木漏れ日

日差しがキラキラと躍ってる…

スペシャル!北京4日間の旅 2

2010年04月27日 | 中国旅行
2日目

ホテルの21階の窓から見る景色は靄が掛かって霞んでいます
 霧? 埃? 空はどんより曇って…

傘を持って7時50分ホテルを出発

天安門広場 朝まだ8時を少し過ぎたばかりというのにおびただしい人の列

 

天安門の南側正面に位置する毛主席記念堂に入場する為の沢山の人が幾重にも列が連なっていました

中華人民共和国建国の父といわれ1976年の没後も国民の間に畏敬の念が深い毛沢東主席の遺体は
 水晶の棺に安置され一般公開されているのだそうです
亡くなって33年経つというのに今なお生前そのままの様子で横たわっているのだとか…
 どんな技術で保存されているのでしょう

その列を横目で見ながら私達は南北880m東西500mにわたる世界最大の広場といわれる天安門広場を通って 天安門に向かいました

この天安門広場の北には 北京一の大通りがあります
 この通りなんと40kmもの長さ 直線で続いているのだそうです
またまた中国の広さに驚きです

この通り 地下道で渡り天安門へ
天安門をくぐり観光客の波にのり北に進むと故宮の正門にあたる「午門」が
 その後 人ごみの中 押されるように「太和門」も通り抜け

映画「ラストエンペラー」でおなじみ 
 故宮最大であり 正殿でもある「太和殿」が目の前に

映画のシーンがいくつか思い出され その歴史の流れを感じ 暫し感動 

東西750m 南北960mに及ぶ広大な故宮は高さ10mの城壁と幅50mの濠に囲まれ
 この中には多くの宮殿があり部屋数は8000~9000あるとか…

中国古代建築が完全な形で残されているそうです



太和殿正面真ん中の龍の彫り物のある通路は皇帝が通る場所 今でも通れないようになっています
 ここは階段がないので???どうやって通ったのかしら?

そう 皇帝は歩いては通られません 御輿に乗られて御通りになったのです

皇帝を示す「龍」数字の「9」 屋根の上の神獣も皇帝の使われる場所には
 勿論 太和殿の上にも9匹並んでいます


故宮を通り抜け その北に位置する景山公園に
 ここは故宮の濠を掘るときに出た土を積み上げできた人工の山なのだそうです 

急な階段をエッチラホッチラ
 そんな長くはないのですが半日1万歩程歩いた足にはと~ってもきつい階段

でもここから見渡す 故宮全景は なんと素晴らしい!苦労して上った甲斐がありました
 晴れて澄み切っていたらどんなに素晴らしいでしょう



お昼は四川料理 添乗員さんが「日本の四川料理とは比べ物にならないほど辛いですよ」と…
この添乗員さん横浜の大学に留学されていたから確かな情報です 心して食べよ!



どのお料理にも唐辛子がゴロゴロ入ってます
 昨日の北京料理のご飯は沢山残ったのに今回の四川料理はご飯のお替り何度か^_^;


次は西太后の夏の別荘 世界遺産の頣和園へ 
 西太后の60歳のお祝いの為に10年かけて作られた山も湖も人工の物と聞き驚きです



夕飯は北京ダック&北京料理



美味しく頂きました


夕飯後オプションで京劇観賞しました

始まる前化粧しているところも見せていただけます
 
オープニングは楽器の演奏

日本の歌舞伎と通じるところがあるようで「国劇」と言われるだけあって
 伝統に培われ鍛錬された演技はとっても素晴らしいものでした