出願番号 : 特許出願2007-123039 出願日 : 2007年5月8日
公開番号 : 特許公開2008-278755 公開日 : 2008年11月20日
出願人 : 国立大学法人京都大学 外1名 発明者 : 成田 麻子 外3名
【課題】生物試料、全血検体、電気泳動後のゲル担持体から核酸を効率よく、単離することが可能であり、さらに核酸単離の自動機械化が可能な方法を提供する。
【解決手段】4級アンモニウム基を構成する窒素原子を環の構成原子とする環状4級アンモニウム基(a)を有し、酸化鉄微粒子(P)の表面と共有結合(c)で結合した活性剤(A)を有する核酸結合性磁性担体分散体(L)であって、該活性剤(A)で被覆された該酸化鉄微粒子(P)からなる核酸結合性磁性担体(C)が、水性分散媒(S)中に分散されてなることを特徴とする核酸結合性磁性担体分散体(L)、および核酸を含有する試料とを混合し、該混合物から核酸と核酸結合性磁性担体(C)の複合体を磁力により回収する工程を含む核酸単離方法。 明細書pdf >> かんたん特許検索