バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

NKT細胞リガンドをパルスした抗原提示細胞による抗腫瘍療法の有効性の予測方法

2015年12月20日 | 医療 医薬 健康
出願人: 国立大学法人 千葉大学, 高信化学株式会社
発明者: 本橋 新一郎, 中山 俊憲, 沖田 幸祐

出願 2009-200911 (2009/08/31) 公開 2011-050285 (2011/03/17)

【要約】【課題】NKT細胞リガンドをパルスした抗原提示細胞による抗腫瘍療法の有効性を予測する方法を提供すること。【解決手段】対象患者へのNKT細胞リガンドをパルスした抗原提示細胞による抗腫瘍療法の適用による、(a)対象患者から単離されたT細胞におけるLTB4DHの発現レベル、(b)対象患者から単離されたNK細胞におけるDPYSL3の発現レベル、及び(c)対象患者から単離されたNK細胞におけるC13orf15の発現レベルからなる群から選択される少なくとも1つの発現レベルの変化を測定することにより、NKT細胞リガンドをパルスした抗原提示細胞による抗腫瘍療法の有効性を予測することが可能となる。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2011050285/



教育済みNKT細胞及び免疫関連の障害の治療におけるその使用

2015年12月20日 | 医療 医薬 健康
出願人: エンゾー セラピューティクス, インコーポレイテッド, Enzo Therapeutics, Inc.
発明者: イラン,ヤロン, マルガリート,マヤ, エリナブ,エラン

出願 2006-533946 (2004/09/20) 公開 2007-533633 (2007/11/22)

【要約】本発明は、かかる治療を必要としている哺乳類の対象における免疫関連又は免疫介在性の障害を治療するための方法に関する。この方法は、適切な手段により、前記対象の体内でNKT細胞集団を操作する工程を含み、NKT細胞集団の前記操作の結果、Th1/Th2バランスは抗炎症性サイトカイン産生細胞に向かって変調されることになる。NKT細胞集団の操作は、適切な手段による前記細胞の枯渇によってか、又は代替的には、ex vivo教育済みNKT細胞がTh1/Th2バランスを抗炎症性サイトカイン産生細胞に向かって変調させる能力を有するような形でのNKT細胞のex vivo教育によって、実施可能である。該発明はさらに、哺乳類の対象の免疫関連又は免疫介在性の障害の治療用の薬学組成物にも関する。これらの組成物は、ex vivo教育済みNKT細胞を有効成分として含んでいる。該発明はさらに、ex vivo教育済みNKT細胞及び免疫関連又は免疫介在性の障害の治療におけるその使用を提供している。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/t2007533633/

新規メカニズムに基づくアレルギー性疾患等の免疫疾患の予防・治療薬

2015年12月20日 | 創薬 生化学 薬理学
IL-21産生誘導剤
出願人: 独立行政法人理化学研究所
発明者: 原田 通成, 谷口 克, 清野 研一郎

出願 2005-089683 (2005/03/25) 公開 2006-265212 (2006/10/05)

【要約】【課題】新規メカニズムに基づくアレルギー性疾患等の免疫疾患の予防・治療薬等を提供すること。【解決手段】TLRリガンド等の樹状細胞におけるIL-12産生を誘導し得る物質を有効成分として含有してなる、IL-21産生誘導剤が提供される。本発明の剤は特にNKT細胞におけるIL-21産生を強力に誘導し、アレルギー性疾患等の免疫疾患の予防・治療に有用である。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2006265212/

免疫原性ペプチド

2015年12月20日 | からだと遺伝子

感染症、自己免疫疾患、同種因子に対する免疫応答、アレルギー性疾患、腫瘍、移植片拒絶反応、および、遺伝子療法または遺伝子ワクチン接種のために使用されるウイルスベクターに対する免疫応答の予防および/または治療における使用のための免疫原性ペプチド

出願人: イムナテ・ソシエテ・ア・レスポンサビリテ・リミテ, IMNATE SARL
発明者: サン-レミ,ジャン-マリー

出願 2013-540353 (2011/11/24) 公開 2014-501508 (2014/01/23)

【要約】感染性疾患、自己免疫疾患、同種因子の投与に対する免疫反応、アレルギー性疾患、腫瘍の治療、移植片拒絶反応の予防、および、遺伝子療法または遺伝子ワクチン接種で用いられるウイルスタンパク質に対する免疫化の予防に使用するための、活性を増加させるための、CD4+ナチュラルキラーT(NKT)細胞により認識されるエピトープを含有する新たなペプチドを記載する。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/t2014501508/

IL-17RB陽性NKT細胞を用いたアレルギー性気道炎症・気道過敏症の治療薬のスクリーニング方法

2015年12月20日 | アレルギー アトピー
IL-17RB陽性NKT細胞を用いたアレルギー性気道炎症及び/又は気道過敏症の治療薬のスクリーニング方法
出願人: 独立行政法人理化学研究所
発明者: 渡会 浩志, 谷口 克

出願 JP2008065569 (2008/08/29) 公開 WO2009069355 (2009/06/04)

【要約】新規なアレルギー性気道炎症及び/又は気道過敏症の治療薬を得る為のスクリーニング方法、新規な作用機序を有するアレルギー性気道炎症及び/又は気道過敏症の治療薬、ならびにそれらを開発し得る種々の手段等の提供。IL-17RB陽性NKT細胞を用いることを特徴とする、アレルギー性気道炎症及び/又は気道過敏症の治療薬のスクリーニング方法、及びIL-17RB陽性NKT細胞のTh2細胞様の機能を阻害又は除去し得る物質を有効成分として含有するアレルギー性気道炎症及び/又は気道過敏症の治療薬。Astamuset特許資料 WO 2009



「DHAやEPAが体脂肪抑える」仕組み解明 京大など

2015年12月20日 | 医療 医薬 健康
朝日新聞デジタル 12月18日(金)5時46分配信

 魚油を多くとると、太りにくくなる――。魚油に含まれるDHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)が、体脂肪を減らす仕組みを、京都大などの研究チームがマウスを使った実験で解明した。英科学誌「サイエンティフィック・リポーツ」電子版に17日、掲載された。

 DHAやEPAは、体脂肪を増やしにくくしたり、様々な病気を予防したりすると報告されているが、詳しい仕組みは分からなかった。

 京大の河田照雄教授(食品機能学)らは、DHAやEPAを加えた高脂肪の餌をマウス群に10週間食べさせ、高脂肪の餌だけを与えた群と比べたところ、内臓の脂肪が15~25%少ない一方、「UCP1」というたんぱく質は4倍多くなっていた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151218-00000008-asahi-sci