バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

人工タンパク質、設計と構造決定に成功

2005年11月21日 | NEWSクリッピング
~天然タンパク質のデータ利用、理研と東工大の成果~

  理化学研究所(野依良治理事長)播磨研究所放射光科学総合研究センターの磯谷泰弘先任研究員、東京工業大学学術国際情報センターの太田元規助教授らのグループは、特定の立体構造をもつ人工タンパク質の完全設計に成功した。2005-11-21詳細>>知財情報局 科学新聞社

栄研化学:ノロウイルスを検出する研究用試薬

2005年11月21日 | NEWSクリッピング
ノロウイルスは、経口感染し、小腸で増殖して急性胃腸炎を引き起こしますが、生カキ等の食品の他、水を介する場合、さらにヒト-ヒト間の感染もあり、例年、12月から3月をピークに全国的に流行しております。症状は一般的に軽度ですが、まれに重症化する例もあり、老人や免疫力の低下した乳児では死亡する例も報告されています。日経ネット(プレリリース)2005-11-21
栄研化学プレリリース
http://www.eiken.co.jp/news/pdf/20051121-1.pdf

イソマルトオリゴ糖のアレルギー性鼻炎改善効果について

2005年11月21日 | NEWSクリッピング
イソマルトオリゴ糖は、ぶどう糖分子間のα1,4-結合以外の結合を構造内に含むオリゴ糖の総称で、α1,6結合でぶどう糖が結合したイソマルトース、イソマルトトリオースやα1,6結合とα1,4結合でぶどう糖が結合したパノースなどを主な構成成分としております。天然には味噌、清酒及び醤油などの発酵食品や蜂蜜などに含まれています。既に、昭和産業はイソマルトオリゴ糖に腸内のビフィズス菌数を増加させて腸内環境を改善する効果があることを確認し、特定保健用食品の許可を得ております。詳細資料>>昭和産業プレリリース

ツエインの製造法

2005年11月21日 | 加齢 老化制御
出願番号 : 特許出願平3-211296 出願日 : 1991年7月30日
公開番号 : 特許公開平5-30916 公開日 : 1993年2月9日
出願人 : 昭和産業株式会社 発明者 : 高橋 秀和 外2名

発明の名称 : ツエインの製造法

【目的】 製造工程の安全性を確保することができて、医薬品や食品等のコーティングに適し、他の工業材料としても用いることができる淡色で臭いの殆どないツェインの製造を可能にする。
【構成】 ツェインを含有する素材にアルカリ溶液を加えてツェインを抽出する際に、温度を40~80℃に維持し、かつ抽出終了時の抽出液のpHが7~11.5になるように処理して抽出液を分離する工程と、得られた抽出液に酸を加えて酸性にしてツェインを析出させ、沈澱物を分離して乾燥する工程との結合からなるツェインの製造法と、前記の分離された抽出液を濃縮して、乾固する工程との結合からなるツェインの製造法である。

出願番号 : 特許出願平3-211297 出願日 : 1991年7月30日
公開番号 : 特許公開平5-30917 公開日 : 1993年2月9日
出願人 : 昭和産業株式会社 発明者 : 高橋 秀和 外2名

発明の名称 : ツエインの製造法

【目的】 脱色、脱臭工程を必要としないツェインの製造法であって、かつ広い用途に利用することができる良質なツェインを安定して供給することを可能にする。
【構成】 ツェインを含有する素材に含水アセトンを加えてツェインを抽出する際に、アセトン濃度20~60重量%の含水アセトンを用い、かつ温度を20~60℃に維持して処理し、抽出液を分離する工程と、得られた抽出液を濃縮して、乾固する工程との結合からなるツェインの製造法である。

ツエインを含有する素材の処理方法
  昭和産業㈱ 特許3091515

 ツェインを含有する素材を溶媒に浸漬し、30∼75℃の温度で処理してツェインを抽出する工程と、ツェインを含有する素材を70∼100%のアセトン溶液と接触させ、25∼60℃の温度に維持しながら処理することにより不純物を溶出させ除去する。

バチルス・ズブチルス菌株による芝草病害防除方法

2005年11月21日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願平6-334915 出願日 : 1994年12月20日
公開番号 : 特許公開平8-175924 公開日 : 1996年7月9日
出願人 : 森永製菓株式会社 発明者 : 杉山 茂

発明の名称 : バチルス・ズブチルス菌株による芝草病害防除方法

【目的】本発明は、イツリンAを産生するバチルス・ズブチルスに属するNK-330株および/またはNK-C-3株を用いて、芝草の病害を防除することを目的としている。
【構成】本発明は、イツリンAを産生するNK-330株および/あるいはNK-C-3株を培養し培養物を製造する工程、培養液を乾燥する工程、菌体を分離し乾燥する工程、刈り芝のコンポストを製造しこのコンポストをさらに本菌株により培養して培養物を製造する工程、より構成され、これら菌株の培養物、菌体あるいはコンポスト培養物を芝草に散布して病害を予防・防除するものである。

セルロース生産菌のスクリーニング方法

2005年11月21日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願2001-63632 出願日 : 2001年3月7日
公開番号 : 特許公開2002-262898 公開日 : 2002年9月17日
出願人 : キヤノン株式会社 発明者 : 古崎 眞也

発明の名称 : 水溶性セルロースエーテルを用いたセルロース生産菌のスクリーニング方法、バクテリアセルロース、及びバクテリアセルロースの製造方法

【課題】 セルロース生産速度の高い菌株又は分子量の高いセルロースを生産する菌株を多検体中から簡便かつ迅速にスクリーニングする方法を提供する。
【解決手段】 セルロースを生産しうる微生物を培養する工程と、該培養された微生物の複数ロットにそれぞれ変異処理を施し複数の変異株を得る工程と、該得られた複数の変異株をそれぞれ別個に水溶性セルロースエーテル及び単糖又は二糖類及び窒素源を含有する培地を用いて固体培養する工程と、各々の変異株の増殖したコロニーについて指標となる性状の差に基づいて選抜する工程とを有することを特徴とするセルロース生産菌変異株のスクリーニング方法。選抜された変異株を用いたバクテリアセルロースの製造方法。及び得られたバクテリアセルロース。

レーザーで遺伝子治療に新手法 東大グループ

2005年11月21日 | 医療 医薬 健康
真ん中に治療用の遺伝子をもち、外側を高分子で球状に囲んだ直径1万分の1ミリほどの「運び屋」を作った。ウイルスほどの大きさだ。これを細胞に取り込ませ、特定波長の赤色レーザーを当てると高分子が壊れて遺伝子が細胞内に放出される。朝日新聞2005-11-21
加齢黄斑変性症など目の疾患やがん治療に応用する研究を進めている。さらに再生医療への利用も目指しているという。読売新聞2005-11-21