バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

鳥インフル 抗剤世界供給へ光明 「タミフル」生産契約、インド社が協議開始

2005年11月18日 | NEWSクリッピング
印製薬最大手、ランバクシー・ラボラトリーズは十七日までに、鳥インフルエンザの特効薬である抗インフルエンザ剤「タミフル」を世界で唯一製造しているスイスの同業、ロシュから、タミフルのコピー薬を製造・販売するための許諾を受ける方向で協議に入ったことを明らかにした。 FijiSankei Business i 2005-11-18

高脂血症薬に心臓病防ぐ効果 日本で8千人臨床試験

2005年11月18日 | 医療 医薬 健康
 コレステロール値を下げる高脂血症薬を使うと、日本人で心臓病の発生を減らす効果があることが、約8000人の患者が参加した臨床試験で分かった。今回の臨床試験で使われたのはプラバスタチン(商品名メバロチン)という高脂血症治療薬で、日本では89年、三共が発売し、医師が処方する薬として広く使われている。朝日新聞2005年11月17日

遺伝子組み替え微生物によるL-スレオニンの製造法

2005年11月18日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願2003-578568 出願日 : 2002年5月16日
公表番号 : 特許公表2005-520548 公表日 : 2005年7月14日
出願人 : 500437371 発明者 : パーク ジェ-ヨン 外5名

発明の名称 : L-スレオニンの製造方法

微生物を利用したL-スレオニンの生産方法を提供する。本方法において、微生物のゲノムDNA内に存在するスレオニンデヒドラターゼ(tdc)遺伝子が、組換え技術によって部分的に不活性化される。スレオニンオペロンを含む酵素およびホスホエノールピルビン酸カルボキシラーゼ(ppc)遺伝子の活性が強化された微生物株について、4つのスレオニン代謝経路のうち1つに関与するtdc遺伝子が特異的に不活性化され、それによりL-スレオニンの収率を著しく増大させる。

微生物によるニコチン酸類の製造方法

2005年11月18日 | 環境 自然  生態
出願番号 : 特許出願2003-418890 出願日 : 2003年12月17日
公開番号 : 特許公開2005-176639 公開日 : 2005年7月7日
出願人 : 旭化成ケミカルズ株式会社 発明者 : 岡本 誠 外1名

発明の名称 : ニコチン酸類の製造方法

【課題】シアノピリジン類をニコチン酸類に変換して、工業化するに十分な活性を有する高純度ニコチン酸類を収率良く製造する方法を提供する。
【解決手段】
シアノピリジン類に対し生体触媒であるアシネトバクター・エスピーAK226(FERM P-08271)及び/または該微生物由来のニトリラーゼ酵素による加水分解反応を行い、生成するニコチン酸類アンモニウム塩からニコチン酸類を取得することによって高純度ニコチン酸類を収率良く製造する。


微生物によるパントテン酸の製法

2005年11月18日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願2004-519495 出願日 : 2002年7月3日
公表番号 : 特許公表2005-531326 公表日 : 2005年10月20日
出願人 : 595123069 発明者 : ヨカム,アール.,ロジャース 外3名

発明の名称 : パントテン酸の高生産のための微生物及び方法

この発明は、改変されたパントテン酸生合成酵素活性及び改変されたメチレンテトラヒドロフォレート(MTF)生合成酵素活性を有する微生物を利用するパントエート及びパントテン酸の高生産のための改良方法を特徴とする。特に、この発明は、その合成に直接的に又は間接的に寄与する基質又は酵素の増加によって、鍵となる中間体ケトパントエートの量を増加し、所望の生産物の生産を高める方法を特徴とする。組換え微生物及びその培養条件も特徴とする。さらに、そのような微生物によって生産される組成物も特徴とする。

出願番号 : 特許出願2002-558526 出願日 : 2002年1月19日
公表番号 : 特許公表2005-501509 公表日 : 2005年1月20日
出願人 : 595123069 発明者 : ハーマン,セロン 外5名

