バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

補酵素Q-10の製造方法

2005年11月02日 | 菌類 細菌
国際出願番号 : PCT/JP2002/013766 国際出願日 : 2002年12月27日
国際公開番号 : WO2003/056024 国際公開日 : 2003年7月10日
出願人 : 000000941 発明者 : 矢島 麗嘉 外4名

発明の名称 : 補酵素Q-10の製造方法

本発明は、還元型補酵素Q10を全補酵素Q10のうち70モル%以上の比率で含有する微生物細胞を得、必要に応じて前記細胞を破砕し、生産された還元型補酵素Q10を回収する還元型補酵素Q10の製造方法である。また、前記微生物細胞又は該細胞破砕液を酸化した後、生成した酸化型補酵素Q10を回収するか、或いは、前記微生物細胞又は該細胞破砕液から還元型補酵素Q10を回収した後に酸化処理に付す、酸化型補酵素Q10の製造方法である。本発明の方法により、還元型補酵素Q10、及び、酸化型補酵素Q10を工業的規模で簡便に製造できる。

プリオン病:死の病原体の足取りを追え

2005年11月02日 | 創薬 生化学 薬理学
狂牛病やヤコブ病の病原体とされる変異プリオンは、ウィルスや細菌など従来の病原体とはずいぶん違った性質をもっています。なぜ遺伝物質を持たないタンパク質が伝染するのか、ましてや種の壁をこえて伝染するのかといったことに関しては、まだはっきりしないことが多いといえます。そういった状況で、どういった目的でどういった研究が行われているのでしょうか?--詳細>>気になる科学ニュース調査

金子,清俊
BSEと食の安全
医学のあゆみ 211(8 2526),789-792,2004/11/20(医歯薬出版)

出願番号 : 特許出願2004-119585 出願日 : 2004年4月14日
公開番号 : 特許公開2005-300431 公開日 : 2005年10月27日
出願人 : 有限会社エヌ・エス・テック 発明者 : 佐藤 功栄

発明の名称 : プリオン蛋白の分離・濃縮・試料調製方法

【課題】 プリオン病の研究・診断のために、通常の施設でも簡便な手段により、高感度のプリオン蛋白測定に供しうるプリオン蛋白の分離、濃縮、または試料調製の方法を提供する。
【解決手段】 プリオン蛋白を含む試料に蛋白凝集作用物質を作用させる行程と、凝集した蛋白を可溶化する行程とにより蛋白(プリオン蛋白等、およびウイルス等)の分離、濃縮、試料調製を行う。

出願番号 : 特許出願2003-375715 出願日 : 2003年11月5日
公開番号 : 特許公開2005-139104 公開日 : 2005年6月2日
出願人 : 日本製薬株式会社 発明者 : 洪 苑起 外2名

発明の名称 : プリオン蛋白質の分離・採取方法

【課題】プリオン蛋白のチャレンジ試験に有用な、均質な無色透明で、且つ充分な感染力価を保持した高濃度プリオン蛋白の調製方法。
【解決手段】プリオン蛋白を含む溶液をプリオン蛋白より小さな固体を通過させる多孔性中空糸からなる濾過膜で濾過する工程、およびウイルスを捕足した濾過膜に対して、プリオン蛋白を凝集させない回収液を逆送してプリオン蛋白を濾過膜から脱離させる工程を実施することにより上記課題を解決した。