らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

スイカ雪

2013-12-31 | 雑学

身内に不幸があったことから、昨日までブログの書き込みを休ませていただきました。
そして、今日が今年最後のブログで、明日から3日まで再び休ませていただきます。

さて、先日、某テレビで赤い雪について話していました。
赤い雪と言っても空から降って来る雪が赤い訳ではありません。
春から夏にかけての残雪に表面が真っ赤になることがあるそうですが、これが赤雪(あかゆき)と呼ばれる現象で、別名「スイカ雪」と呼ばれ、英語でもWatermelon snow(スイカ雪)とも言われているそうです。

この赤色の正体は「藻」で、氷雪藻(ひょうせつそう)もしくは雪上藻(せつじょうそう)と呼ばれ、低温環境で繁殖する特別な微生物が大発生することによっておこるもので、丁度海の赤潮が雪の上で凍っているようなものなのだそうです。
藻類が持つ色素の種類によって、雪を赤、緑、黄色など様々な色に彩り、彩雪や雪の華などと呼ばれる現象を引き起こすようです。

スイカ雪が見られるのは、ヨセミテ国立公園(アメリカ・カリフォルニア州)を一望できる標高4,418mのシエラネバダ山脈だそうです。
どの様なものなのか、一度見てみたいものですね。

・これが赤い雪、別名スイカ雪です(ウィキペディアより)


今年一年、当ブログにアクセスいただきありがとうございました。
明年は4日からアップする予定です。
引き続きよろしくお願い申し上げます。

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注連縄・門松作り講習会

2013-12-25 | 地元紹介

今年も地元のNPO法人“グリーンパーク熊取”が主催する注連縄作り講習会に行ってきました。
今年は冒頭に熊取町長の挨拶がありました。
私は今回で3回目の参加ですが、町長が挨拶したのは初めてです。
町長選挙までには未だ3年あるのでその意図がよく分かりませんが、余り深く考えないようにします。

・挨拶する熊取町長です。


この注連縄作りは、“グリーンパーク熊取”のメンバーの人たちが材料一式を揃え、完成まで個別に指導していただけるということで人気があり、今年も予定を超える50名ほどの参加者があって大盛況でした。

・これが注連縄作りの材料一式です。


4人掛けのテーブルにグリーンパークのメンバー2名が付き、工程ごとに指導してくれるので、初めての方や奥さん方でも安心して作ることができます。
私は3回目の参加ですが1年経つとその手順をすっかり忘れており、悪戦苦闘の末、何とか作り上げることができました。

・グリーンのジャンパーを着た人がグリーンパークのメンバーです。


そしてこれが仕上がった注連縄です。


一方、熊取・山の手台のボランティアグループ “フラワー山の手”が主催する「門松作りの講習会」も同日に催され、こちらも78名が参加して大盛況だったようです。
こちらは家内が参加して作って来ました。

このボランティアグループの活動は何回かご紹介しているところですが、主なものは春と秋に催しているオープンカフェ、子供会を招いたイモ掘り会、年末に開くクリスマス・リースや門松作り講習会、そして最大の行事は住宅内の公園やメイプルロードなどの美化活動です。
メンバー皆様方の熱心な活動に対し、自治会も住民も敬意を表しているところです。

・これが出来上がった門松です。


なお、これらの正月飾りは出来るだけ28日までに飾ります。
もし飾れない場合は30日に行うようにします。
29日は「くまつ」と言って「苦を待つ」とか「二重苦」に通じることから避ける慣わしがあり、更に31日も「一夜飾り」と言って、飾り物やお供えなどの準備に向かない日とされています。


「お詫び」
  いつも当ブログにアクセスいただきありがとうございます。
  誠に勝手ながら、明日26日から2~3日休ませていただきます。
  場合によっては長引くかもしれません。
  

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初氷の観測機器

2013-12-24 | 雑学

近年の天気予報はよく当たります。
気象衛星からのデータや過去の気象観測データを気象予報士の方達がよく分析されているからだと思いますが、私たち市民には有り難いことです。

ところで大阪では今月13日に初氷が観測されましたが、これを観測する機器をご存知でしょうか?
先日テレビの天気コーナーで取り上げていたのでご紹介します。

大阪での「初氷」を観測する機器はこの小さな桶のような水を入れる器具です。
この中に入っている水を見て、氷が張っていたら、その最初の日を「初氷」の日とするそうです。
余りにも原始的な方法で観測していることに驚きました。しかも周りが錆びてきています。相当な年季物なのでしょうね。



