バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

マイクロRNA標的遺伝子予測装置、マイクロRNA標的遺伝子予測方法、および、プログラム

2012年08月05日 | BioTech生物工学 遺伝子工学

出願番号 : 特許出願2007-121054 出願日 : 2007年5月1日
公開番号 : 特許公開2008-250971 公開日 : 2008年10月16日
出願人 : 東レ株式会社 発明者 : 妙本 陽 外6名

【課題】大量の擬陽性の予測結果を排除して十分に絞り込んだ標的遺伝子の予測結果を得ることができ、マイクロRNAの転写産物分解機能に関する標的遺伝子を予測することができる装置、方法およびプログラムを提供することを目的とする。
【解決手段】アライメントに基づいてマイクロRNAの標的となる遺伝子を予測し、標的サイトを所定の複数以上有する遺伝子を抽出し、マイクロRNA-遺伝子相関係数が負の所定数以下である遺伝子を抽出し、上記標的サイト数に基づいて抽出された遺伝子と、上記相関係数に基づいて抽出された遺伝子と、の積集合を求め、積集合のうち、2つの遺伝子の組み合わせを遺伝子ペアとして選出し、選出された遺伝子ペアについて、遺伝子ペアの相関関係または共起関係と、遺伝子ペアがマイクロRNAを共通とすることと、の間には関連があるとの尤度を検定し、尤度に基づいて遺伝子ペアを抽出することを特徴とする。明細書pdf>> 発明協会・かんたん特許検索

プロモーター領域を付加したプライマー

2012年08月05日 | BioTech生物工学 遺伝子工学

国際出願番号 : PCT/JP2005/018960 国際出願日 : 2005年10月14日
国際公開番号 : WO2006/041159 国際公開日 : 2006年4月20日
出願人 : 学校法人日本大学 発明者 : 平塚 浩一 外2名

プロモーター領域を付加したプライマーの提供。プロモーター領域を付加したプライマーをRNAの増幅、生物の遺伝子発現解析及び/又は同定解析に用いる方法の提供。
RNAに相補性の高い部分に結合するランダムプライマー又は特定の遺伝子に相補的な塩基配列を含むプライマーに、プロモーター領域を付加したプライマーを作製し、これを用いることでRNAの増幅、生物の遺伝子発現解析及び/又は同定解析を行う。明細書pdf>> 発明協会・かんたん特許検索


標的RNAの活性を変化させるためのオリゴヌクレオチド

2012年08月05日 | からだと遺伝子

出願番号 : 特許出願2009-537482 出願日 : 2007年11月23日
公表番号 : 特許公表2010-509923 公表日 : 2010年4月2日
出願人 : ミルクス セラピューティクス アンパーツゼルスカブ 発明者 : メーラー,トールレイフ

本発明は、標的RNA(例えばmRNA)中のマイクロRNA標的部位と結合するオリゴヌクレオチドについて記載している。本発明のオリゴヌクレオチドは、RNアーゼHによる標的RNAの分解を媒介すること、または標的RNAのRNAiを媒介すること、またはマイクロRNAによる標的RNAの調節を阻止することができる。本発明のオリゴヌクレオチドは、例えばマイクロRNA:mRNA相互作用を調べたり治療法を開発したりするための研究ツールとして有用である。本発明は、マイクロRNA標的部位を同定する方法、マイクロRNA標的部位を確認する方法、本発明のオリゴヌクレオチドを同定する方法、本発明のオリゴヌクレオチドを用いて標的RNAの活性を調節する方法についても記載している。明細書pdf>> 発明協会・かんたん特許検索


RNAを添加された抗原提示細胞を用いる癌および病原体感染の治療方法

2012年08月05日 | 癌 ガン がん 腫瘍

出願番号 : 特許出願2006-129005 出願日 : 2006年5月8日
公開番号 : 特許公開2006-254920 公開日 : 2006年9月28日
出願人 : デューク・ユニバーシティー 発明者 : ナエア,スミタ・ケイ 外2名

【課題】開示されるのは、患者の腫瘍形成または病原体による感染を治療するまたは予防するための細胞および方法である。
【解決手段】本発明の細胞は、腫瘍または病原体に由来するRNAを添加された抗原提示細胞(例えば、樹状細胞またはマクロファージ)である。該RNA添加抗原提示細胞を患者に対して投与することにより、腫瘍形成または病原体感染を治療できるしまたは予防できる。或いは、該RNA添加細胞は、CTLの ex vivo 増加の刺激用細胞として用いることができる。次に、このようなCTLを、慣用的な養子免疫療法技術の変法において用いることができる。明細書pdf>> 発明協会・かんたん特許検索


環状1本鎖核酸複合体およびその製造方法

2012年08月05日 | 酵素・蛋白質・ペプチド・核酸

国際出願番号 : PCT/JP2009/052945 国際出願日 : 2009年2月13日
国際公開番号 : WO2009/102081 国際公開日 : 2009年8月20日
出願人 : 独立行政法人理化学研究所 発明者 : 阿部 洋 外3名

本発明は、センス鎖RNA配列と、センス鎖RNA配列に相補的なアンチセンス鎖RNA配列と、センス鎖とアンチセンス鎖の間に両鎖を結合する同じかまたは異なる2つのループ部分を含む環状1本鎖核酸複合体であって、センス鎖とアンチセンス鎖が対合してステムを形成し、ループ部分がポリアルキレングリコール、DNA、DNAとRNAのキメラ、これらの誘導体、およびこれらの組合せからなる群から選択される、環状1本鎖核酸複合体に関する。明細書pdf>> 発明協会・かんたん特許検索


