バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

iPS細胞の樹立方法および幹細胞の長期維持方法

2015年12月09日 | 細胞と再生医療

出願番号 特願2014-087314 出願日 平成26年4月21日(2014.4.21)
公開番号 特開2015-123079 公開日 平成27年7月6日(2015.7.6)

優先権データ: 61/920868 ( 2013.12.26) US

発明者:岡本 哲治・山崎 佐知子・嶋本 顕・田原 栄俊
出願人:国立大学法人広島大学

発明の概要 【課題】フィーダー細胞を用いずに、無血清培養条件下でiPS細胞を製造すること、ならびにフィーダー細胞を用いずに、無血清培養条件下でiPS細胞などの幹細胞の未分化状態および分化多能性を長期間維持できる培養法を提供する。
【解決手段】リプログラミング処理を施した体細胞を、好ましくはフィブロネクチンを接着因子として用いて、無血清培地中でフィーダー細胞を用いずに培養することにより人工多能性幹細胞(iPS細胞)を誘導することを特徴とするiPS細胞の製造方法、ならびにフィーダー細胞を用いずに、無血清培地中に腫瘍増殖因子-β(TGF-β)ファミリーに属する蛋白を添加して幹細胞を継代培養することを特徴とする、幹細胞の未分化状態および分化多能性を維持する方法。 J-Store >>国内特許コード P150012607

多能性幹細胞から、無血清培地中で骨細胞、軟骨細胞又は筋肉細胞を分化誘導する方法

2015年12月09日 | 細胞と再生医療
骨格筋細胞又は骨細胞の誘導法
出願人: 国立大学法人名古屋大学
発明者: 磯部 健一, 桜井 英俊

出願 JP2009063309 (2009/07/17) 公開 WO2010008100 (2010/01/21)

【要約】この発明は、多能性幹細胞から、無血清培地中で骨細胞、軟骨細胞又は筋肉細胞を分化誘導する方法に関し、具体的には、哺乳動物由来の多能性幹細胞をBMP4含有無血清培地で培養してPDGFRα陽性中胚葉前駆細胞を誘導し、骨細胞又は軟骨細胞へ分化する方法、並びに、多能性幹細胞をBMP4含有無血清培地で培養したのち、BMP4非存在、LiCl存在下の無血清培地で培養しPDGFRα陽性骨格筋前駆細胞へ分化誘導することを含む骨格筋細胞の形成方法に関する。

http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/s2010008100/

動物トランスジェニック幹細胞の単離、選択、および増殖

2015年12月09日 | 医療 医薬 健康
出願人: ザ・ユニバーシティ・コート・オブ・ザ・ユニバーシティ・オブ・エディンバラ, The University Court of the University of Edinburgh
発明者: スミス,オースティン ゲラルド, マウントフォード,ピーター スコット

出願 2005-195670 (2005/07/05) 公開 2005-323609 (2005/11/24)

【要約】【課題】インビトロで胚性幹細胞お単離し、培養及び維持する方法を提供する。【解決手段】動物幹細胞が、ゲノムに選択マーカーを含む細胞を培養することにより得られそして維持される。この選択マーカーの特異な発現は、非幹細胞と比較して所望の幹細胞の選択的な生存および/または分割を可能にする。この選択マーカーは、抗生物質耐性遺伝子、成長刺激遺伝子、成長因子遺伝子、成長因子レセプター遺伝子、シグナル形質導入遺伝子または細胞死を阻止する分子をコードする遺伝子であり得る。

http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2005323609/



誘導性間葉系幹細胞およびその作製方法

2015年12月09日 | 細胞と再生医療
出願人: 国立大学法人広島大学, 株式会社ツーセル
発明者: 加藤 幸夫, 河本 健, 西村 正宏, 辻 紘一郎

出願 2009-115378 (2009/05/12) 公開 2012-143158 (2012/08/02)

【要約】【課題】ヒトの胚またはES細胞を利用することなく、間葉系幹細胞と同様の自己複製能および分化能を有する細胞を提供すること。【解決手段】特定の塩基配列を有する遺伝子の少なくとも1つを細胞に導入する工程を包含する方法によって、誘導性間葉系幹細胞を作製する方法、並びに作製するためのキット。前記遺伝子の発現を検出することによって、誘導性間葉系幹細胞を検出する方法、並びに検出するためのキット、検出するためのマイクロアレイ、並びに、間葉系幹細胞の分化能を制御する因子をスクリーニングする方法。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2012143158/



マイクロドロップ法による細胞培養において、多様な培養液量に対応可能な細胞培養容器

2015年12月09日 | 医療 医薬 健康
細胞培養容器
出願人: 大日本印刷株式会社
発明者: 赤井 智紀, 籠田 将慶, 馬塲 琢磨

出願 2014-064131 (2014/03/26) 公開 2014-207897 (2014/11/06)

【要約】【課題】マイクロドロップ法による細胞培養において、多様な培養液量に対応可能であり、かつ安定な培養液のドロップを形成できる細胞培養容器を提供する。【解決手段】本発明は、上面が開口した細胞培養容器であって、底部に、細胞および培養液を収容するための凹部、および凹部の開口端から外縁に進むに従って高くなるように形成された壁部からなる培養液収容部、を有し、凹部の側面が、凹部の底面から外縁に進むに従って高くなるように形成されており、凹部の底面と側面とのなす角度θ1が、培養液収容部の壁面と凹部の底面とのなす角度θ2より大きく、θ1が75°以下である、前記細胞培養容器に関する。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2014207897/

