出願番号 : 特許出願2003-325144 出願日 : 2003年9月17日
公開番号 : 特許公開2005-87100 公開日 : 2005年4月7日
出願人 : 新日本石油株式会社 発明者 : 坪倉 章 外2名
発明の名称 : リコペンの製造方法
【課題】リコペンの安価で、安定供給可能な、安全性の高い製造方法を提供する。
【解決手段】16SリボソームRNAに対応するDNAの塩基配列が細菌由来の特定な塩基配列と実質的に相同であり、かつβ-カロテン、エキネノン、β-クリプトキサンチン、3-ヒドロキシエキネノン、アステロイデノン、カンタキサンチン、ゼアキサンチン、アドニルビン、アドニキサンチン及びアスタキサンチンから選ばれる少なくとも一つのカロテノイド化合物を生産するカロテノイド生産微生物に突然変異を誘発し、生産されるリコペンの総カロテノイド生産量に対する比率(質量%)が親株のそれよりも高い変異株を選抜してリコペン生産微生物を取得し、前記リコペン生産微生物を培養することにより得た培養物からリコペン又はリコペンを含有するカロテノイド混合物を採取することを含むリコペン又はリコペンを含有するカロテノイド混合物の製造方法。
出願番号 : 特許出願2002-109943 出願日 : 2002年4月12日
公開番号 : 特許公開2003-304895 公開日 : 2003年10月28日
出願人 : 鐘淵化学工業株式会社 発明者 : 谷 英美 外3名
発明の名称 : リコペンの醗酵生産法
【課題】 ブラケスレア・トリスポラ(-)単独培養でリコペンが生産でき、従来のブラケスレア・トリスポラの(+)タイプと(-)タイプの混合培養の煩雑さを解消すること。
【解決手段】 ブラケスレア・トリスポラ(-)の単独培養液に、ブラケスレア・トリスポラ(+)とブラケスレア・トリスポラ(-)の混合培養液から得られる抽出液、トリスポリン酸粗精製物あるいはトリスポリン酸のいずれかと、リコペンサイクラーゼ阻害剤を添加することを特徴とするリコペンの生産法。また、単独培養系で、ブラケスレア・トリスポラ(+)とブラケスレア・トリスポラ(-)の混合培養と同程度のリコペン生産を行うことが可能なブラケスレア・トリスポラ FERM P-18705株および、ブラケスレア・トリスポラ FERM P-18706株。
出願番号 : 特許出願平10-329143 出願日 : 1998年11月19日
公開番号 : 特許公開2000-152778 公開日 : 2000年6月6日
出願人 : 株式会社ヤクルト本社 発明者 : 石川 英司 外1名
発明の名称 : リコペン含有藻類の製造方法及び該製造方法により得られるリコペン含有藻類
【課題】 藻体の増殖を阻害することなく効率的にリコペン含有藻類を製造する。
【解決手段】 クロレラをニコチンを含有する培地で従属栄養培養する。ニコチン濃度が5~10ミリモル/リットルの範囲において、増殖速度は低下するものの1ミリグラム/グラム以上のリコペンを含有するクロレラが得られる。
出願番号 : 特許出願2001-516919 出願日 : 2000年7月21日
公表番号 : 特許公表2003-507021 公表日 : 2003年2月25日
出願人 : ビタテネ、ソシエダッド アノニマ 発明者 : エストレッラ デ カストロ、アントニオ 外4名
発明の名称 : リコペンの製造方法
リコペンの製造方法。本発明は一般的に、天然生合成ソースに出発して、ケカビ目(Mucorales fungi)たとえばBlakeslea(イトエダカビ),Choanephora(コウガイケカビ)またはPhycomyces(ヒゲカビ)の深部培養から、カロテノイド、とくにリコペンを得る方法に関する。記載された方法によれば、回収工程の単純化および生成物の純度の増大を達成することができる。本発明の方法は、以下の工程からなる:1)天然の生合成ソース(たとえば、発酵培地)のアルコールでの直接処理および湿潤バイオマスの分離、2)精製バイオマスの乾燥プラス崩壊または分解による調整、3)リコペンの有機溶媒による固体-液体抽出、4)濃厚な抽出液の濃縮、5)アルコールの添加による沈殿/結晶化、6)ろ過、7)乾燥。
出願番号 : 特許出願2001-503676 出願日 : 2000年6月6日
公表番号 : 特許公表2003-502052 公表日 : 2003年1月21日
出願人 : ビタテネ、ソシエダッド アノニマ 発明者 : マルコス、アナ テレサ 外11名
発明の名称 : リコペンを製造する方法
本発明は、カロテノイドを、特にブラケスレアとして得るための新規な方法に関する。トリスポリック酸の添加に基づいて増加したリコペンの生成を可能にする発酵法が開示される。この方法は、野生株またはその突然変異株を単一クロップ(single crop)または混合クロップ(mixed crop)系中で用いて行われる。トリスポリック酸類は発酵の初めまたは発酵中に加えられる。トリスポリック酸類の供給源は一部精製された調製物または未精製源であることができる。