木漏れ日

日差しがキラキラと躍ってる…

映画「2012」「僕の初恋をキミに捧ぐ」「カールじいさんの空飛ぶ家」「なくもんか」「沈まぬ太陽」

2009年12月27日 | 映画
慌しく日々過ぎゆき気がつけば今年もあと残すところ僅か…

honちゃんの新型インフルエンザもおかげさまで重症化することなく回復
 外出許可も下りたようです

忙しいと言いながら今月観た映画…時間を割いてでも

12月 7日(月)
「2012」

凄まじいアトラクションムービー 
マヤ暦による2012年終末説を題材に、ローランド・エメリッヒ監督が手掛けるディザスター・ムービー 地球滅亡を目の前になすすべもない人々が、巨大な自然災害から必死に逃げまどう姿を描く



監督が「これ以上は描けない」と言う
  大地震 津波 火山噴火など最新CGを駆使しての映像は大迫力です

突っ込み所や そんなに殺しちゃわなくっても…などの思いはありますが
 楽しめた作品です
こういう作品は劇場で見るのが絶対お勧め! 迫力が違いますもんね 

12月11日(金)
「僕の初恋をキミに捧ぐ」

友人Yさんに誘われて観てきました

青木琴美の同名ベストセラーコミックを映画化した純愛ストーリー

20歳まで生きられないと宣告された少年と
 彼を献身的に支えようとする少女のもどかしい恋の行方が描かれる



岡田将生君って役柄で違う顔を見せてくれますね
 彼ならではの雰囲気がでていて良いです  

四つ葉のクローバーに繭(子役)が泣きながら願うシーンにはグッときました

若いふたりの可愛い恋 病気と向き合う辛さ 切なかった


12月13日(日)
「カールじいさんの空飛ぶ家」



honちゃんと観に行きました 当然吹き替え版です

3Dを初めて観ました
日曜日ということもあり30分前のチケット購入は2人並んでの席は最前席しか空いてなく
「他にはありませんか?」の問いに中央辺りのH列Ⅰ列前後席で良ければ9番に空きが在るというのでhonちゃんを説得して…だって3Dを最前列で観るのは「どうよ?」 でしょ?

冒険家への夢をあきらめ切れずにいる78歳の老人に、驚きの出来事が巻き起こる冒険ロード・ムービー

冒頭の若かりし頃のじいさんの連れ合いの声と映像のイメージがピッタリ合っていてと~っても良かった

無口なじいさんがなんて言うか…人間として成長していくって言うか…その模様がほっこりしてよかった

観終わった後honちゃんが
 「鳥が捕まってしまった時 泣きそうになっちゃった…」

こんな風に<心を発達させる>っていうか…映画鑑賞もすてたもんじゃないですね 
又 一緒に観に来ようねって思った瞬間でした

12月14日(月) 
「なくもんか」



主人は「宇宙戦艦ヤマト」を観たいと言い
 でも私はそれには興味なくって「…ヤマト」から15分遅れで上映の「なくもんか」を観ました

幼い頃、無茶苦茶な人生を送る父に捨てられ、生き別れた兄弟がいた。
生き別れた兄弟、祐太と祐介の偶然の出会い そこから巻き起こる予測不可能な出来事の数々
 笑いと涙がテンコ盛りの、誰も見たことのない“家族”の物語 

阿部サダヲさんのいつもとはちょっと違った役 誰にも気を遣って行動する祐太 
…心の内を思うと切なく哀愁漂った役です
 
どうしようもない親父にもちょっと親心が見えたり
 いしだあゆみさんが演じるちょっと認知が混ざった祖母ちゃんが居たり
何処にもある様な家族模様を織り交ぜ 
 笑いの中に切ない想いが見え隠れ… 


実はこの映画の製作に従妹の息子H君が関わっていて

「ちょこっと出演している…もじもじ君の格好しているんだって…」と聞き

笑いながらも時々思い出し
「そうそう H君は何処に?」とキョロキョロ画面の隅々まで観てました 

居ました 居ました

映画を撮るシーンにスタッフとして出てました 薄緑のモジモジ君の格好です
 後姿だけと思っていたら顔もちゃんと映っていました

映画鑑賞後 早速従妹にメール
「観ましたよ~ ちゃんと顔も映ってH君って分かったよ」

後日 従妹がH君から送られたチケットで夫婦揃って観に行ったそうですが
「おもしろく笑って楽しく観ていたら Hが何処に出ていたか分からなかった」だって

夫婦揃ってですよ
 大笑い!

12月21日(月) 
「沈まぬ太陽」



長編の作品に時間的になかなか時間的に折り合いがつかず ようやく観に行く事ができました
 3時間20分 途中10分間の休憩 最近では珍しいですね

壮大なスケールで映画化した社会派ドラマ。日本が経済大国へと急成長した激動の時代を背景に、巨大企業に翻弄されながらも自らの信念を貫く男の姿を描く

世の中の不条理 人間のいやらしさ 正直者が損をするっていうか…でも正直者はそれを譲ったら自分が無くなってしまい生きていくのが辛くなるのだと思う
人間って怖い 周りの状況で変わってしまう…

山崎豊子さんが取材を重ねて
「登場人物 各機関・組織などを事実に基づき小説的にしたフィクション」
その原作を元に映画化
「この作品はフィクションです…」と言われてもいろいろ関連付けて考えてしまいます
それだけ重みのある内容 企業姿勢 派閥 事実が見え隠れ
 でもそれを動かせない 見えない大きな物がもどかしい 
長い映画でしたが眠くなる事はなく観ました

余談ですが 石坂浩二さんと渡辺謙さんが 新年 一番機を見送るシーン
 羽田空港の設定ですが 撮影したのはなんと気温40℃のタイ(たしか…)

石坂さんも謙さんも冬の様相 そんな過酷な中でもおふたりとも顔には一切汗を掻かず…
 
石坂さんがトーク番組の中でおっしゃっていました
 プライベートでは顔にも普通に汗を掻くけれど
仕事となると身体は汗でビッショリになっても顔には一切汗を掻かないのだそうです
 凄いプロ意識 なせばなるんでしょうかねぇ


今日ケセラセラさんのブログで 今年観た映画の本数 云々

エッ? 私は何本観たんだろ???
 そして調べてみました 

私が観賞した映画の本数を…それはなんと78本
 1月のフリーパスポート観賞した分を差し引いても56本

アホみたいな数ですネ 我ながら呆れちゃいました  

でも観賞できた事は素直に喜びです
コメント (6)
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