大阪ではこの観測機器を始め、気温や雨量などの気象観測の場所は、大阪市中央区の地下鉄・谷町四丁目駅のすぐ近く、中央大通り沿いにあるそうです。

・ここが大阪における気温や雨量などの観測のほか植物などの観測や季節現象の観測の基本となる場所です。(ネットより)

下の画像は 「雪板(ゆきいた)」と言って、雪の降った量や積もっている量を観測する機器です。
木製の「白板」と「ものさしの柱」を組み合わせただけのもので、こちらも至って原始的なものです。

日本海側の地域などでは超音波やレーザー光で観測するハイテク機器の「積雪計」が主流だそうですが、雪の降る機会があまり多くない大阪のような気象台では、人間の目測で積雪の深さを測るこの方法が100年も前から続けられているのだそうです。
大阪ではこれからもこの観測方法が続くことでしょうね。




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「言う」と「云う」の違い

2013-12-23 | 雑学

私はブログを書く時に「いう」と言う言葉をよく使用しますが、いつも気になるのが「言う」と「云う」の違いです。
そこで今日はその使用法を調べました。

先ず、「云」は旧字体ではなく、表外漢字といって、常用漢字表に含まれていないだけです。
「言(げん)」と「云(うん)」は別々の字で、「言」は当用漢字に採用されましたが、「云」は採用されていません。
その結果、現代の公式な文書では「言う」もしくは「いう」と書くことになっているそうです。
但し、私的な場面で「云う」と書くことが禁止されているわけではありません。

そして、意味の違いは次の通りです。
・「言うは「言葉を発する」「ものを言う」の意味で、「口に出して言う」や「文句【を】言う」の形での使用が普通だそうです。

・「云う」は発言などを引用する場合に使われ、「~【と】云った。」の形で使われるのが普通だそうで、「子曰く」の「曰」に似ています。


更にネットを調べたところ、下記の辞典に次のように書かれているようです。
『新漢和大字典』 
・「言う」・・・ことばをはっきりと発音していう。
・「云う」・・・口ごもって声を出す。転じて、ものをいう。

『日本国語大事典 1巻』 
・「言う」・・・口に出していう。思っていることを言い表す。 
・「云う」・・・人のいったことや伝聞したことなどを引いて・・・・という。

『大漢語林』
・「言う」・・・ものをいう。 かたる。はなす。
・「云う」・・・他人のことばを引いて述べるときに用いる。

私は今までパソコンの変換に任せて使用していましたが、これからは気をつけたいと思っています。

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湯船

2013-12-22 | 雑学

寒さが続いていますが、読者の皆様にはお風邪などひかれていませんか?
冷えた体を癒すにはお風呂が一番です。
たっぷりとお湯を張った湯船に、足を伸ばして肩まで浸かる時は至福のひと時で、つい、うとうととしてしまいます。
その至福のひと時を味わえる湯船。
でもなぜ浴槽が湯船なのでしょうか?
今日はその語源を調べました。

日本の風呂の起源は、自然の石穴や窯に蒸気を充満させた蒸し風呂形式のもので、今で言うサウナ風呂のようなものです。
それが、江戸時代になるとたらいや桶などに湯を入れて『湯につかる』という新しい入浴方法に変わり銭湯ができました。
銭湯は街の中心部にしかなかったことから、船などを利用して街外れに住む人を対象とした入浴船が現れました。
この風呂を設置した船のことを”湯を積んだ船”という意味から「湯船」と呼んだそうです。

初めのうちは、小舟にたらいを積んだものでしたが、次第に改良されて屋形船形式の湯船が誕生して人気となったようです。
それが、次第に街の銭湯へと姿を変えてから言葉だけが残り、現在の湯船の事を言うようになったという事です。

・湯船です。(ネットより)


今日は二十四節季の冬至です。
冬至に柚子湯に入ると、血行を促進して冷え性を緩和したり、体を温めて風邪を予防したり、果皮に含まれるクエン酸やビタミンCによる美肌効果があると云われています。
今夜は柚子の入った湯船浸って、至福のひと時を味わおうではありませんか。

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風呂吹き大根

2013-12-21 | 雑学

大根や蕪が美味しい季節ですね。
大根や蕪、冬瓜などを昆布だしでゆっくり煮込み、ユズ味噌やゴマ味噌などの合わせ味噌をかけて食べる料理を“風呂吹き(ふろふき)”といいます。
中でも、大根を使った“ふろふき大根”はよく知られており、お好きな方が多いのではないでしょうか?
でも何故この料理を「風呂吹き」と言うのでしょうか?

今日は風呂吹きの由来について調べました。

・風呂吹き大根です(ウィキペディアより)


風呂吹きの謂れには諸説ありますが、そのひとつは風呂に由来するようです。
昔の風呂は蒸し風呂で、熱くなった体に息を吹きかけると垢を掻きやすいため、息を吹きかけ垢をこすり取る職業がありました。
そうした職業やその仕事をする人を「風呂吹き」と呼んでいたそうです。
その仕事人が風呂で湯気の出る体に息を吹きかける様子と、料理を食べる時に冷ます姿が似ていることから「風呂吹き」と呼ばれるようになったとする説です。

他には漆職人に由来する説があります。
昔、漆器を作る職人が、冬場に漆の乾きが悪くて困っていると、ある僧から、大根の茹で汁で乾燥室兼貯蔵庫である風呂に霧吹きするとよいと教えられ、試したところ大変効果があがったそうです。
このとき、茹で汁を取った後に残った大根を近所の人々に配ったところ、この大根に味噌をつけて食べるととてもおいしいと評判になり、この大根を“ふろふき大根”と呼ぶようになったというものです。

更にもう一つの説としては、大根は体にもよく、安くて経済的なため「不老富貴(ふろうふき)」の意味からとする説があります。

しかし、元々この料理はカブで作られており、単に「風呂吹き」と呼ばれていたこと。
そして、「風呂吹き」の材料を蕪から大根に替えたものが「風呂吹き大根」であることからから、不老富貴や漆職人の説は考えられないと言われています。

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ほとぼり

2013-12-20 | 時事

東京都の猪瀬知事が徳洲会からの選挙資金(借入金?)問題で議会から追及され、しどろもどろになりながら、二転三転の答弁を繰り返して苦境に追い込まれた末に、昨日辞職しました。

知事は真実を述べていると答弁していますが、都民、国民の多くは嘘に嘘を重ねた虚偽の説明だったと思っている筈です。
虚偽の答弁で時間を稼ぎ、「ほとぼり」が冷めるのを待っていたのかも知れませんが、少し考えが甘かったのではないでしょうか。
最初から選挙資金として借りたものだと答弁しておれば、ここまでこじれずに済んだかもしれません。

政治問題はさておき、今日は猪瀬知事が冷めるのを期待したであろう「ほとぼり」の語源について調べました。

「ほとぼり」は「熱」と書いて「ほとぼり」と読み、熱気、余熱、或いは感情・興奮等の名残をいいます。
元々は「火(ほ)通る(とほり)」と言い、火を消したあとも温かいその熱を指す意味で、【余熱】のことをさしていました。
そこから意味が広がり【熱した感情の名残】、そして【(事件などに関して)しばらく残っている世間の関心】になったようです。

この言葉は700年代に作られた日本書紀の一部にこの表現が出てくるそうなので、かなり古くからある単語のようです。
江戸時代までは「ほ とほり(火通)」と濁らずに読んでいたそうで、「ほとおりが冷める」は、熱気・余熱が冷めるという意味で使用され、それが濁って「ほとぼりが冷める」になったそうです。

火は、つけるのは大変ですが、一度点けば燃え上がり、そしてくすぶり続け、数日間燃えることもあります。
今回の猪瀬知事の借入金問題の答弁では「ほとぼり」が冷めるのを待つどころか、反って火に油を注ぐ形となり、挙句の果てが辞職に追い込まれると云う皮肉な結果になりました。
2020年東京オリンピック招致では、立役者の一人と言われている猪瀬知事も、1年前の気軽な借入金(選挙資金?)が自らの政治生命を断つとは考えもしなかったのでしょうね。


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夜ごはん

2013-12-19 | 雑学

最近では夕飯の事を「夜ごはん」と言う人が増えているそうですね。
読者の皆さんは「夕ごはん」派ですか、「晩ごはん」派ですか、それとも「夜ごはん」と言いますか?

辞書には「夜ごはん」はなく、殆どが「夕食」「夕飯」「夕めし」「夕ごはん」など“夕”がつく表現と、「晩めし」「晩ごはん」など“晩”がつく表現になっています。

「夕」、「晩」、「夜」は時間帯によって言い分けられている言葉で、
「夕」は、1日のうち太陽が沈んで暗くなる時間帯を指し、
「晩」は【夕暮れ、または夜】とあることから、夕方から夜にかけての時間帯であり、
そして「夜」は【日没から日の出まで】で、暗く遅い時間帯をいいます。

一日2食の江戸時代の初めごろや、一日3食になっても、灯りが少ないころには、実際に「夕」や「晩」の早い時間に食事をとる人がほとんどでしたが、現代は、職種により仕事の時間帯が多様化していることや、共働きの夫婦も多くなったり、子どもの塾通いなどで実際に食事をする時間帯が遅くなっています。

晩ごはんの時間帯は、1980年代には午後6時半から7時半ごろに集中していたそうですが、2010年はその割合が減少し、午後7時半以降に食事をする人が増えているようです。
このようなことから「夜」食べるので『夜ごはん』という言葉が生まれたのではないかと言われています。

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イチョウの語源

2013-12-18 | 雑学

先日の強風で、熊取町山の手台のメイプルロードの楓や、街路樹のイチョウなど、紅葉していた葉っぱが殆ど散って殺風景な冬の姿に変わりました。
今日も大阪では日中の最高気温が7度と予報されており、真冬の寒い一日となりそうです。

さて、女優の杏がヒロインを演じるNHK連続テレビ小説『ごちそうさん』の第11週(12月9~14日放送)の週間平均視聴率が関東地区では24.0%を記録して4週連続で最高記録を更新し、関西地区でも過去最高の23.4%をマークしたそうです。
ドラマの中でヒロインめ以子を演じる杏さんが、姉の和枝からの執拗ないびりに負けず奮闘している姿に共感して人気が出てきているのだと思います。
私が杏さんをテレビで初めて観たのは、昨年の大河ドラマ「平清盛 」で演じた北条政子役です。
役柄とはいえそのお顔に少し違和感を覚えましたが、朝の連ドラを観るにつけ、そのお顔にもようやく慣れてきました。

ドラマとは全く関係なのですが、私は杏さんのこの字を見ると銀杏(ぎんなん)を思い浮かべます。
銀杏はイチョウの種子ですが、今日はイチョウの語源について調べて見ました。

・イチョウの果実「銀杏」です。(昨年撮影)


イチョウは漢字では「銀杏」もしくは「公孫樹(こうそんじゅ:老木でないと実らず、孫の代に実る樹)」などと書きますが、「イチョウ」という発音の源は中国語だそうです。
中国では宋の時代、アヒルの足のことを「鴨脚」と書き、「ヤーチャオ」と発音し、中国南部では「イーチャオ」と発音したそうで、これが鎌倉時代に日本に伝わって「イーチャウ」から「イチョウ」になったと言われています。

なお銀杏(ぎんなん)の語源は、実の形が杏(アンズ)の果実に似て、種の殼が銀白であることに由来し、銀杏(ぎんあん)が訛ってギンナンとなったそうです。

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メイプルロード(山の手台)の紅葉

2013-12-17 | 地元紹介

大阪府熊取町山の手台のボランティアグループ“フラワー山の手”の活動は何回かご紹介したところですが、このグループが清掃管理している住宅地内の遊歩道に名前がつきました。
その名称は「メイプルロード」で、今年6月に熊取町が認定しました。



熊取町では「くまとりアドプト・ロード」という計画を立て、各地区に活動区域を設定して月1回以上の美化活動を実施しています。
現在このプログラムには13団体が参加しており、“フラワー山の手”もその一員であり、その中で「メイプルロード」と言う名称が認定されたものです。



約300m続くメイプルロードはその名の通り楓が植えられており、毎年紅葉が綺麗な遊歩道です。
4年前の紅葉は大変美かったですが、その後は気温の関係でしょうか、あまり芳しくありません。

・これが今年12月5日時点の紅葉です。


これが綺麗だった2009年(平成21年)12月4日時点のメイプルロードの紅葉です。
来年はこのような見事な紅葉見られることを期待したいものです。


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