バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

発酵法によるL-リンゴ酸の製造方法

2005年11月17日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願平5-229295 出願日 : 1993年9月14日
公開番号 : 特許公開平7-79785 公開日 : 1995年3月28日
出願人 : 新技術事業団 発明者 : 横田 篤 外1名

発明の名称 : 発酵法によるL-リンゴ酸の製造方法

【構成】 モナスクス属かびのL-リンゴ酸産生菌株Monascus araneosusAHU9087から変異誘導させた色素非生産株をさらに変異させて得られた株を糖質を炭素源とする液体培地で培養することにより、培養液中にL-リンゴ酸を生産せしめ、これを培養液から単離精製する。
【効果】 再生産可能な安価で安全な糖質を炭素源とする培地に、モナスクス属のかび等を培養することによって低コストで極めて高い生産性で、安全に、L-リンゴ酸を製造することが可能となる。

微生物によるフマル酸の製造方法

2005年11月17日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願2004-25686 出願日 : 2004年2月2日
公開番号 : 特許公開2005-211042 公開日 : 2005年8月11日
出願人 : 株式会社日本触媒 発明者 : 向山 正治

発明の名称 : フマル酸の製造方法

【課題】バイオマスによるフマル酸の発酵生産方法として好適なプロセスであり、不飽和ポリエステル原料、食品添加物、L-アスパラギン酸原料、L-リンゴ酸原料、飼料添加物の種々の用途に好適に用いることができるフマル酸の収率が向上し、しかも生産性に優れる製造方法を提供する。
【解決手段】グルコースと二酸化炭素及び/又は炭酸塩とを含む製造原料を嫌気性条件下での菌体の発酵工程により反応させてフマル酸を製造する方法であって、該フマル酸の製造方法は、好気培養による菌体培養工程の後に発酵工程を行うフマル酸の製造方法。

高い死亡率、免疫の過剰反応が原因か 鳥インフルエンザ

2005年11月17日 | NEWSクリッピング
鳥インフルエンザH5N1型の感染者の死亡率が高いのは、炎症を促す物質が白血球から過剰に分泌されることが関係していると、香港大学などの研究グループが明らかにした。3000万人が死亡したとされる1918年のスペインかぜで、若者の死亡率が高かったのも、同じ理由によると考えられている。オンライン医学誌「レスピラトリー・リサーチ」で発表した。詳細>>朝日新聞2005-11-27

パーソナライズド・メディスンの展望(英国)

2005年11月17日 | 医療 医薬 健康
バイオテクノロジーの進展を背景に、個々の患者の遺伝的特性を考慮した個別の治療を施すパーソナライズド・メディスン(personalised medicine)に対し世界的に関心が寄せられているが、英国王立学会(The Royal Society)は9 月21 日に、「パーソナライズド・メディスン ~希望と現実~」と題する報告書を発表した。NEDO海外レポート NO.967, 2005.11. 16

テーラーメイド医療技術の商業化動向( 米国)

2005年11月17日 | 医療 医薬 健康
 ヒトゲノムが解読され、多くの遺伝子の機能解析が行われている。このゲノム情報から医薬品の開発が進められる一方で、遺伝子診断で患者の遺伝子型を特定し、一人ひとりに適した医療や医薬品を提供する「テーラーメイド医療」の実現化が進んでいる。ここでは、米国を中心としたテーラーメイド医療技術の商業化動向に焦点を当て、治療法とリサーチ・プラットフォームについて紹介する。NEDO海外レポート NO.967, 2005.11. 16

ナノテクの応用が進む健康・ライフサイエンス分野(ドイツ)

2005年11月17日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
ドイツにおいてナノテクノロジーの研究開発に従事する研究者たちによれば、2015
年までにすべての産業分野でナノテクノロジーの応用が展開され、その中でも特に電
子、化学、自動車、光および健康の5 つの分野での利用が進むと予測している。ドイ
ツは、特許出願数では米国に劣るものの、健康・ライフサイエンス分野ではナノテク
ノロジーの応用面で世界をリードしていると評価されている。NEDO海外レポート NO.967, 2005.11. 16

ナノバイオテクノロジーの海外の研究動向

2005年11月17日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
―平成16年度NEDO成果報告書より―
NEDO技術開発機構バイオテクノロジー・医療技術開発部が、平成16年度に実施した調査報告書「ナノバイオテクノロジー産業化推進調査事業成果報告書」より、米国・中国等のナノバイオテクノロジーの研究動向についての調査結果の概要を紹介する。
NEDO海外レポート NO.967, 2005.11. 16

癌研究推進のための提言―NCAB 生物医学技術WG レポート(米国)

2005年11月17日 | 腸内細菌 プロバイオティクス
【ライフサイエンス・バイオテクノロジー特集】

2005 年2 月16 日、国家癌諮問委員会(NCAB)生物医学技術ワーキング・グループ(WGBT)は「国家癌諮問委員会への報告書」を公表した。WGBT は、米国立癌研究所(NCI)所長の要請を受けてNCAB が2003 年9 月に設立した生物医学技術臨時小委員会によって設置された。リー・ハートウェル、エリック・ランダ―両博士が議長を務め、基礎科学、臨床科学、商学の専門家18 名で構成されている。NEDO海外レポート NO.967, 2005.11. 16