発明の名称 : パントテネートの産生増強法

本発明は、修飾されたパントテネート生合成酵素活性を有する微生物を利用して、パントエートとパントテネートを産生するための改良方法を特徴とする。特に本発明は、副産物生成を低下させ、所望の生成物の収率と純度を上昇させる方法を特徴とする。組換え微生物とこれを培養する条件も特徴である。また、このような微生物により産生される組成物も特徴である。

微生物変換によるバリエナミンおよびバリダミンの製造

2005年11月18日 | 菌類 細菌
中国でのバリダマイシンはその製造はもっとも盛んな抗生物質として重要だ。最近まで淅江工科大学の総長を務めていた旧友の沈寅初教授たちが日中国交回復直後の技術交流の主題として取り組んだテーマの一つでもある。ということは、中国には当該阻害剤の安価な供給条件が整っているともいえる。

 このバリダマイシンを出発原料としてstarch blockerと称するアミラーゼ阻害物質群の生理活性を生かした血糖値を下げる医薬素材にするバイオコンバージョン技術が生まれてきた。

 カルバ糖アミン類酵素阻害剤の開発が、最近また新たな局面を迎えている。β-Glc型あるいはβ-Gal型バリエナミンN-置換体(4,5)は、対応するグリコセレブロシダーゼに強力かつ特異的な阻害活性を示すが、後者はさらに、ヒト由来のβ-ガラクトシダーゼを強く阻害することがわかり、遺伝性ライソゾーム病分子治療薬としての開発研究が活発化している

出願番号 : 特許出願2004-200143 出願日 : 2004年7月7日
公開番号 : 特許公開2005-151971 公開日 : 2005年6月16日
出願人 : 合同酒精株式会社 発明者 : 辻田 和彦 外3名

発明の名称 : バリダマイシンをバリエナミンおよびバリダミンに変換する新規微生物

【課題】 微生物変換法により、バリダマイシンまたはバリドキシルアミンからバリエナミンおよび(または)バリダミンを効率良く製造する。
【解決手段】 バリダマイシンまたはバリドキシルアミンを、効率的にバリエナミンおよび(または)バリダミンに変換する能力を有するバチルス(Bacillus)属に属する微生物を培養、あるいはこのバチルス(Bacillus)属に属する微生物由来でバリダマイシンまたはバリドキシルアミンをバリエナミンおよび(または)バリダミンに変換する活性を有する酵素源を利用して、バリエナミンおよび(または)バリダミンを工業的規模で効率的に製造する。

出願番号 : 特許出願2004-102489 出願日 : 2004年3月31日
公開番号 : 特許公開2005-151967 公開日 : 2005年6月16日
出願人 : 合同酒精株式会社 発明者 : 辻田 和彦 外3名

発明の名称 : バリダマイシンをバリエナミンおよびバリダミンに変換する新規微生物

【課題】微生物変換法により、バリダマイシンまたはバリドキシルアミンからバリエナミンおよび(または)バリダミンを効率良く製造する。
【解決手段】バリダマイシンまたはバリドキシルアミンを、効率的にバリエナミンおよび(または)バリダミンに変換する能力を有するペニバチルス(Paenibacillus)属またはバチルス(Bacillus)属に属する微生物を利用して、バリエナミンおよび(または)バリダミンを工業的規模で効率的に製造する。

◇ボグリボース  -糖尿病の食後過血糖改善薬-

糖尿病は、血液中にあるブドウ糖(血糖)を体の組織に取り込むことを調節するインスリンというホルモンの働きが弱くなるためにおこる病気で、慢性的に血糖が高くなる結果、血管が損傷を受けて目、腎臓、神経などに障害が現れます。ボグリボースは、食物中の糖類の消化の最終段階である二糖類から単糖類への分解を阻害して腸からの糖の吸収を妨げ、糖尿病患者で特に問題になる食後の血糖値の急上昇(食後過血糖)を防いで病気の進行を抑えます。 詳細>>nikkei .bp.,