本が好き!な、りなっこのダイアリーです。週末は旦那と食べ歩き。そちらの報告も。
本読みの日々つらつら
カレンダー
2013年11月 | ||||||||
![]() |
||||||||
![]() |
||||||||
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | ||
![]() |
||||||||
1 | 2 | |||||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | ||
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | ||
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | ||
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | ||
![]() |
||||||||
![]() |
||||||||
![]() |
||||||||
|
goo ブログ
![にほんブログ村 本ブログへ](http://book.blogmura.com/img/book88_31_1.gif)
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/8d/6f8d5b20cb6265aa7d531e46affd971b.png/imghttp://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/8d/6f8d5b20cb6265aa7d531e46affd971b.png.jpeg?)
過去の記事
カテゴリ
読んだ・国内の小説(759) |
読んだ・小説以外(584) |
読んだ・海外の小説(1470) |
my favorite things(4) |
食べた(830) |
おうちで食べた(77) |
観た(107) |
聴いた(3) |
つぶやいた(918) |
月別の読んだ本まとめ(144) |
著者別インデックス(0) |
最新の投稿
最新のコメント
読書ログ/7月15日(火)のつぶやき |
松村順/マルグリット・ユルスナール、『黒の過程』 |
りなっこ/2月25日(火)のつぶやき |
すけさん/2月25日(火)のつぶやき |
りなっこ/松浦理英子さん、『奇貨』 |
陽佑/松浦理英子さん、『奇貨』 |
りなっこ/マリオ・バルガス=リョサ、『アンデスのリトゥーマ』 |
モーラ/マリオ・バルガス=リョサ、『アンデスのリトゥーマ』 |
りなっこ/8月に読んだ本 |
きし/8月に読んだ本 |
最新のトラックバック
〈お気に入りのリンク〉
goo
最初はgoo |
待宵草子
海明さん |
ひまわり堂 本棚とその周辺
ひまわり堂さん |
学生さんの呟き
琴子さん |
☆GREEN HEART☆
ことはさん |
ゆっくりと世界が沈む水辺で
きしさん |
浅草文庫亭
showさん |
麦子さんといっしょ
麦子さん |
硝子陽、しゅすおり
別館 |
プロフィール
goo ID | |
rinakko_may![]() |
|
性別 | |
都道府県 | |
自己紹介 | |
夫と気ままな二人暮らしです。 |
検索
![rinakkoの最近読んだ本](http://book.akahoshitakuya.com/bp_image/640/4839.jpg)
gooおすすめリンク
![]() |
URLをメールで送信する |
(for PC & MOBILE) |
![]() |
![]() |
ロベルト・コトロネーオ、『オートラント綺譚』
『オートラント綺譚』の感想を少しばかり。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/80/88e8cab06c1c465abcb05f5a31d44254.jpg)
“悪魔たちが姿を現わす決心をする、あの正午の時間をもう知っていた、と言っておこう。” 5頁
タイトルから興味津々になった。ウォルポールの作品との繋がりが気になるところで。観念小説で幻想譚。夢とも現ともつかぬ境地へいざなう、不思議な話だった。
運命に忍従し大生贄となり、凄まじいやり方で殺害されたという殉教者たちの都オートラント。大聖堂のモザイク修復の為にやって来た主人公は、虐殺命令を出した高官と同じ名の男を始め、姿を現す幽霊たちと交流する。なぜオートラントなのか。語り手とオートラントを結びつけたのは何だったのか…。その答えは、繙かれる母の家族の歴史にあった。
オートラントを彷徨い、オートラントに捕り込まれる悪夢めく眩暈感。ダイヤモンド研磨術を修得した先祖のこと、盲目のオルガン奏者、アーサー王の王冠…と、謎めいた作風は堪能した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/80/88e8cab06c1c465abcb05f5a31d44254.jpg)
“悪魔たちが姿を現わす決心をする、あの正午の時間をもう知っていた、と言っておこう。” 5頁
タイトルから興味津々になった。ウォルポールの作品との繋がりが気になるところで。観念小説で幻想譚。夢とも現ともつかぬ境地へいざなう、不思議な話だった。
運命に忍従し大生贄となり、凄まじいやり方で殺害されたという殉教者たちの都オートラント。大聖堂のモザイク修復の為にやって来た主人公は、虐殺命令を出した高官と同じ名の男を始め、姿を現す幽霊たちと交流する。なぜオートラントなのか。語り手とオートラントを結びつけたのは何だったのか…。その答えは、繙かれる母の家族の歴史にあった。
オートラントを彷徨い、オートラントに捕り込まれる悪夢めく眩暈感。ダイヤモンド研磨術を修得した先祖のこと、盲目のオルガン奏者、アーサー王の王冠…と、謎めいた作風は堪能した。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )