らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

“フラワー山の手”(その4)キンシバイ

2011-06-30 | 

昨日お休みした“フラワー山の手”の花シリーズ、今日は一昨日に続き4回目の「キンシバイ(金糸梅)」をご紹介します。

「キンシバイ(金糸梅)」はオトギリソウ科オトギリソウ属の半落葉低木で、公園樹や庭木によく見られます。
原産地は中国で、日本には江戸時代の宝暦10年(1760年)に渡来したと言われています。
名前の由来は、たくさんある黄色い雄しべを「金の糸」に、5弁の花を「梅」に例えてつけられたそうです。


葉は長さ約2㎝~4㎝の楕円形で対生し、裏面にはミカン類に見られるような油点があり、花は6月頃から7月にかけ、直径3~4cmほどの五弁の黄色い花を咲かせます。
雄蕊は花弁より短く、60個ずつの5群に分かれた豪華な花です。




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ビートルズ初来日から45周年

2011-06-29 | 雑学

今日はビートルズの初来日から45周年になります。
そこで、“フラワー山の手”の花シリーズは1回お休みをいただき、45年前の記憶をたどりました。

ビートルズは、イギリスのアルバムチャート51週連続1位を始めとした多数の記録を持つ史上最も成功したバンドとしてギネスブックにも載っている20世紀を代表するアーティストです。
そのビートルズが昭和41年6月29日に初めて日本にやって来ました。

6月27日にドイツ公演を終えたビートルズは日航機の直行便で日本に向けて出発し、6月28日に羽田に到着する予定でしたが台風4号の影響でアメリカのアンカレッジで足止めを余儀なくされ来日が遅れました。
当日、羽田空港は台風4号の影響で激しい暴風雨に見舞われていました。このためビートルズの到着は翌朝4時に変更となったようです。
そして翌29日午前3時50分、アンカレッジに足止めされていたビートルズが予定から大幅に遅れて初来日をしたものです。



イギリスで誕生し、世界的に一世を風靡したロックバンドのビートルズは、アジアでは日本が初めての公演となり、来日した際は日本中が大騒ぎとなりました。
会場となった日本武道館は超満員となったと記憶しています。
午後6時30分から始まった公演は、yesterdayを始めとする11曲が演奏されたそうです。

昨日のNHKのお天気情報の中で“ビートルズ初来日から45周年”の話題を聴いて、ハッピ姿の4人組が日航機のタラップを降りてくる45年前の映像が見に浮かんでくるようでした。
私はロック音楽はあまり好きではなかったのですが、ビートルズ初来日時のニュースは今でも脳裏にあって、その時の記憶をもとに急遽アップしました。

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“フラワー山の手”(その3)コエビソウ

2011-06-28 | 

“フラワー山の手”の花シリーズ3回目は「コエビソウ(小海老草)」です。

「コエビソウ(小海老草)」は、正式名をベロペロネと言い、メキシコが原産の熱帯性植物でキツネノマゴ科ジャスティシア属の常緑低木です。
草のように見えますが分類では木になります。


ベロペロネとはギリシア語のベロス(矢)とペロネ(帯)の2語から成り、雄しべの先端に付く2つの葯が帯状の幕でつながれて矢のようなかたちになることに由来しています。
和名の「コエビソウ(小海老草)」は、「苞(ほう)」とよばれる赤褐色の葉が鱗状に重なり合い、湾曲した姿がエビのように見えることからこの名がついたと言われています。


エビの胴体ような部分は「花序」とよばれ、実際の花はその間から顔をのぞかせるように咲きます。
花は季節に関係なく15℃以上の気温があれば咲くそうです。
花は重なり合った赤褐色や黄褐色の苞に包まれ、唇形で白色をしており、下唇に相当する部分には紫色の班がついています。


住宅地内を散歩しながらこのような珍しい花を愛でることができるのは、“フラワー山の手”の皆さんのお陰です。
メンバーの皆さんありがとうございます。

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“フラワー山の手”(その2)バーベナ

2011-06-27 | 

熊取町山の手台のボランティアグループ “フラワー山の手” が管理している遊歩道の花の2回目は「バーべナ」です。

バーベナは、クマツヅラ科の一年草、または多年草で、原産地の南米、北米を中心に約200種が分布しています。
日本には大正初期に渡来した花で、和名はビジョザクラ(美女桜)と呼ばれています。


