11月1日(金)のつぶやき(読んだ本、『ピサへの道』)

@rinakko 08:45
おはよございまず。そろそろお出かけ。藤野さんまで見られないよう。

@rinakko 13:03
「危険なプロット」観た。いやはー、面白かった! ぐほほっ。


@rinakko 16:44
【ピサへの道 七つのゴシック物語1 (白水Uブックス 海外小説 永遠の本棚)/イサク ディネセン】を読んだ本に追加
 すこぶる面白く読んだ。どの話もとても好き。たとえば一つの話の中で、呼び寄せ合ったかの如く次々に個々の物語が連なっていくかと思えば、聖俗の境界が失われていくような不思議な展開に目を丸くした。本物と偽物間のゆらぎ、そしてそれが反転した時に見えてくるもの…という流れもツボだった。
 落としどころがこれまた心憎く、最後の1行にたどり着いてからの、来し方を振り返る余韻の深さも忘れがたい。とりわけ以前から読んでみたかった「猿」のラストにはかなり意表を突かれたが、呆気にとられた後のじわじわ効いてくる感じが素晴らしかった。
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