バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

乳酸菌の生理活性 <その1>

2005年11月10日 | 菌類 細菌
◇カルピス酸乳の生理機能と応用
   詳細>>カルピスHP資料

◇「L-92乳酸菌」の抗アレルギーさようにかんするけんきゅ
 カルピス社のL-92乳酸菌(ラクトバチルス・アシドフィルス L-92)は、花粉症での臨床効果に加えて、通年性アレルギー性鼻炎での臨床効果も科学的に実証された乳酸菌です。カルピス㈱プレリリース資料

出願番号 : 特許出願2002-185897 出願日 : 2002年6月26日
公開番号 : 特許公開2004-26729 公開日 : 2004年1月29日
出願人 : カルピス株式会社 発明者 : 山本 直之 外2名

発明の名称 : 抗アレルギー剤

【課題】I型アレルギーの発症に関わるIgE抗体量を減少させてアレルギー体質を改善することができ、容易に摂取でき、かつ安全性が高い抗アレルギー剤を提供する。
【解決手段】ラクトバチルス・アシドフィラス(Lactobacillus acidophilus)に属する乳酸菌、ラクトバチルス・ファーメンタム(Lactobacillus fermentum)に属する乳酸菌、及びこれらの組み合わせからなる群より選択される乳酸菌を有効成分として含む抗アレルギー剤。

◇カルピス酸乳の血圧降下作用
 酸乳の寿命延長効果は、一つには循環器系へ与える何らかの影響によるものと考えられた。 そこで、酸乳を幼若期より自然発症高血圧ラット(SHR)に与えたところ、血圧上昇が抑制されることがわかった。詳細>>カルピス資料

出願番号 : 特許出願2003-156238 出願日 : 1993年3月3日
公開番号 : 特許公開2003-327543 公開日 : 2003年11月19日
出願人 : カルピス株式会社 発明者 : 山本 直之 外2名

発明の名称 : 血圧低下活性剤及びその製造法

【課題】毒性がなく、優れた血圧低下活性を示す血圧低下活性剤及びその製造法を提供すること。
【解決手段】本発明の血圧低下活性剤は、有効成分として配列表の配列番号2、12~15、18~20、23に記載されるアミノ酸配列で表わされる各ペプチド、配列番号1~8に記載されるアミノ酸配列で表わされるペプチド混合物又は配列番号9~23に記載されるアミノ酸配列で表わされるペプチド混合物、及びそれらの医薬上許容される塩及び食品上許容される塩を含有し、本発明の製造法では、有効成分のペプチドを獣乳カゼインを乳酸菌産生プロティナーゼで分解、精製して製造する。

出願番号 : 特許出願平11-39507 出願日 : 1999年2月18日
公開番号 : 特許公開2000-239175 公開日 : 2000年9月5日
出願人 : カルピス株式会社 発明者 : 横越 英彦 外2名

発明の名称 : 抗アレルギー剤

【課題】天然物由来で副作用がなく安全性が高く、医薬品及び特定保健用食品、健康食品等の飲食品に用いることができる抗アレルギー剤を提供する。
【解決手段】酸乳ホエーを含むことを特徴とする抗アレルギー剤、特に即時型アレルギー又は遅延型アレルギーに有効で、経口的及び/又は経皮的に投与される前記抗アレルギー剤。

アミノ酸「オルニチン」の新しい機能発見 協和醗酵

2005年11月10日 | 医療 医薬 健康
~ 疲労自覚症状軽減、肌質・寝起き・手足の冷え改善 ~
 ボランティアの健常人による二重盲検並行群間試験を実施し、視覚的アナログ目盛法(VAS;Visual Analogue Scale)を用いたアンケート試験[*]により、オルニチン摂取群とオルニチン非摂取群(プラセボ摂取群)とを比較したところ、オルニチンを摂取することが、
   ① 疲労の自覚症状
   ② 顔色、顔のしわ、顔のはりなどの肌質
   ③ 寝つきと朝の目覚め
   ④ 手足の冷え
などに対して、良い影響を与えることが示唆されました。
協和醗酵工業㈱ プレリリース2005-11-01

イチゴの品種識別方法

2005年11月10日 | 植物&農業
出願番号 : 特許出願2004-96966 出願日 : 2004年3月29日
公開番号 : 特許公開2005-278477 公開日 : 2005年10月13日
出願人 : 福岡県 発明者 : 下村 克己 外3名

発明の名称 : イチゴの品種識別方法

【課題】DNA分析によるイチゴの品種識別において、少ない数のプライマーの組み合わせで高い識別精度が得られる識別方法を確立する。
【解決手段】多型検出にAFLP法を適用し、PCR増幅に必要なプライマーとして、「EcoRI+AGC」と「MseI+CAA」のプライマー対を用いることにより、わずか1種のプライマー対を用いるだけで、10品種程度のイチゴの品種を識別することが可能となる。これに加えて、複数種の補助的なプライマー対を用いることにより、さらに識別精度を高めることができる。

求愛の相手性、遺伝子が決めていた ハエで確認

2005年11月10日 | 環境 自然  生態
 一つの遺伝子が脳の中で働くか働かないかで、オスに求愛するかメスに求愛するかの行動が変わることを、北海道教育大の木村賢一教授(発生遺伝学)らがショウジョウバエで確認した。そのまま人間に当てはまるわけではないが、ハエでは、ある遺伝子のオン・オフで脳の神経回路網そのものがオス型になったりメス型になったりすることを初めて明らかにしたという。詳細記事>>Asahi.Com.,2005-11-10


食品健康影響評価を踏まえた肉骨粉等の飼料利用の考え方

2005年11月10日 | NEWSクリッピング
BSE関連アメリカ産牛肉に対する食品安全委員会は、年内に条件付で輸入を許容する流れになってきた。牛以外の畜産副生物「骨粉」は、業界での使用に問題ないとの公示もだされた。食品安全委員会(通知:府食696号)

食品健康影響評価を踏まえた肉骨粉等の飼料利用の考え方

ステビアの抽出物を含有する大豆加工食品及びその製造方法

2005年11月10日 | 植物&農業
  伊嶋 弘夫
特開2005-278595(P2005-278595A)

【課題】ステビアの抽出物を添加混合することによる長期保存可能で健康食品としても機能する大豆加工食品及びその製造方法を提供する。
【解決手段】ステビアの抽出物を含有することを特徴とする大豆加工食品である。ステビアの抽出物には、少なくともステビアの茎の抽出物を含有する。大豆加工食品が豆腐、豆乳、豆腐加工食品又は豆乳加工食品の中の何れかである。大豆加工食品が健康食品である。大豆を水に浸漬する工程と、水を含んだ大豆を摩砕して呉汁をつくる工程と、圧搾しておからを分離する工程と、おからを分離した後の豆乳にステビア抽出物単独又はステビア抽出物と苦汁の組み合わせの何れかを添加混合する工程と、を備えてなる。

幻覚剤「ペヨーテ」は脳を損傷しない

2005年11月10日 | 医療 医薬 健康
米国内でネイティブ・アメリカンの宗教儀式に限り使用が認められている、サボテン由来の幻覚剤「ペヨーテ」は、他の薬物と違って、長期的に見ても使用者の脳の働きを損なわないようだという研究結果が発表された。人体に無害な幻覚剤が確認されれば、うつ病や強迫性障害といった精神疾患の治療に利用できる可能性があるため、研究者から注目されている。HotWierd News 2005-11-09