バーベナと呼ばれているものには、いくつかの原種を交雑して作りだされた園芸品種も多数栽培されています。


草丈は20~60㎝、花期は5月~10月、花色は緋赤、紅紫、ピンク、白など、サクラソウのような形の小花がボール状に固まって咲きます。



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“フラワー山の手”(その1)アジサイ

2011-06-26 | 

私が住まいしている大阪南部、熊取町の山の手台住宅地には、公園や遊歩道の草花を植栽・管理しているボランティアグループ “フラワー山の手” があります。

今日から数回にわたってそのグループが管理しているお花をご紹介します。
1回目の今日は遊歩道に咲いているアジサイの花をアップします。

紫陽花で、いわゆる最も一般に植えられている球状のものは西洋アジサイが殆どで、日本原産のガクアジサイを品種改良したものだそうです。


アジサイの花の色はいろいろな要素で変化します。
一般に土壌が酸性の場合は青色で、中性、アルカリ性 の土壌では赤色と言われている“土壌の酸性度”は花色を決定する要因の一つに過ぎないそうです。


日本が原産と言われている美しいガクアジサイです。


アジサイは毒性があり、牛、ヤギ、人などが摂食すると中毒を起こし、その症状は過呼吸、興奮、ふらつき歩行、痙攣、麻痺などを経て死亡する場合もあるそうです。


「七段花(しちだんか)」
ガクアジサイの一種で、額の部分が八重咲きとなる珍しい品種がありました。
調べてみると、幻の花と言われている、山紫陽花“七段花(しちだんか)”の仲間ではないかと思われます。


江戸時代から山紫陽花の星形の八重咲きが七段花(しちだんか)と呼ばれ、長年幻の花となっていたそうです。
1830年代シーボルトが「日本植物誌」で紹介して以来、誰もがその実物を見た事がなく、幻の花と呼ばれていましたが、昭和34年(1959)に六甲山で偶然発見されました。
現在では増殖栽培され、アジサイ園などではよく見られるようになっています。




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ブドウ栽培(ジベレリン処理と袋掛け)

2011-06-25 | 家庭果樹

今日はブドウ(巨峰)のジベレリン処理と袋掛けをご紹介します。

今年は雨が多かった関係で、種なしのジベレリン処理が予定通り出来ず、遅れたり、早まったり、更には2回すべきところを3回した房などもあって粒のそろった房が出来ませんでした。
通常、種なし(ジベレリン)処理は次のように2回行います。
      1回目 全ての蕾が開花した日から3日以内に行います。濃度は25ppm(25㎎/1ℓ)
      2回目 1回目の処理から10日~15日後、濃度は1回目と同じ25ppm(25㎎/1ℓ)
           この時点で房の長さを6~7㎝になるようにします。

・5月下旬にブドウの花が咲いた画像です。この後1回目のジベレリン処理を行いました。


1回目のジベレリン処理から10日後くらいに2回目のジベレリン処理を行います。


2回目のジベレリン処理後は急速に粒が肥大化します。
粒が1㎝くらいまで肥大した時点で袋掛けをしますが、その前に割れた粒や小粒、全く肥大しなかった粒等は摘粒しておきます。
摘粒は1房に35~40粒くらいになるように行いますが、今年はそのような房は僅かで、殆どが10~20粒程度のバラバラ房となりました。


摘粒後、野鳥と害虫からの被害防止のため袋掛けを行います。


この後、病害虫予防の薬剤散布を行い、8月中旬以降の収穫を待ちます。

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桑の実

2011-06-24 | 家庭果樹

4月28日にご紹介した桑の花が結実し、赤く熟してきましたので、今日は桑の実をご紹介します。

・4月28日にご紹介した時の桑の花です。


桑の花後にできる果実はマルベリーと呼ばれ、熟すと赤色から黒褐色になって生食できます。
ネットを調べると、「このマルベリーは甘酸っぱくて美味しい」と書かれていますが、実際に食べてみると甘味はなく、それほど美味しいものではありませんでした。



今年が2年目のこの「クワ(桑)」の木は、まだ幹が細いにも拘わらず4月には枝いっぱいに花が咲き、その殆どが結実しました。
たくさん収穫できればジャムに加工してたべる方が多いようですが、我が家では観賞用に育てたいと思っています。






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カワラナデシコ(河原撫子)の花

2011-06-23 | 

先日、早くも“咲いたヒマワリの花”をご紹介しましたが、今日も、早々と咲いた秋の七草の一つ、カワラナデシコ(河原撫子)をご紹介します。

昨日は夏至、梅雨真っ只中の昨今ですが、私の菜園仲間のT氏の畑では秋の花「カワラナデシコ(河原撫子)」が満開となっています。


「カワラナデシコ」はナデシコ科ナデシコ属の多年草で、名前は河原に多く見られるナデシコと言うことからつけられました。
原産地は日本、朝鮮半島、中国で、日本では本州以西の四国、九州に広く分布するほか、沖縄諸島に少数が自生しているそうです。



