1月19日(土)のつぶやき(梅田「ゆかり」 その2)

@rinakko 13:01
梅田「ゆかり」にゃう。生かきのバター焼♪


@rinakko 13:16
オムレット焼きそば。オムソバなんて、学生の頃以来よ。


 美味しかったけれど、やはり多かった…。

 ご馳走さまでした♪
@rinakko 13:17
ねぎ焼きはポン酢。うちの鉄則。


@rinakko 14:04
ロシア料理店「鶴のす」の前を通る。ボルシチ付きのカキフライ定食があるようだ。自由…。
@rinakko 16:08
久世さんの『一九三四年冬―乱歩』、大好きなので買っちゃった。新潮で持ってるけれどな(ったく…)。
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1月18日(金)のつぶやき

@rinakko 07:16
おはよございまず。白湯をごきゅごきゅ。とりあえず体重は戻ったよ。冬は長いから気は抜けないが…。

@rinakko 08:43
朝ごはん。昨日、夫が買ってきてくれた♪

@rinakko 08:45
甘党じゃないと言いつつも、モンブランは好き。珈琲要だけれど。
@rinakko 15:36
いつの間にか雪が舞っている…。寒いはずだ。
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1月17日(木)のつぶやき

@rinakko 07:20
おはよございまず。白湯にゃう。久しぶりに3枚目の絹靴下が破れた(よしよし)。

@rinakko 07:28
@shiki_soleil 蓮っ葉なオンディーヌですか…。なんかちょっと想像がつくような。怖いもの見たさで読んでみたり(笑)。クラシック音楽は興味だけあって知らないことばかり…なので、青柳いづみこさんのエッセイには凄く惹かれております^^ おすすめありがとうございます~♪

@rinakko 07:38
温かい部屋でまるまってばかりいる所為か、体重が要注意な感じ。戻すというか、減らしておきたいな。最近歩いてないし…(冬ごもりかw)。

@rinakko 15:51
み、耳当てが要る…。
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1月16日(水)のつぶやき

@rinakko 07:03
【水妖記―ウンディーネ (岩波文庫 赤 415-1)/フーケー】を読んだ本に追加


 ただ、もう、好きな世界。うとりうとり…。


@rinakko 08:24
@shiki_soleil おはようございます~。ウンディーネ、ずっと気になりつつ、読んでそうで読んでなかった辺りです(笑)。アーサー・ラッカムの方も、ほ、ほしい。涎が…(ふきふき)。
@rinakko 08:26
もう一人、読んでおこうと思ったの誰だっけ。ラシーヌかな…。
@rinakko 10:01
@shiki_soleil おお、なるほど。某新訳文庫って(笑)。「水の音楽 オンディーヌとメリザンド」は、CDも素敵な内容ですのね。本の方は、あそこの図書館にあるようなので(よしよし)、借りてみようと思います。青柳いづみこさんが未読なので、ちょうどよいかも!
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多和田葉子さん、『飛魂』

 やっと読むことが出来た。『飛魂』の感想を少しばかり。

 “もしも煙をたいて虎を消そうとするならば、虎は消え、身体中の皮膚から冷ややかなサヤマチ草の芽が無数に伸び出て、この世の中からは音がなくなるだろう。煙をたかなければ、虎は毎日来るようになる。” 8頁

 素晴らしい読み応えだった。凄い、なんて凄い…と、幾度となく胸がふるえる。圧倒され立ち竦みそうになる傍から、しだく勢いで連なった言葉の力に、どっ、どっ…と押し出される按配で、のめり込んで耽溺した。特異な設定の妙味も相俟って、面白いように翻弄されるのも快感だった。
 物語の舞台は、いつの何処とも知れず。語り手でもある主人公の梨水は、書の師亀鏡が名を響かせる寄宿学校へと向かう。寄宿学校のある場所は、数百年前には、やはり亀鏡という名の虎使いの女が住んでいたという。そこで入門を許された子妹たちは、外界から隔絶され、ただ“虎の道”を究めるための日々を送る。
 全360巻の“虎の道”の原典の内容など、詳らかにされないことが多いままに、不思議な物語は語られていく。梨水をはじめ、煙花、紅石、指姫、朝鈴、粧娘、桃灰…と、子妹たちの名前は読みも定められないが、目に快い。随所に置かれた様々な造語の奥行きにも、心魅かれた。

  絡んでは解れる言葉の連なりがいつしか渦を成し、のぞき込むとくらくらする。亀鏡を取り囲む子妹たちも、女虎使いを中心にしてぐるぐる回り続けるうちに、次第にバターのように溶け合っていく。一人異質な梨水だけが、それをうち眺めているのだが…。それもまた見事な展開だった。
 他4篇は再読。よい機会になった。
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1月12日(土)のつぶやき

@rinakko 16:52

焼き鳥やに行くのです。夫待ちの連れ本はクイーンなのです。


@rinakko 18:38
ナスチーズと、こころ。
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1月10日(木)のつぶやき