ホップの葉 免疫力アップに力 秋田大が効果確認

2012年08月05日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方
 ホップの葉に免疫力を高める作用があることが分かり、ホップ茶を製造している秋田県横手市の第三セクター大雄振興公社と秋田大は1日、特許を出願したと発表した。ホップの葉は高血圧やがんの予防に有効とされる成分を多量に含むことが分かっており、多様な効能に注目が集まりそうだ。河北新報.,2012-08-02


iPS細胞応用の「本命」、難病克服で成果

2012年08月05日 | 細胞と再生医療
京都大学がiPS細胞を利用し、神経系疾患のALS(筋萎縮性側索硬化症)治療の足がかりを得ることに成功した。iPS細胞を治療に直接使う再生医療ではないが、難病克服というiPS応用の「本命」での大きな成果といえる。現在、分かっていない様々な病気の仕組み解明と治療法開発が今後進むと期待が高まっている。
京大の山中伸弥教授が世界で初めて人のiPS細胞を開発してから約5年。この間、ALSやアルツハイマー病などの患者からiPS細胞を作り神経などに育てて観察する研究が盛んだった。日本経済新聞(Web版)2012-08-02

Drug Screening for ALS Using Patient-Specific Induced Pluripotent Stem Cells
http://stm.sciencemag.org/content/4/145/145ra104




Pael受容体、Pael受容体発現細胞および動物、ならびにパーキンソン病治療薬のスクリーニング法

2012年08月05日 | NEWSクリッピング

出願番号 : 特許出願2001-197185 出願日 : 2001年6月28日
公開番号 : 特許公開2003-18992 公開日 : 2003年1月21日
出願人 : 理化学研究所 発明者 : 高橋 良輔 外5名

【課題】 Parkinの基質、該基質を用いてパーキンソン病の病因を解明するための系およびパーキンソン病の治療薬をスクリーニングする方法を提供することを課題とする。
【解決手段】 ヒトPael受容体をコードするDNA、またはその変異体を組み込んだDNAを有する動物細胞、該DNAを組み込んだDNAを有する非ヒト哺乳動物、ヒトPael受容体をコードするDNAの全部または一部からなるプローブおよびPael受容体を特異的に認識する抗体。明細書PDF >> バイオ塾情報創庫DB

註)出願細項目記事 査定種別(査定無し) 最終処分(未審査請求によるみなし取下) 最終処分日(平20.9.30)


筋萎縮性側索硬化症の予防および治療用医薬組成物

2012年08月05日 | 創薬 生化学 薬理学

出願番号 : 特許出願2011-191990 出願日 : 2011年9月2日
公開番号 : 特許公開2012-51888 公開日 : 2012年3月15日
出願人 : 国立大学法人京都大学 外2名 発明者 : 井上 治久 外9名

【課題】筋萎縮性側索硬化症の予防または治療薬の提供。
【解決手段】下記式(1):



(式中、R1およびR2は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、アミノ基、トリフルオロメチル基、C1-C4アルキル基などを示し;R3およびR4は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、アミノ基、カルボキシル基、C1-C4アルコキシ基、C1-C4アルコキシ-カルボニル基、5員環もしくは6員環ヘテロアリールオキシ基、カルボキシ置換5員環もしくは6員環ヘテロアリールオキシ基、C1-C4アルコキシ-カルボニル置換5員環もしくは6員環ヘテロアリールオキシ基、カルバモイル置換5員環もしくは6員環ヘテロアリールオキシ基などを示す。)で表される1,3-ジフェニル尿素誘導体もしくはその薬学的に許容し得る塩、またはマルチキナーゼ阻害剤を含有する筋萎縮性側索硬化症の予防または治療剤。明細書pdf>> 発明協会・かんたん特許検索



出願番号 : 特許出願2010-278550 出願日 : 2010年12月14日
公開番号 : 特許公開2011-121949 公開日 : 2011年6月23日
出願人 : 国立大学法人京都大学 外1名 発明者 : 井上 治久 外7名
発明の名称 : 筋萎縮性側索硬化症の予防および治療用医薬組成物
【課題】筋萎縮性側索硬化症の予防および治療に有用な医薬組成物を提供することならびに筋萎縮性側索硬化症の予防および治療に有用な薬剤のスクリーニング方法を提供すること。
【解決手段】HMG-CoA還元酵素阻害薬を含有する筋萎縮性側索硬化症の予防および治療剤ならびに筋萎縮性側索硬化症患者由来の人工多能性幹細胞を利用した筋萎縮性側索硬化症の予防および治療薬のスクリーニング方法。明細書pdf>> 発明協会・かんたん特許検索

ALS患者のiPS細胞から薬の候補 京大チーム成功

2012年08月05日 | 医療 医薬 健康
 全身の運動神経が衰える難病「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」の患者のiPS細胞から運動神経の細胞をつくり、薬の候補となる化合物を見つけることに京都大チームが成功した。ほかの病気も含め患者のiPS細胞をもとに治療効果のある物質にたどり着いたのは初めてという。朝日新聞(Web版)2012-08-02