心筋梗塞は突然死につながるばかりか、命が助かっても重い後遺症が残る場合が多い恐ろしい病気だ。
心臓の死んだ細胞を食べる「掃除屋」を働かせる
九州大学の12月6日付発表資料によると、心筋梗塞は、心臓の細胞に酸素や栄養を供給する冠動脈が動脈硬化によって詰まって起こる。発症すると、栄養を絶たれた心臓の細胞が死んでしまう。死んだ細胞は、「貪食(どんしょく)細胞」と呼ばれる「掃除屋」に食べられるが、心筋梗塞を起こすと大量に細胞が死ぬため、放置される死細胞が多く出る。J-Castヘルスケア 2017/1/ 5