ナデシコ(撫子)という呼び名は、見ていると思わず撫でてしまいたくなるような可愛い花という事から付けられ、別名の大和撫子は、中国原産のセキチク(唐撫子)と区別するために付けられた名前で、日本女性の清楚な
美称にもなっています。



ナデシコは古くから親しまれている花で、万葉集にも多く詠まれています。

 「なでしこが 花見るごとに 娘子(をとめ)らが 笑(ゑ)まひのにほひ 思ほゆるかも」 大伴家持(万葉集巻第十八-4114)
   意訳:ナデシコの花を見るたびにあの娘の笑顔の美しさが思われる

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「夏至」と「紫外線対策」

2011-06-22 | 雑学

今日6月22日は二十四節気の一つ「夏至」です。

「夏至」とは、北半球では1年の中で太陽の高度が最も高く、昼間の長さが最も長くなる日のことで、最も短い「冬至」と比べると5時間余りも昼間が長くなっています。
北半球では、春分から秋分の間は太陽は真東からやや北寄りの方角から上り、真西からやや北寄りの方角に沈みますが、夏至の日には、この日の出、日の入りの方角は最も北寄りになります。
なお、日本では、日の出が最も早い日は夏至の1週間前の頃であり、日の入りが最も遅い日は夏至の1週間後の頃だそうです。

関西では、昔は夏至の風習として、夏至から10日目の「半夏至(はげっしょ)」には、田植えも終わっていることから「稲がタコの足のようにしっかり田んぼに根付く」ように祈願してタコを食べたようです。





(一口メモ)
紫外線について
この時期、紫外線が最も多くなりますので気をつけてください。
*紫外線の種類
 紫外線は波長の長さによって次の三種類に分けられます。
 ・UV-A・・・大気圏では殆ど吸収されることなく地上に達します。浴びると肌が黒くなって日焼けします。大量に浴びるとDNAに傷がつき皮膚の老化を早めるそうです。
 ・UV-B・・・オゾン層の増減により地上に到達する量が変動するようですが、浴びると肌が赤くなる日焼けを起こします。大量に浴びると免疫力の低下や皮膚がん、白内障を引き起こす恐れがあるそうです。
 ・UV-C・・・オゾン層によりほぼ吸収されてしまうため地上には殆ど到達しないそうです。

*紫外線予防対策
 UV-Aは太陽が最も高くなる5~6月に最も多くなります。しかし、冬の少ない時期でも1/2にしか減らず、年間を通じて紫外線対策が必要のようです。
 UV-Bはオゾン量が最も減る8月頃に最も多くなるそうです。
 
 対策としては紫外線に当たらないことが一番ですがそれは不可能です。
 そこで、日焼け止め化粧品や日傘、帽子、サングラスなどを活用して肌に紫外線が当たらないようにすることが大切ですが、当たった後は食事やサプリメント等でビタミンCを摂取することが必要のようです。

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早くも咲いた「ヒマワリ」の花

2011-06-21 | 

今日は早くも咲いたヒマワリの花をご紹介します。

私の菜園仲間のT氏の畑では、夏の花・ヒマワリが早くも開花しました。
このヒマワリの草丈は1.5mくらいと短いですが、蕾がたくさんついており、数日後には次々と咲くものと思われます。



ヒマワリはギラギラと照りつける夏の太陽の下で咲いてこそヒマワリたる所以ですが、梅雨で毎日雨が降っている6月に咲くヒマワリの花は夏ほどの美しさを感じません。
ヒマワリ自身も、“咲いてもいいのかナ”、 “咲かない方がいいのかナ”と迷っているような、そんな咲き方をしているように思えます。



ところで、ひまわりが太陽の方を向いて咲く、ギリシャ神話による謂れをご紹介します。
それによれば、
  水の女神「クリュティエ」は太陽の神「アポロ」を愛しました。
  「クリュティエ」は「アポロ」を思い、彼を見つめていましたが、その愛は届きません。
  太陽の光を浴び続けた「クリュティエ」はそのまま「ひまわりの花」に変わってしまいました。
  思いを残したまま「ひまわり」になってしまったため、「ひまわり(クリュティエ)」はずっと「太陽(アポロ)」の方を見つめ続けているのです。
と語り継がれているそうです。




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