不飽和脂肪酸には単価不飽和脂肪酸と多価不飽和脂肪酸(PuFA)がある。PuFAには2つの類、オメガ3とオメガ6があり、全ての哺乳動物と同様にヒトはこれらを合成できず、食事によって得ているので、これらは必須脂肪酸(EFA)とされている。オメガ3はアルファ-リノレン酸(LNA)に代表され、主要な種子油の中では亜麻が最も多くリノレン酸を含有している。LNAは代謝されてエイコサペンタエン酸(EPA)およびドコサヘキサエン酸(DHA)になり、カルボキシル基の二重結合の付加によって鎖の長さと不飽和の度合いを増す。ヒトと動物はLNAをEPAとDHAに転換することができる。
必須脂肪酸はいくつかの生命維持に必要な機能を有する。これらは代謝速度を上げ、代謝を向上し、酸素摂取量を増加し、エネルギー生産量を増加する。EPAとその誘導体は細胞を囲む膜の成分であり、コレステロールとトリグリセリドの輸送と代謝、脳の正常な発育、および成体の脳機能に必要である。身体はEPAから、プロスタグランジンと呼ばれるホルモン様物質を作る。プロスタグランジンは身体の機能の制御において重要であり、すなわち動脈性の筋緊張、腎臓からのナトリウム排出、血小板の粘着性、炎症反応、および免疫機能を統制する。
正常な成長・発育に不可欠なことに加え、オメガ6脂肪酸は、冠動脈疾患、高血圧症、糖尿病、関節炎、および他の炎症性、抗免疫の疾患、癌の防止と治療においても重要な役割を果たしうる。
出典:下記の特許公表2005-515774 明細書web版より。
出願番号 : 特許出願2003-564173 出願日 : 2003年1月30日
公表番号 : 特許公表2005-515774 公表日 : 2005年6月2日
出願人 : 504290538 発明者 : エドワード・O・ケナスチュック
発明の名称 : 高リノレン酸亜麻
リノレン酸含有量が脂肪酸の総含有量に対し65%より大きい亜麻種子の生産と利用が記述される。
必須脂肪酸はいくつかの生命維持に必要な機能を有する。これらは代謝速度を上げ、代謝を向上し、酸素摂取量を増加し、エネルギー生産量を増加する。EPAとその誘導体は細胞を囲む膜の成分であり、コレステロールとトリグリセリドの輸送と代謝、脳の正常な発育、および成体の脳機能に必要である。身体はEPAから、プロスタグランジンと呼ばれるホルモン様物質を作る。プロスタグランジンは身体の機能の制御において重要であり、すなわち動脈性の筋緊張、腎臓からのナトリウム排出、血小板の粘着性、炎症反応、および免疫機能を統制する。
正常な成長・発育に不可欠なことに加え、オメガ6脂肪酸は、冠動脈疾患、高血圧症、糖尿病、関節炎、および他の炎症性、抗免疫の疾患、癌の防止と治療においても重要な役割を果たしうる。
出典:下記の特許公表2005-515774 明細書web版より。
出願番号 : 特許出願2003-564173 出願日 : 2003年1月30日
公表番号 : 特許公表2005-515774 公表日 : 2005年6月2日
出願人 : 504290538 発明者 : エドワード・O・ケナスチュック
発明の名称 : 高リノレン酸亜麻
リノレン酸含有量が脂肪酸の総含有量に対し65%より大きい亜麻種子の生産と利用が記述される。