動物トランスジェニック幹細胞の単離、選択、および増殖

2015年12月09日 | 細胞と再生医療
出願人: ザ・ユニバーシティ・コート・オブ・ザ・ユニバーシティ・オブ・エディンバラ, The University Court of the University of Edinburgh
発明者: スミス,オースティン ゲラルド, マウントフォード,ピーター スコット

出願 2007-139498 (2007/05/25) 公開 2007-252387 (2007/10/04)

【要約】【課題】動物幹細胞を単離するおよび/または濃縮するおよび/または選択的に増殖する方法、該方法に用いる遺伝学的に改変された動物細胞および動物、このような細胞の供給源を提供するトランスジェニック動物、ならびに遺伝学的に改変された細胞およびトランスジェニック動物の生産のための選択マーカー構築物の提供。【解決手段】 動物幹細胞が、ゲノムに選択マーカーを含む細胞を培養することにより得られそして維持される。この選択マーカーの特異な発現は、非幹細胞と比較して所望の幹細胞の選択的な生存および/または分割を可能にする。この選択マーカーは、抗生物質耐性遺伝子であり得る。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2007252387/

対象遺伝子の発現を調節するための直交遺伝子スイッチ

2015年12月09日 | 医療 医薬 健康
直交遺伝子スイッチ スコア:7797 審査最終処分:
出願人: イステイチユート・デイ・リチエルケ・デイ・ビオロジア・モレコラーレ・ピ・アンジエレツテイ・エツセ・ピー・アーgoogle_iconyahoo_icon
発明者: キリバート,ジエナーロ, デ・フランチエスコ,ラツフアエーレ, フアツトーリ,ダニエラ, ガリナリ,パオラ, キンツエル,オラフ・ダニエル, コツホ,ユーベ, ムラグリア,エステル, トニアテイー,カルロ, コルテーゼ,リカルド, ラーム,アーミン

出願 2006-536015 (2004/10/15) 公開 2007-535906 (2007/12/13)

【要約】本発明は対象遺伝子の発現を調節するための直交遺伝子スイッチに関する。遺伝子スイッチは内因性リガンドに応答しないキメラ転写因子と、キメラ転写因子を活性化することができるが、内因性転写因子を活性化することができないリガンドを含む。本発明は直交遺伝子スイッチの構築方法にも関する。

http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/t2007535906/

未審査請求によるみなし取下

標的とされた発現特性に従う異種遺伝子の発現

2015年12月09日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願人: ザ・ユニバーシティ・コート・オブ・ザ・ユニバーシティ・オブ・エディンバラ, The University Court of the University of Edinburgh
発明者: スミス,オースティン ゲラルド, マウントフォード,ピーター スコット, レース,リチャード フランク

出願 2008-247444 (2008/09/26) 公開 2009-017889 (2009/01/29)

【要約】【課題】宿主細胞内での異種遺伝子発現の効果の改良を可能にするDNA構築物を提供すること。【解決手段】異種遺伝子コーディング配列を真核細胞性宿主細胞ゲノム中の標的内因性遺伝子に挿入し、そして該異種遺伝子コーディング配列を発現させるための方法およびベクターを提供する。この方法およびベクターは、所定の構造を有するDNA構築物を含む。本発明によれば、宿主細胞または細胞集団またはトランスジェニック生物の生存中に所望の時間的および/または空間的特性をともなう発現が提供される。

http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2009017889/

マウス・ラットの肺炎病原体として新「科」微生物を命名

2015年12月09日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
 -発見以来35年ぶりに学名つく-

 理化学研究所(理研)バイオリソースセンター実験動物開発室の池 郁生専任研究員、微生物材料開発室の坂本光央研究員、放射線医学総合研究所(放医研)研究基盤センター生物研究推進課の小久保年章課長らの共同研究グループ※は、マウスやラットに肺炎を起こす未分類細菌のさまざまな基本性質を調べ、この細菌が分類学の「科」レベルで新しい生物群であることを明らかにし、フィロバクテリウム科(Filobacteriaceae)フィロバクテリウム属のフィロバクテリウム・ローデンティウム(Filobacterium rodentium)(種)と命名しました。
http://www.riken.jp/pr/press/2015/20151207_1/

肺小細胞がんや悪性リンパ腫などでみられるCBP遺伝子変異について

2015年12月09日 | 医療 医薬 健康
国立がん研究センター
日本の研究.,2015年12月9日の記事 > プレスリリース

合成致死に基づく新しいがん治療標的を発見
-肺小細胞がんや悪性リンパ腫などでみられるCBP遺伝子変異について-

国立研究開発法人国立がん研究センター(理事長:堀田知光、東京都中央区、略称:国がん)は、肺がんの中でも悪性度が高い肺小細胞がんや悪性リンパ腫など様々ながんで不活性化変異がみられるCBP遺伝子について、p300遺伝子と相互に補い合い機能する関係があり、両方の遺伝子が機能しなくなるとがん細胞が死滅する「合成致死」の関係にあることを発見し、そのメカニズムを解明しました。 これにより、CBP遺伝子変異を認めるがんに対して、p300遺伝子を標的に機能を阻害することで特異的にがん細胞を殺傷する治療手法が見出され、今後、新しい抗がん剤創出に向け研究開発が進められます 。
https://research-er.jp/articles/view/41400