木漏れ日

日差しがキラキラと躍ってる…

母の風邪

2010年01月26日 | 日々つれづれ
「〇〇の里ですがSさんのお宅ですか…?」

母がショートステイに出かけた日の午後 ショートステイ先からの電話

ドキッ!

今朝 トイレに行ったり移動する時に動きがシャンとしなかった事
 微熱(36.5度)あったことを思い出しながら…
 (勿論 お迎えに来てくださった方にはその事を伝えてあります)

「昼食後ちょっと具合が悪そうなので熱を測ってみたら37.5度あります
  かかりつけの医師に診断をお願いします
トイレの誘導時も自立が難しく二人がかりでやっとで…
 でも昼食は残さず食べられましたよ
受診後 医師の許可が下りればこちらは受け入れします 連れてきて下さい」との内容

ショートステイ先は医療施設ではないからこういう事象の時には呼び出され医院に連れて行くこと
もっと緊急事態の時には〇〇に入院させるということを事前に決めてあります

さあ大変!
  急ぎ弟に連絡
「午後3時の診察に間に合う時間で良いから迎えに行って受診させてほしい」事を伝え
 (…私では車椅子から車への移動が無理なので)



5時少し前 母は弟に連れられご帰還^_^;
 思っていたより帰宅に時間が掛かったので

「ひょっとしてショートステイ先に連れて行くことができたかな?」
 とちょっと期待したけれど^_^;


「肺に少し影がある しかし心配するほどではない 風邪」との診断で点滴を受け

点滴中も針を抜いてしまう恐れがあるので弟は付き添って手を押さえていたのだそう

で、「熱が上がる恐れがあるから帰宅して休んでください」とのお達し

夕飯を早めに用意して食べさせ…これが食欲は大せいで 出した物はちゃ~んと食べられ
 薬を飲み 着替えさせ 休ませ

トイレに行ったり移動するのに手の踏ん張りができない
 ちゃんと座れない 起き上がる事もできない

微熱程度でも具合が悪いと身体に力が入らなくって手こずって大変! 
 
それでも上がるかもしれないと心配された熱もそれほど高くならず
 なんとか一日目が無事に過ぎ


翌日は着替えをさせながら様子を見ながら布団の中で一日休ませ
 多少咳や鼻水が出る程度

相変わらず身体がシャンとしなくってトイレにいくのが大変  

それでも朝 昼 晩と食事は残さずちゃんと食べられ
「食べられるんだからトイレもちゃんと自分でしてよ」とついつい愚痴が口をついて出る
 

翌々日はデイサービスに行く日

朝起こしにいった時に「今日はデイサービスに行く日 どうする?」と聞くと

「行く」と…

で、早速その旨 風邪の様子と身体の具合をデイサービス先の婦長さんに電話

「お迎え行きます もし途中で具合悪くなったら緊急連絡しますから迎えに来てください」との事

早速支度 なんと元気になってきた証拠かトイレへの移動が這って行ける様になり

2日寝込んだ本人はお気に入りのデイサービスに行かれると顔付きが明るく嬉しそう
 迎えに来た介護師さんにもにこやかに話している

で、その日の夕方4時の帰宅まで無事に行く事ができました

2日間寝込んでいるときには着替えもトイレもままならず

<いよいよ寝たきり…?>

普段から覚悟はしているつもりでも
 いざ その時がきたとなると考えている以上に手も掛かり 気も掛かり
怒ってはいけないと思いつつ 腹も立ち情けなく…
 先行き不安で落ち込み 心配は増幅するばかり…


でもデイサービスに出かけた日から何とか元に戻ることができちょっと安心

うちの母の様にデイサービスに行くのが楽しみな人には
こうして出かけるのはある程度の緊張になり励みにもなりよい事であるとあらためて認識しました

とりあえず復帰してくれ ホッ!

2年前の私の入院時からするとだいぶ機能が落ちています
 こういう事を繰り返しつつ衰えていくのかな と思いを新たにしたできごとでした