@rinakko 08:03
【ペルセウス座流星群 (ファインダーズ古書店より) (創元SF文庫)/ロバート・チャールズ・ウィルスン】を読んだ本に追加

 邪悪…というのとも違うのだが、思いの外怖い話ばかりで堪能した。
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イタロ・カルヴィーノ、『レ・コスミコミケ』

@rinakko 10:02
【レ・コスミコミケ (ハヤカワepi文庫)/イタロ・カルヴィーノ】を読んだ本に追加
 
 “新月のときは、まっ黒いこうもり傘が風にころころ吹かれてゆくみたいに、空を転がっていく。三日月になると、今にも岬の頂きを刺し通して引っかけてやろうとでもいうように、角を低くかまえてやって来たものだ。” 9頁

 面白かった!これも好き! 宇宙の誕生から生き続けているQfwfq老人の、驚きの詰まった昔語り(語るかたる…)。とりわけ好きだったのは、「月の距離」。大潮を待ちかね、月の真下までコルクの小舟を漕いで脚榻を立てて月にのぼる一族。月の引力に持ち上げられる銀色の海の眺めと言ったら…! 他にお気に入りは、「ただ一点に」や「いくら賭ける?」、「恐龍族」。好みという点では、「光と年月」がツボだった。笑って笑って、最後にほろりと儚い気分にさせられたのが、忘れがたい余韻になった。

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1月8日(火)のつぶやき(読んだ本、『ブラウン神父の不信』)

@rinakko 00:17
@kyatzbee あ、それは私も概ね同じです^^ 文章は好きだけれど、選ぶ世界がさほどかぶってない…気がします。凄く、凄く微妙なのですが(笑)。


@rinakko 08:32
【ブラウン神父の不信 (創元推理文庫)/G.K.チェスタトン】を読んだ本に追加


 居合わせた人物の話だけで真相にたどり着く「犬のお告げ」は、犯人の動機がチェスタトンらしくて面白い。やはり逆説めくなぁ…と。とりわけ好きだったのは、おどろおどろしい雰囲気の「金の十字架の呪い」や「翼ある剣」。あとは「ダーナウェイ家の呪い」と「ギデオン・ワイズの亡霊」もよかった。“わたしが疑っているのは超自然的な部分じゃない。その自然の部分なのですよ。”
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12月に読んだ本

