は神戸に来たらステーキ食べなくっちゃp(^^)q
 どのお店にしたら良いのか分からず ウロウロ
10人ほどの列が出来ているお店を発見 お値段もやさしいし(^^♪



200gを注文 お値段以上に美味しくって 大満足

ホテルまで歩き この日の歩数は15931歩
 
翌日 北野異人館街を散策

タクシーで一番奥のうろこの家の辺りまで…

実はホテルから15分ほどの位置に在ると言う事で歩こうとしたのですが
 JR東海ツアーズの方が「タクシーでうろこの家の辺りまで行くと良いですよ」
と助言して下さったのを思い出し…

タクシーで行って良かった~
 地図で見るのと実際は大違い 細く半端なく急な上り坂(@_@)
そう言えば 函館や横浜も高台に異人館って在りますね

「坂の上の異人館」前で降車 割引チケットを購入



北野外国人倶楽部 山手八番館 を経て うろこの家へ
 ここは神戸で最初に公開された異人館だそう 
建物の外壁を飾る天然石のスレートが魚の鱗の様に見えるところから「うろこの家」と呼ばれています



急なオランダ坂を踏ん張って降り

風見鶏の館 萌黄の館
 そしてベンの館 英国館 洋館長屋 旧パナマ領事館 を見て周り

この時期「サンタを探そう」イベントも開催されていました
 9つの館それぞれのどこかにサンタが隠れていて
サンタの横に書かれているアルファベットやカタカナを組み合わせたら一つの言葉になり
 それを書いて応募
一等賞は5万円の旅行券とか…

このサンタさんなかなか見つからないんです
 3人で どこに在る? あれ?かな 
絵の中にコソッと隠れてたり 影絵になっていたり…
 なんとか探し出して 旧パナマ領事館にて応募
それも楽しい思い出となりました


Kちゃん Tさんとは7年ぶりの旅行
 歩く事が多いから雨や寒波が心配されましたが…新幹線から眺めた岐阜辺りの真っ白雪景色
お天気に恵まれ おばさん3人旅はいい旅となりました