バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

高甘味料「スクラロース」

2005年11月27日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
スクラロースは1999年7月に日本において食品添加物に指定された高甘味料である。甘味倍率は差等の600倍で味質は砂糖に近くハンドリングに優れていることなどから、幅広い食品分野に利用されている。

Crystalline 4,1',6'-trichloro-4,1',6'-trideoxy-galactosucrose
  US.Pat.,No.4,343,934 引用文献

Tetrachlororaffinose and its use in the preparation of sucralose
Rathbone , et al. US.Pat.No.4,826,962

◇高甘味度甘味料スクラロースとソーマチン最近の動向
  FFIジャーナル Vol.210 No.11 1079-1085(2005)
What is Sucralose? (三栄源FFI)
  http://www.saneigenffi.co.jp/sucralose/index/index1.html

コーヒー生産とNeemのかかわり

2005年11月27日 | 植物&農業
The Importance of Neem For Sustainable Coffee Production

by Dr. Anand Titus and Geeta N. Pereira

 コーヒー農場は、熱帯ベルト(ここで太陽はコーヒー山を暖めて、強く輝く)に位置します。そのため、コーヒー農場は豊富な日光を受け取ります。3つの層をなした木天蓋の光合成のメカニズムは、炭水化物と砂糖を合成する際に葉緑素の助けを借りて日射の最大の吸収を行なう。詳細>英文>> http://www.ineedcoffee.com/05/neem/

ニームノキから誘導される治療用化合物

2005年11月27日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願平6-511477 出願日 : 1993年9月8日
公表番号 : 特許公表平8-504403 公表日 : 1996年5月14日
出願人 : ニーム・ファーマコ 発明者 : ウデインヤ、イロカ・ジェイ

発明の名称 : ニームノキから誘導される治療用化合物

この発明は、ニームノキの葉から得られる抽出精製物に関する。この抽出物は、感染性細胞や癌細胞の内皮細胞への付着を抑制するので、マラリアや癌を含む種々の疾患の治療に有用である。該抽出物は無性生殖および有性生殖のマラリア寄生虫およびウイルスも抑制する。この発明は抽出法および抽出精製物含有薬剤にも関する。

グリセリンのバイオコンバージョンでコハク酸を製造

2005年11月27日 | 菌類 細菌
 パームオイルやナタネ油のエステル交換でバイオ燃料を製造する試みが本格化の段階へ進むかも。食用廃油なども副生するグリセリンの利用がバイオ燃料製造コストへと絡んで要素技術としての注目度は高い。グリセリンを素材とするバイオコンバージョンを動力経費を低減できるシステムでおこなう向山さんの試みが実用化につながることに期待は大きい。マレーシア、ガーナ、インドネシアなどオイルパームプランテーションでのバイオ燃料生産システムへの連結プロセスができあがると、コハク酸生分解樹脂素材供給バイオ事業がこれらの地域に産まれる日も近いとみる。(バイオ塾・川野隆嗣)
◇微生物によるコハク酸の製造法 http://blog.goo.ne.jp/riibs/e/a814e2246809d23a2373b014b3eecc4e

出願番号 : 特許出願2004-25685 出願日 : 2004年2月2日
公開番号 : 特許公開2005-211041 公開日 : 2005年8月11日
出願人 : 株式会社日本触媒 発明者 : 向山 正治

発明の名称 : コハク酸の製造方法

【課題】バイオマスによるコハク酸の発酵生産方法として好適なプロセスであり、生分解性ポリマー原料、1,4-ブタンジオール原料、食品添加物、入浴剤等の種々の用途に好適に用いることができるコハク酸の収率が向上し、しかも生産性に優れる製造方法を提供する。
【解決手段】グリセリンと二酸化炭素及び/又は炭酸塩とを含む製造原料を嫌気性条件下での菌体の発酵工程により反応させてコハク酸を製造する方法であって、該コハク酸の製造方法は、好気培養による菌体培養工程の後に発酵工程を行うコハク酸の製造方法。

古紙からグルコン酸を製造する方法

2005年11月27日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願2004-102083 出願日 : 2004年3月31日
公開番号 : 特許公開2005-278602 公開日 : 2005年10月13日
出願人 : 月島機械株式会社 発明者 : 朴 龍洙 外2名

発明の名称 : 古紙からグルコン酸を製造する方法

【課題】 古紙から糖化工程を経てグルコン酸を製造するグルコン酸製造方法であって、アスペルギルス属菌の菌体の分離と鉄イオンの添加を行うことなく、かつ菌体再利用を繰り返しても高い生産性を維持できるグルコン酸製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 古紙を酵素糖化し、その糖をグルコン酸発酵してグルコン酸を製造する方法であって、古紙を糖化して糖化液とする工程と、その糖化液をアスペルギルス(Aspergillus)属に属する菌を用いてグルコン酸発酵する工程とを有し、前記グルコン酸発酵が、グルコン酸発酵液の一部を新しい糖化液と入れ換えてなされる。

