7月に読んだ本

2015年7月の読書メーター
読んだ本の数:25冊
読んだページ数:6916ページ

アクロイド殺し (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)アクロイド殺し (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)の感想
再読。初読は14の頃で偶々この作品が初ポワロだったのを思い出し、しみじみしてしまった。当時はただただ驚愕(と些かの不満)でぼーーっとなりながら読み終えて、その後じわじわ怖くなったなぁ…。そして今回、犯人がわかっていてもとても面白くて唸らされた。シェパード医師によるエクリチュール効果ってこういうことか…と気付かされる箇所が幾つもあり、彼は充分に怪しい。これは注意して読んでいたらわかるのではないかと、今なら。ラルフとフローラ、そしてシェパードについての、“性格の弱さ”とか“弱い人間”という言葉が殊に印象に残る
読了日:7月31日 著者:アガサクリスティー
来訪者〔新訳版〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫)来訪者〔新訳版〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
読了日:7月30日 著者:ロアルド・ダール
教会で死んだ男(短編集) (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)教会で死んだ男(短編集) (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
読了日:7月29日 著者:アガサ・クリスティー
ロリア侯爵夫人の失踪 (フィクションのエル・ドラード)ロリア侯爵夫人の失踪 (フィクションのエル・ドラード)
読了日:7月28日 著者:ホセ・ドノソ
失われた時失われた時
読了日:7月27日 著者:グザヴィエ・フォルヌレ
恐竜の世界 (学研の図鑑)恐竜の世界 (学研の図鑑)の感想
コンパクトながらとても充実した一冊。2年前の発行。手元に置いてぱらぱら拾い読んでいたが、内容が古くなってしまう前に通読しておこうと。進化した恐竜の姿には、なぜそんなことになった…と思わされるものも多く、中でも今回は、“掃除機のように草を食べる竜脚類”ニジェールサウルスの口の形が面白かった。
読了日:7月25日 著者:
旅の冒険―マルセル・ブリヨン短篇集旅の冒険―マルセル・ブリヨン短篇集の感想
再読。
読了日:7月24日 著者:マルセルブリヨン
クリングゾールをさがしてクリングゾールをさがして
読了日:7月23日 著者:ホルヘボルピ
グルブ消息不明 (はじめて出逢う世界のおはなし―スペイン編)グルブ消息不明 (はじめて出逢う世界のおはなし―スペイン編)の感想
いやはや面白かった! 肉体のない形(純粋知性、ですって…)でやって来た二人組宇宙人、任務を果たすべく地球人同様の肉体をまとい目立たないように潜入…のはずが、あっという間にグルブ行方不明。で、その相棒を捜すもう一人の奮闘迷走ぶりがあまりにもぐだぐだでシュールで(勝手がわからないから仕方ないけど)、もう笑いっぱなしよ。そこでは当たり前の現実が、宇宙人の立場ではすこぶる不条理…というのはだんだん妙に同情してしまったが。結構悪目立ちしながらバルセローナ市街地をめぐり歩きまくるので、地図を見ながら読み進むのも楽しく
読了日:7月21日 著者:エドゥアルド・メンドサ
太宰治の辞書太宰治の辞書の感想
昔大好きで繰り返し読んだシリーズ、こんな再会があろうとは思っていなかったので、何だか感慨一入だわ…と嬉しく読んだ。それぞれに時間が流れてやっと会えた旧友みたように、こんな風に落ち着いたのか…としみじみしたり、相変わらずだなぁ…と笑ってしまったりの楽しいひと時だった。太宰治を少ししか読んでこなかったので、「女生徒」と出会えたのもとてもよかった。しかも正ちゃんが“高校生の時にはまった”作品で、そのらしさにもまた胸がきゅっとなる。
読了日:7月19日 著者:北村薫
柑橘類と文明: マフィアを生んだシチリアレモンから、ノーベル賞をとった壊血病薬まで柑橘類と文明: マフィアを生んだシチリアレモンから、ノーベル賞をとった壊血病薬まで
読了日:7月18日 著者:ヘレナアトレー
妖魔の戯れ (ハヤカワ文庫FT)妖魔の戯れ (ハヤカワ文庫FT)
読了日:7月16日 著者:タニスリー
女生徒女生徒
読了日:7月16日 著者:太宰治
熱夢の女王〈下〉 (ハヤカワ文庫FT)熱夢の女王〈下〉 (ハヤカワ文庫FT)の感想
素晴らしい読み応え。
読了日:7月14日 著者:タニスリー
熱夢の女王〈上〉 (ハヤカワ文庫FT)熱夢の女王〈上〉 (ハヤカワ文庫FT)
読了日:7月13日 著者:タニスリー
リスタデール卿の謎 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)リスタデール卿の謎 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
読了日:7月11日 著者:アガサクリスティー
小春日和(インディアン・サマー) (河出文庫―文芸コレクション)小春日和(インディアン・サマー) (河出文庫―文芸コレクション)の感想
再読。懐かしくて楽しかった!
読了日:7月10日 著者:金井美恵子
幻影の城館幻影の城館の感想
再読。こちらも大好きな作品。林苑の静寂と幻想にしばし浸る…(そして戻ってきた)。己の来し方を振り返っても倦んだ気持ちになるばかり…そんな主人公が踏み入ったのは、緑の波立つ林苑や、音楽を奏でる離れ家、そして魅了されてやまない〈幻影の城館〉だった。なぜ、かの地を訪れ彷徨い続ける日々が彼にとって《イニシエーションの旅》なのか、読み進むにつれ少しずつ沁みるようにわかってくる。時間の止まった場所は、その幻めいた儚さ故に美しいけれど、戻らないとね…。
読了日:7月9日 著者:マルセルブリヨン
アメリカ大陸のナチ文学 (ボラーニョ・コレクション)アメリカ大陸のナチ文学 (ボラーニョ・コレクション)の感想
ただただ圧倒される。
読了日:7月7日 著者:ロベルト・ボラーニョ
じゃじゃ馬馴らし シェイクスピア全集20 (ちくま文庫)じゃじゃ馬馴らし シェイクスピア全集20 (ちくま文庫)
読了日:7月6日 著者:ウィリアムシェイクスピア
おしどり探偵 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)おしどり探偵 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
読了日:7月4日 著者:アガサ・クリスティー
タイコたたきの夢タイコたたきの夢
読了日:7月3日 著者:ライナーチムニク
フェアニリーの黄金 (子ども図書館)フェアニリーの黄金 (子ども図書館)
読了日:7月3日 著者:アンドリュー・ラング
恋人たち/降誕祭の夜 金井美恵子自選短篇集 (講談社文芸文庫)恋人たち/降誕祭の夜 金井美恵子自選短篇集 (講談社文芸文庫)
読了日:7月2日 著者:金井美恵子
薔薇とハナムグリ シュルレアリスム・風刺短篇集 (光文社古典新訳文庫)薔薇とハナムグリ シュルレアリスム・風刺短篇集 (光文社古典新訳文庫)
読了日:7月1日 著者:モラヴィア

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