木漏れ日

日差しがキラキラと躍ってる…

笠井夏祭り

2012年08月16日 | 日々つれづれ
11日 日が変わってすぐから3時過ぎ頃まで雷が轟き響き 土砂降りの雨
 こんなに長くピカピカゴロゴロするのは珍しいことです

雷が鳴り始めた頃にパソコンのコンセントは抜いたから気持ちは安心
 まだ鳴っている まだ光っている と思いながら夢と現実を行ったり来たり  
翌日の挨拶は
 夕べの雷は凄かったね
それでも「そうだったんだってね~」と雷を知らずにグッスリ寝た人もいてビックリ!

天候不順な日々が続いています

そんな中14日~16日地元の夏祭りでした
 
8月に入ってからは子供たちが近くの公会堂に集まってお囃子の練習
 毎晩9時近くまで 太鼓や笛の音が聞えてきました 

ここ数年は 前夜祭と称して
 13日から町内を屋台を引き回しています
3日間だけでは町内くまなく回るのが難しいこともあっての事らしいです

14日
 この日の屋台引き回しは仲町 町内のみ
心配された雨も夕方からは降らず 無事に一日目終了 

15日
五穀豊穣と無病息災を願う春日神社の祭典
 春日神社の神様「甕搥之男神(たけみかづちのおのかみ)」が神社より
北東約1.5km先のお仮屋(天満宮)に渡って町内の様子をご覧になる
約140年前から続く伝統と由緒ある行事「神輿の渡御」が行われます

夜 春日神社からお仮屋へ祝砲の合図の後 雅楽の調べにのり厳粛な雰囲気の中「お神輿の渡御」が進みます
このお神輿 昔は12名の輿丁(こしちょう白装束で白丁)で担がれていましたが
 平成2年から輿車に乗せ稚児行列が綱を引いて進みます 

猿田彦大神(さるたひこおおかみ)が…皆には天狗さんの名で親しまれていますが…
沿道左右に並んで座る人々の頭上を榊の枝でお祓いしながら先導を努めます

続いて
金棒 露拂 高張 砂蒔 太鼓 大鉾 小鉾 弓 矢方 大榊 伶人 神官
 稚児 神輿 輿脇 御供櫃
そして各団体の長 等が連なり 参列者は100名近くになります




一時は参加する人数も減り危ぶまれましたが
うちの息子が中学に入った年から…もう25年前になりますか?
 お供の衆 若武者を地元の中学1年生に立志のお祝いの意味も込めて 参加を募り
又にぎやかな「お神輿の渡御」となりました

沿道には町民が座って 御神体を乗せたお神輿に家内安全や無病息災をお祈りします

お神輿様のお渡りの時間が近づくと…
 神社を出発する花火の合図が聞えたら
急いで 家事の手を止めて 家族皆で沿道まで駆けつけます 


そして行列の後ろから
 上町 西町 仲町 西の山 本町 春日町 笠井上町
の合計7台の屋台が連なってお供します



お神輿の渡御が行われる街道は 6時半から9時まで通行止め
 バスも一般の車も迂回路使用になります

そして16日の夜は環御となり
 お仮屋から春日神社へ 前日と同じ様な光景が展開されます


3日間 昼間に少し 15日夜中にはどしゃ降りになりましたが
 お神輿様のお渡りには支障がなく 屋台の引き回しも賑やかに出来ました

夜遅くまで 笛や太鼓 お囃子
 練りの声 オイショ オイショ オイショといつまでも響いていました

このお祭りが終わると 朝晩はめっきり涼しくなるのですが…
 今年はどうでしょう