臓器移植への可能性を開く クローン豚

2005年11月27日 | NEWSクリッピング
 クローンブタが誕生するまで. ランドレース(白ブタ)の卵子から核を取り除く。梅山豚(黒ブタ)の胎児の線維(皮膚)芽細胞の核を、卵子に ... それに対し、クローンブタは元になった豚個体のみの性質を受け継ぐので、優秀な個体の性質がそのまま残る。
http://trg.affrc.go.jp/v-museum/cutedge/cut-b03.html

◇豚体細胞クローン研究の現状について
  http://www.pref.shizuoka.jp/nousei/ns-42/clone.pdf

◇農業大学:中国初、クローン豚の誕生に成功
 クローン豚が誕生したのは5日午前10時50分(現地時間)で全部で3頭生まれた。2頭は間もなく死んだが、体重が1130グラムだった1頭は順調に成育しているという。なお、クローン豚が誕生したのは、河北(かほく)省・三河(さんか)市にある明慧養猪公司の施設。中国情報局2005-08-09

バイオマス・アジア・フォーラムの開催について

2005年11月27日 | 植物&農業
1.日時及び場所  平成18年1月19日(木)、20日(金)
   UNハウス(国連大学本部ビル) ウ・タント国際会議場
2.主催 農林水産省、日本エネルギー学会、APEC・農業技術協力作業部会

バイオマス資源の有効活用等を通した持続可能な農業の発展が、地球的規模の環境問題等に対する取組としても重要な課題となっています。特に、農村地域に存する家畜排せつ物、稲わら等、農業から発生するバイオマスを有効活用することにより、農業の自然循環機能を維持増進し、その持続可能な発展を図ることが可能となります。一方、アジア太平洋経済協力(APEC)の枠組みで、農業分野を含む技術協力・交流が実施されています。このたび、この枠組みの活動の一環として、我が国と開発途上国の関係者の間で、バイオマス資源の利活用を通じた農業・農村の持続可能な発展の方途について、農業者、市民(NGO)等の視点を盛り込みつつ議論・検討することを目的とした、バイオマス・アジア・フォーラムを実施します。http://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20051125press_1.html

ゲノム、「一挙に」解読 腸内細菌、各国分担で研究へ

2005年11月27日 | NEWSクリッピング
 人の腸や皮膚、口腔(こうくう)などにすみつく細菌のゲノム(遺伝情報の全体)を国際協力で解読しようというヒトメタゲノムプロジェクト構想が持ち上がっている。人間の病気・健康に深くかかわっていると考えられている常在細菌について、膨大な遺伝子解析を共同作業で進め、免疫機構の解明や、医薬品や健康食品などの開発基盤づくりを目指す。 詳細>> 朝日新聞2005-11-27

醤油オリ由来の抗酸化剤、抗酸化食品、それらの製造方法および酸化抑制方法

2005年11月27日 | 菌類 細菌
岩井 邦久 外10名( 青森県 外3名 )
公開番号 : 特許公開2005-290053 公開日 : 2005年10月20日

【課題】従来の製品とは異なる発酵産物の醤油オリを用いて、酸化された物質の発生を抑制できる醤油オリ由来の抗酸化剤、抗酸化食品、それらの製造方法および酸化抑制方法を提供する。
【解決手段】醤油オリ由来の抗酸化剤が醤油オリのクロマトグラフィーによる水性メタノール溶出画分から成る。水性メタノール溶出画分は20乃至80容量%の水性メタノールに対する溶出画分から成る。抗酸化食品が醤油オリ由来の抗酸化剤を含む。抗酸化剤の製造方法では、醤油オリをクロマトグラフィーに付し、水性メタノール溶出画分を抗酸化剤として得る。

ビール及びセラミド生産方法

2005年11月27日 | 菌類 細菌
石川 貴大 外2名(株式会社ディアイエス 外1名)
公開番号 : 特許公開2005-312372 公開日 : 2005年11月10日

【課題】
従来、セラミドの天然原料としては、牛脳が使用されてきたが、狂牛病の発生以来、植物性セラミド製品へのシフト現象が生じている。しかし、汎用的な原料である小麦等の原料に含まれているセラミドの量は少ないため、抽出処理にコストがかかる。
【解決手段】
本発明は、ビール製造原料を発酵・貯蔵してビールを生産する方法と、一方、ビール製造原料の仕込・発酵・貯蔵中におけるビール残渣からセラミドを抽出するセラミド生産方法である。また、発酵・貯蔵工程をへたビール製造原料を濾過して取得したビール酵母からもセラミドを抽出することもできる。このとき、セラミドの抽出・生成工程は、ビール製造のための設備を流用することで実施する。