バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

アナベナセンサリーロドプシンを利用したタンパク質発現法

2012年10月06日 | 酵素・蛋白質・ペプチド・核酸

出願番号 : 特許出願2010-181053 出願日 : 2010年8月12日
公開番号 : 特許公開2012-39885 公開日 : 2012年3月1日
出願人 : 国立大学法人名古屋大学 発明者 : 須藤 雄気 外2名
発明の名称 :

要約:

【課題】発現量の正の制御(タンパク質量の増大)にも負の制御(タンパク質量の減少)にも利用できることに加え、発現量の時間的な制御も行え、しかも発現量の空間的な制御にも利用可能なタンパク質発現系及びその用途等を提供すること。
【解決手段】以下のステップ(1)及び(2)、即ち、(1)アナベナセンサリーロドプシン応答性の色素タンパク質プロモーター及びその制御下にある目的タンパク質遺伝子を含む発現コンストラクトと、遺伝子発現に必要な因子とを含み、且つその中でアナベナセンサリーロドプシンが発現している区画を用意するステップ;(2)前記アナベナセンサリーロドプシンを活性化可能な波長の光を前記区画内に照射するステップを含むタンパク質発現法が提供される。明細書 >> かんたん特許検索

ジメチルグリシンの製造方法

2012年10月06日 | ファインケミカル 中間体

出願番号 : 特許出願2011-201192 出願日 : 2011年9月14日
公開番号 : 特許公開2012-24096 公開日 : 2012年2月9日
出願人 : 旭化成ケミカルズ株式会社 外1名 発明者 : 小西 一誠 外2名

【課題】より簡便に効果的にジメチルグリシンを製造する方法を提供する。
【解決手段】グリシンからサルコシン、サルコシンからジメチルグリシンへの二段階のメチル化反応によるジメチルグリシン合成のための代謝経路に関連する外来遺伝子を、微生物に導入することによる。更に、ジメチルグリシンの合成にメチル基供与体として使われるS-アデノシルメチオニン(SAM)の合成系を並行して強化することで、より大量のジメチルグリシンを生合成することができる。本発明の製造方法により、植物バイオマス由来の単純な炭素源からジメチルグリシンを微生物内で高密度に蓄積することができ、さらには淡水などの低浸透圧条件下でジメチルグリシンを排出させ、容易に分離・回収することができる。さらには、使用した微生物を繰り返し利用することで、ジメチルグリシンを連続して高生産することができる。明細書 >> かんたん特許検索

インフルエンザウイルスに対して、ウイルス変異の影響を受けることなく結合定数の高い抗インフルエンザ剤

2012年10月06日 | 糖鎖生化学

出願番号 : 特許出願2010-202991 出願日 : 2010年9月10日
公開番号 : 特許公開2012-56904 公開日 : 2012年3月22日
出願人 : 国立大学法人神戸大学 発明者 : 江原 靖人
発明の名称 : 糖鎖修飾核酸及びその使用

【課題】インフルエンザウイルスに対して、ウイルス変異の影響を受けることなく結合定数の高い抗インフルエンザ剤を提供する。
【解決手段】糖と核酸がリンカーを介して結合しており、糖としてシアル酸を含むことを特徴とする糖修飾核酸による。糖としてシアル酸を含むことを特徴とする糖修飾核酸により、インフルエンザウイルスのHAの糖鎖結合サイトの構造を考慮した分子設計を比較的容易に行うことができる。インフルエンザウイルスのHAのシアル酸と結合する部位はほとんどアミノ酸残基が変異しないことから、ウイルス変異の影響を受けることなく結合定数の高い抗インフルエンザ剤を提供することができる。明細書 >> かんたん特許検索

新出生前(染色体など)検査 指針完成まで自粛を

2012年10月06日 | 医療 医薬 健康
 妊婦の血液を調べ胎児にダウン症など染色体の異常があるか判定する新しい出生前検査について、日本産科婦人科学会は、学会で作成を進めている指針が完成するまで実施を自粛してほしいという考えを示しました。

日本産科婦人科学会は、5日、記者会見を開いて、新しい出生前検査の指針の検討状況を説明しました。NHK News.,10月5日