らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

紙飛行機作り

2013-11-21 | 趣味

紙飛行機の滞空時間にギネス記録があることをご存知でしょうか?
先月、和歌山で「オリ紙ヒコーキ体験会」が行われたので孫と行ってきましたが、その時、私も初めてギネス記録があることを知ったものです。
今日はその時の模様とギネス記録保持者の戸田氏をご紹介します。

戸田氏は2009年4月11日、広島県立ふくやま産業交流館(ビッグ・ローズ)の屋内環境(無風環境)にて、A5判のサトウキビ加工紙を切らずに作った紙飛行機(折り紙飛行機)を用いて飛行滞空時間27秒9を出し、ギネス世界記録を更新しました。
それまでの記録は約11年前にアメリカ人のケン・ブラックバーン作った27秒6で、その記録を0.3秒更新したものです。

その後、戸田氏は先端のとがっていない紙飛行機「スカイキング」を作成し、平成22年(2010年)12月19日、札幌ドームで29秒2の室内滞空時間ギネス記録を更新したそうで、現在はこれがギネス記録となっています。

・戸田氏とギネス認定書です。(ネットより)


その戸田氏が広島県福山市から和歌山に来られ、子供たちに「オリ紙ヒコーキ」の折り方を教えていただいたものです。

・スカイキングの折り方を丁寧にご指導頂いている戸田氏です。


・折り曲げる位置などを説明しているところです。


・真ん中からピッタリ合うように折り曲げます。


・先端部分の折り方が重要のようです。


・翼の大きさも重要とのことで、折り曲げるところを間違えないように説明していました。


・翼を広げた時に左右の段差が生じないようにと、白板に書いて説明しているところです。


・これが完成したスカイキングです。


・自分で折った紙飛行機を飛ばす子供たちです。1位になった子の滞空時間は7~8秒でした。


戸田氏は今も、記録の更新に挑戦し続けているそうで、最近の練習では、35秒の飛行を達成したといわれています。
最終的には大気圏を越えたいと、同氏は考えているそうであり、宇宙航空研究開発機構(JAXA)はこの構想を実際に試しているそうです。
更に、戸田氏が会長を勤めている「おりがみヒコーキ協会」は、東京大学研究者らと提携して「宇宙から紙飛行機を飛ばす」実験を提案し、JAXA『宇宙オープンラボ』のひとつとして2008年3月に採用されたそうです。

2008年1月には東京大学で、耐熱性の紙を使った飛行機の極超音速風洞実験に成功したそうで、これは宇宙から地球に帰還する際の大気圏に突入する条件に近い「マッハ7、摂氏200度」に耐えられるものだそうです。

コメント (4)
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