バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

iPSアカデミア、サブライセンス権供与-iPS細胞の創薬利用促す

2012年08月09日 | NEWSクリッピング
日刊工業新聞(online) 2012-08-08
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx1020120808eaak.html?news-t0808

iPSアカデミア、米社に特許使用権
 京都大学の山中伸弥教授が開発したiPS細胞の特許を管理するiPSアカデミアジャパン(京都市)は2日までに、スイスの医薬品受託大手ロンザのグループ会社である米企業に特許を使う権利を供与した。iPS細胞や、同細胞から成長させた細胞の製造、販売などができるようになる。創薬用の試薬でiPS細胞の利用を促しそうだ。

Lonza Announces License Agreement with iPS Academia Japan
http://bit.ly/QJ0Q04


LRRKのタンパク質基質及びその使用方法

2012年08月09日 | 創薬 生化学 薬理学

出願番号 : 特許出願2011-527391 出願日 : 2009年8月24日
公表番号 : 特許公表2012-502645 公表日 : 2012年2月2日
出願人 : メディカル リサーチ カウンセル 発明者 : アレッシ, ダリオ 外1名

(1)被験化合物が基質ポリペプチドにおけるLRRK2ポリペプチドのタンパク質キナーゼ活性を調節、例えば阻害するかどうかを決定すること;および(2)該LRRK2ポリペプチドタンパク質キナーゼ活性を調節、例えば阻害する化合物を選別すること;の工程を含んでなり、基質ポリペプチドは配列(W/F/R/K)(W/F/R/K)(R/K)(F/W/H/R)(Y/W/R)(S/T)(L/V/I)(R/K)(R/K)(A/Y)または(W/R)(X)(X)(F/Y/H/T)(Y/W/R)(T)(X)(R/T)(R)(X)(ここでXは任意のアミノ酸を表す)を含んでなるLRRK2タンパク質キナーゼ活性を調節、例えば阻害するのに有用であると予期される化合物を同定する方法。そのような化合物はパーキンソン病またはパーキンソン症を処置するのに有用であり得る。明細書pdf>> 発明協会・かんたん特許検索

アデノシンA2A受容体アンタゴニストを投与することを運動障害治療剤

2012年08月09日 | 創薬 生化学 薬理学

出願番号 : 特許出願2008-282859 出願日 : 2008年11月4日
公開番号 : 特許公開2009-67807 公開日 : 2009年4月2日
出願人 : 協和発酵キリン株式会社 発明者 : 加瀬 廣 外5名
発明の名称 : 運動障害治療剤

【課題】 少なくとも1種のアデノシンA2A受容体アンタゴニストを投与することを特徴とする運動障害を患っている患者を治療する薬剤を提供すること。
【解決手段】 パーキンソン病の治療においてL-ドーパ療法を受けている患者におけるL-ドーパの副作用を軽減する方法、L-ドーパ治療を1種以上のアデノシンA2A受容体アンタゴニストの有効量と組み合わせることにより、臨床上有効な用量より少ないL-ドーパを用いて、パーキンソン病患者を治療するための方法および組成物、少なくとも1種のアデノシンA2A受容体アンタゴニスト、L-ドーパおよびドーパミンアゴニストならびに/またはCOMT阻害剤および/もしくはMAO阻害剤を同時に投与することによるパーキンソン病の有効な治療方法等を提供する。明細書pdf>> 発明協会・かんたん特許検索

韓国・骨形成不全症の原因となる遺伝子を究明

2012年08月09日 | からだと遺伝子
ソウル大病院研究チーム、治療法開発に期待
 ソウル大学校小児病院小児整形外科のチョ・テジュン教授チームはソウル大学校歯科病院小児歯科のキム・ジョンウク教授チームと共同で骨形成不全症(osteogenesis imperfeca)の原因となる遺伝子をつきとめたと8月5日に発表した。研究結果は国際学術誌『American Journal of Human Genetics』8月号インターネット版に掲載された。おはよう大徳 2012-08-06

韓国・UNIST、知的障害を誘発する蛋白質の役割を究明

2012年08月09日 | 酵素・蛋白質・ペプチド・核酸

ダウン症候群や知的障害の治療可能性を提示
UNIST(蔚山科技大)の研究グループがダウン症候群を引き起こす蛋白質の役割を究明した。また知的障害の原因となる脆弱X症候群がダウン症候群と同じ分子生化学的経路により発生する事実を確認した。これにともない上記の障害を起こす遺伝子を制御すればダウン症候群、アルツハイマー病、自閉症などの知的障害症状の治療も可能になるものとみられる。おはよう大徳 2012-08-07