12月の読書メーター
読んだ本の数:11冊
読んだページ数:3489ページ

▼読んだ本
雪〔新訳版〕 (上) (ハヤカワepi文庫)雪〔新訳版〕 (上) (ハヤカワepi文庫)
読了日:12月29日 著者:オルハン パムク
大奥 (第1巻) (JETS COMICS (4301))大奥 (第1巻) (JETS COMICS (4301))
読了日:12月29日 著者:よしなが ふみ
ドン・リゴベルトの手帖 (中公文庫)ドン・リゴベルトの手帖 (中公文庫)
ふふふ、こちらも素晴らしく面白かった。幻想も官能も更に磨きがかかっており、えも言われぬ酩酊感を堪能した。エロスと想像の翼の閃き! とりわけこちらでは、ドン・リゴベルトの活躍(?)が愛おしい。類まれな偏愛症といい、儀式と空想の世界といい、ルクレシアを恋う狂おしさといい。フォンチートのエゴン・シーレへの傾倒ぶりと、画家の人となりや絵画をめぐる考証にも引き込まれた。そして麗しのルクレシアは、艶やかな七変化。既にあることが起きてしまった後の話でありながら、最後の最後まで息を吐かせない展開なのには、ほとほと舌を巻く
読了日:12月26日 著者:マリオ・バルガス=リョサ
夜な夜な天使は舞い降りる (はじめて出逢う世界のおはなし チェコ編)夜な夜な天使は舞い降りる (はじめて出逢う世界のおはなし チェコ編)
チェコに惹かれて手にとった。プラハのとあるバロック様式の教会にて、夜な夜な集まっては、ミサ用ワインの在庫を失敬する守護天使たち。彼らのお喋りの内容は、各々が見守る人々のこと…という設定は微笑ましいものの、いささかの物足りなさは否めなかった。ちょっと重たい本の後だったので、それはよかったかも知れない。目に見えない天使と、守られているあるじとの不思議な結び付き。そんな中で好きだったのは、「あるじを裏切った天使」「シャム双生児の物語」「幸運の子ども」「天使の味」。訳者あとがきを読み、他の作品を読んでみたくなった
読了日:12月23日 著者:パヴェル ブリッチ
終わりの感覚 (新潮クレスト・ブックス)終わりの感覚 (新潮クレスト・ブックス)
とても素晴らしかった。記憶と時間とは、どうにもならないことにおいて最たるもの。記憶を歪めるのは果たして罪なのか、本当のことを知らぬままにしておくことは…?と、途中でしばし立ち尽くす。そして、命ある限りは何処までもつきまとう痛みについて、その痛みと供に歩み続けるしかない人生について、静かに思いをめぐらせた。長い物語ではないが、無音の場所に身を沈めていくような読み応えがある。最後の最後に明るみにされた真相の重みに対峙し、あらためてタイトルの意味を考えていると、遣る瀬無い悲哀が胸に迫る。でも、読んでよかった…
読了日:12月21日 著者:ジュリアン バーンズ
十蘭ビブリオマーヌ (河出文庫)十蘭ビブリオマーヌ (河出文庫)
満喫した。とりわけ好きだったのは、「レカミエー夫人」と「妖婦アリス芸談」、歴史ものでは「凋落の皇女の覚書」。「あめりか物語」は、苦い読後感が疼く。からりとして粋な話、それでいてふるっている話の方が、どちらかと言えば私は印象に残り易いようだ。
読了日:12月21日 著者:久生 十蘭
ピース・オブ・ケーキとトゥワイス・トールド・テールズピース・オブ・ケーキとトゥワイス・トールド・テールズ
久方ぶりの金井さん。素晴らしかった。過ぎし日々の記憶が寄り集まり、褪色して久しいモザイク模様を成す。次々に差し出される断片を、上手く継ぎ合わせるのは容易ではないが、敢えてそれを読む楽しさが全篇に行き渡っていた。思いがけない繋がりを見せては押し広げられていく、独特な語り。何処へ流れ着くとも知れず運ばれていく感覚が、忘れがたい。始めに魅了されたのは、子どもの頃の語り手の目に映る、母親や伯母と供に過ごす洋裁室の様子だった。“共布のクルミボタン”に“ピンタック”、“ギャザーとドレープ”、“ミモザ柄のローン”…。
読了日:12月19日 著者:金井 美恵子
失われた時を求めて(2)――スワン家のほうへII (岩波文庫)失われた時を求めて(2)――スワン家のほうへII (岩波文庫)
「スワンの恋」と「土地の名―名」の巻。昔これで挫折したのもむべなるかな…という内容で、今読めば凄く面白かった。容姿も性格も全く好みではない相手なのに、ずぶずぶと深入りしてしまう恋のからくり。己に都合よく作り上げた虚像しか見ようせず、まるで人が変わったように何処までも入れ込んでいくスワンの恋。多かれ少なかれ誰もがそうなるかも知れないけれど、ここまで誇張されていると、相当に天の邪鬼な恋物語だな…と思ったり。で、そこが面白い。主人公とスワンの類似点も、これからますます見えてくるのね(溜息)。
読了日:12月12日 著者:プルースト
フングス・マギクス―精選きのこ文学渉猟フングス・マギクス―精選きのこ文学渉猟
すこぶる面白かった。茸尽くしで大満足だ。そも“きのこ文学”とは何ぞ…というとば口から、森の奥深く踏み入るが如くに、茸という視点から文学を見つめ直す驚きのエッセイである。まず、文学者にインスピレーションを与える要素として、茸の中間性、魔術性、遇有性、多様性が挙げられ、各々の観点に沿って古今東西の文学が取り上げられる。『不思議の国のアリス』、イテリメン族の神話、『田紳有楽』…。あっ!と思わず声を上げたのは、ソローキンの『ロマン』。印象的だった場面に触れているので、言われてみれば…と、がくがく頷きまくったことよ
読了日:12月07日 著者:飯沢 耕太郎
世界が終わるわけではなく (海外文学セレクション)世界が終わるわけではなく (海外文学セレクション)
シュールでキュートで面白楽しかった! 思いがけない繋がりで、ゆるゆる結び合わされた12篇。散りばめられた神話のイメージが、世界を包み込む。曙の女神、月の女神、銀のサンダル…。まず1話目で、きゅっと掴まれた。蜂蜜売り場やラウンジでの、その変具合が妙に心惹く女友達の会話。とめどない2人の妄想と、大変なことになっていく町の状況とが、明後日の方を向いたまま進んでいくのが、堪らない読み心地だった。他、とりわけ好きなのは「テロメア」「予期せぬ旅」「猫の愛人」「時空の亀裂」「プレジャーランド」。締めくくりの余韻も大好き
読了日:12月06日 著者:ケイト・アトキンソン
ボウエン幻想短篇集ボウエン幻想短篇集
とても素晴らしかった。読むのに随分と時間がかかったが、何故かと問うまでもない。文章の一つ一つ、そこに置かれた言葉の一つ一つが、まるで硬水のように重たい喉越しだ。弾かれた水玉が、ゆっくりと黒い沁みになるように、描かれたイメージを心に浸透させるのに時間のかかる、そんな文章ばかりが待ち受けている。始めは読み辛く感じたけれど、讃嘆の思いに変わった。とりわけ好きだったのは、ある出来事をきっかけに夢遊病に悩まされていた新妻の話「林檎の木」と、15歳の少女が分水嶺のような夏の一日を過ごす「闇の中の一日」。きつい美しさ。
読了日:12月04日 著者:エリザベス・ボウエン
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