バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

カプシエイト類の摂取によるエネルギー消費量の増加に褐色脂肪組織が関与している

2010年07月31日 | 医療 医薬 健康
味の素、カプシエイト類の摂取によるエネルギー消費量の増加に褐色脂肪組織が関与していることを発見
 味の素と、天使大学の斉藤昌之教授を中心としたグループは、辛くないトウガラシの新規成分であるカプシエイト類の機能研究を推進してきた。今回、斉藤教授らは、ヒトを対象としたエネルギー消費量に対するカプシエイト類の摂取による影響を検討し、カプシエイト類の単回摂取(試験食品の摂取が1人に対し1回のみ行われる場合を単回摂取という。マイライフ手帳@ニュース 2010年07月18日

iPS細胞でヒトの精子や卵子作製へ 国内初、慶大など

2010年07月31日 | 医療 医薬 健康
  体のあらゆる組織の細胞になる能力のあるiPS細胞(人工多能性幹細胞)を使ってヒトの精子や卵子を作る研究を、慶応大などのチームが計画し、学内の倫理審査委員会に申請した。倫理委に認められれば、年内にも研究に着手する。iPS細胞からヒトの生殖細胞を作る研究は国内初。不妊治療などにつながると期待されるが、技術的にも倫理的にも課題があり、情報公開を求める声も出ている。朝日新聞(Web版)2010年7月31日

合成生物学で、生物学は「見る」から「作る」へ 

2010年07月30日 | 医療 医薬 健康
山路達也の「エコ技術研究者に訊く」
今、生物学に大きな変化が訪れている。自然界に存在する生物を観察・分析した り部分的に手を加えるこれまでの生物学に対して、新たに起こりつつあるのは 「役にたつ生物を生み出す」生物学。生命の探求は、いったいどこへ向かうの か? WiredVision.,2010-07-29

文科省、ヒトiPS細胞の動物移植を承認 東大が実施へ

2010年07月30日 | 医療 医薬 健康
文部科学省の専門委員会は28日、人の様々な組織に育つヒトの新型万能細胞(iPS細胞)をマウスや豚の受精卵(胚=はい)に移植する研究を承認した。中内啓光・東京大教授らが、動物の体内で人の移植用臓器を作る基礎研究の一環として申請していた。ただ、受精卵を動物や人間の子宮に戻すことは禁じた。
人の細胞が混ざった動物の受精卵の作製が認められるのは、文科省が2001年にクローン技術規制法に基づく指針を施行してから初めて。
再生医療が描く未来 -iPS細胞とES細胞- 2010-07-30

臓器つくる遺伝子発見=枝分かれ誘導、再生医療に期待―大阪大

2010年07月30日 | 医療 医薬 健康
 唾液(だえき)腺や肺などの臓器を形成する働きのある遺伝子を、大阪大の阪井丘芳教授と米国立衛生研究所の共同研究チームが発見した。多くの臓器は、上皮組織が枝分かれを繰り返すことによって形成されており、発見した遺伝子は枝分かれを誘導する作用がある。30日付の米科学誌サイエンスに発表した。7月30日 時事通信

制御性T細胞製造方法及び制御性T細胞増幅装置

2010年07月30日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2009-10523 出願日 : 2009年1月21日
公開番号 : 特許公開2009-195228 公開日 : 2009年9月3日
出願人 : 国立大学法人 東京大学 外1名 発明者 : 長村 登紀子 外4名

【課題】ヒトから採取された血液中から制御性T細胞を特異的かつ効率的に増幅できる手段を提供する。
【解決手段】本制御性T細胞製造方法は、ヒトから採取された血液中からCD4+T細胞を分離する第1ステップと、IL2及びTGF-βを含む第1液中において、CD4+T細胞を、プレート12に固定された抗CD3抗体及び抗CD28抗体と反応させる第2ステップと、プレート12からCD4+T細胞を分離して、IL2及びTGF-βを含む第2液中においてCD4+T細胞を増幅させる第3ステップとを含む。 e-kouhou 特許公開・明細書

TIMP-3による造血幹細胞または造血前駆細胞のExvivo/invivo増殖

2010年07月30日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願2006-169817 出願日 : 2006年6月20日
公開番号 : 特許公開2009-219354 公開日 : 2009年10月1日
出願人 : 国立大学法人 東京大学 発明者 : 中島 秀明 外1名

【課題】本発明は、造血幹細胞または未分化造血前駆細胞の生理学的性質を改善する方法を提供することを目的とする。また、本発明は、血球の数を増加させるための医薬組成物を提供することも目的とする。
【解決手段】本発明の方法は、造血幹細胞および未分化造血前駆細胞の培養上清中にTIMP-3タンパク質を添加することを含む。また、本発明の方法は、造血幹細胞および未分化造血前駆細胞にTIMP-3タンパク質をコードする核酸を含むベクターを導入することを含む。さらに、本発明の医薬組成物は、TIMP-3タンパク質、あるいはTIMP-3タンパク質をコードする核酸を含む。e-kouhou 特許公開・明細書

柿葉及び柿枝由来糖代謝制御物質

2010年07月30日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方
出願番号 : 特許出願2008-62398 出願日 : 2008年3月12日
公開番号 : 特許公開2009-215253 公開日 : 2009年9月24日
出願人 : タマ生化学株式会社 外2名 発明者 : 矢ヶ崎 一三 外6名

【課題】本発明の課題は、天然物から膵β細胞のインスリン分泌を促進する物質を見出し、副作用が少なく有効に糖尿病を予防・治療できる物質を提供することにある。
【解決手段】柿葉、柿枝及びそれらの抽出物、更にはそれらに含まれる主要フラボノイドのアグリコンとなるケンフェロールに膵β細胞インスリン分泌促進作用を認め、本発明を完成した。 e-kouhou 特許公開・明細書