歯根・歯周組織ユニット形成方法、及び再生歯

2012年08月09日 | 細胞と再生医療

国際出願番号 : PCT/JP2009/065388 国際出願日 : 2009年9月3日
国際公開番号 : WO2010/027008 国際公開日 : 2010年3月11日
出願人 : 学校法人 日本歯科大学 発明者 : 中原 貴 外3名

異種・同種移植技術(生体内培養)を使用することなく、インビトロ(生体外培養)において、少なくとも歯冠を有する歯に、少なくとも歯根を形成することができる方法、及び該方法により形成された再生歯の提供。
少なくとも歯冠を有する歯に、少なくとも歯根を形成する方法であって、前記歯を、歯根膜由来細胞、骨髄由来細胞、歯小嚢由来細胞、歯髄由来細胞、及び歯乳頭由来細胞の少なくともいずれかの細胞を含む細胞含有基材で包んだ培養用コアを形成する培養用コア形成工程と、前記培養用コアを、培養液中で培養し、前記培養用コア中の歯に少なくとも歯根を形成する工程とを含み、前記培養液が、所定の成分を有する。明細書pdf>> 発明協会・かんたん特許検索


緑茶成分を有効成分として含有する抗ウイルス剤

2012年08月09日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒

出願番号 : 特許出願2009-288431 出願日 : 2009年12月18日
公開番号 : 特許公開2011-126834 公開日 : 2011年6月30日
出願人 : 株式会社 伊藤園 外1名 発明者 : 提坂 裕子 外4名
発明の名称 : 抗ウイルス剤

【課題】新たな抗ウイルス剤を提供すること。
【解決手段】緑茶成分を有効成分として含有する抗ウイルス剤。
  明細書pdf>> 発明協会・かんたん特許検索

ウイッカロール(wickerol)及びその製造法

2012年08月09日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒

国際出願番号 : PCT/JP2009/055367 国際出願日 : 2009年3月12日
国際公開番号 : WO2009/116604 国際公開日 : 2009年9月24日
出願人 : 学校法人北里研究所 発明者 : 大村 智 外5名

糸状菌に属するトリコデルマ・アトロビリデ(Trichoderma atroviride)FKI-3737(FERM ABP-11099)菌株を培地で培養し、培養物中にウイッカロール(wickerol)を蓄積せしめ、該培養物からウイッカロール(wickerol)を単離、精製するウイッカロール(wickerol)及びその製造法であって、得られたウイッカロール(wickerol)を有効成分とするインフルエンザウイルスの有効な増殖阻害活性物質およびウイッカロール(wickerol)を有効成分とする有効な抗インフルエンザ薬を得るものである。明細書pdf>> 発明協会・かんたん特許検索


体細胞遺伝子治療に使用しうる可能性のある、新規なベクター・哺乳類人工染色体形成用材料

2012年08月09日 | からだと遺伝子

出願番号 : 特許出願2007-166861 出願日 : 2007年6月25日
公開番号 : 特許公開2007-306928 公開日 : 2007年11月29日
出願人 : 株式会社クロモリサーチ 発明者 : 岡崎 恒子 外4名
発明の名称 : 哺乳類人工染色体

【課題】体細胞遺伝子治療に使用しうる可能性のある、新規なベクター~哺乳類人工染色体形成用材料を提供する。
【解決手段】哺乳類テロメアと、セントロメアとを含むDNAコンストラクトであって、該セントロメアは、以下の配列;5’-NTTCGNNNNANNCGGGN-3’(ただし、Nは、A,T,C及びGのいずれかである)からなるCENP-B box配列を複数個有する配列を備えているDNAコンストラクトを、哺乳類細胞に導入することによって得られる、哺乳類人工染色体形成用材料。明細書pdf>> 発明協会・かんたん特許検索

ベロ毒素中和剤としてのスフィンゴ糖脂質類似体

2012年08月09日 | 糖鎖生化学

出願番号 : 特許出願2004-150488 出願日 : 2004年5月20日
公開番号 : 特許公開2005-330232 公開日 : 2005年12月2日
出願人 : 財団法人野口研究所 発明者 : 三浦 剛 外4名

【課題】ベロ毒素中和活性を有するスフィンゴ糖脂質Gb3-セラミド類似体およびスフィンゴ糖脂質Gb2-セラミド類似体を提供する。
【解決手段】腸管出血性大腸菌が産生するベロ毒素の受容体スフィンゴ糖脂質(Gb3-セラミドおよびGb2-セラミド)の糖鎖認識部位と脂質類似部分を有する、ベロ毒素の解毒薬の実現に極めて有効な一般式 [I]で表されるスフィンゴ糖脂質Gb3-セラミド類似体およびスフィンゴ糖脂質Gb2-セラミド類似体。


(式中、nは1~3の整数を示し、R,R’はアルキル基を示し、Aは下記の


を示す。)