らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

花道の由来

2012-11-30 | 雑学

先日、大相撲九州場所が終わりました。
同場所では新横綱日馬富士の誕生で16場所ぶりに横綱対決が実現することから大いに期待されましたが、新横綱に先場所までの勢いが見られず、9勝止まりと新横綱として不名誉な記録を作り、協会の厳しい批判を受けました。
優勝は先輩横綱白鵬が4場所ぶりに23回目の優勝を飾って千秋楽となっています。

大相撲では力士たちが支度部屋から土俵まで往復する時に通る通路を花道と言います。
何故この道を花道と云うのでしょうか?
今日はその由来を調べました。

「花道の由来」
日本相撲協会監修の「相撲大事典」によれば花道は、平安時代の「相撲節(すまいのせち)」で相撲人(すまいびと)が髪に造花を挿して登場したことに因んだ名称だそうです。
「相撲節(すまいのせち)」とは、天皇が宮中で相撲を観覧する行事のことで、相撲人(すまいびと)とは力士のことです。
東方から登場する力士は朝日を受けて咲く「葵(あおい)」の造花を、西方から登場する力士は夕日を受けて咲く「夕顔(ゆうがお)」の造花を頭に挿して入場しました。
造花を頭に挿していたのは、儀式を艶やかにするための装飾の意味と、身を清めていると言う意味だと考えられているそうです。

この花道と言う言葉は、本来は、歌舞伎の劇場で、舞台の下手から観客席を縦に貫く通路のことで、役者が登場したり、退出したりするときに用い、そこで見せ場を演出することろでもあることから、転じて、華々しいさまをいうようになったようです。
一説には、役者に花(祝儀)を贈るために設けられたことから呼ばれるようになったとされています。
この花道は寛文年間(1661年~1673年)ごろ発生し、元文年間の(1736年~1741年)ごろ完成したようです。

またこの言葉は比喩的に、引退の場面でも「引退の花道を飾る」などと使われています。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

銀杏

2012-11-29 | 地元紹介

先日、向かいのAさんからイチョウの実をたくさんいただきました。
そこで、今日は私のイチョウの種(銀杏)の取り出し方法をご紹介します。

・これが頂いイチョウの実です。


私は畑に置いてある目の細かな採苗箱を利用して、小川で果実を潰して種を取り出す方法を試みました。



先ず、イチョウの実は臭いがきついのでゴム手袋とマスクを着用をします。
採苗箱にイチョウの実を入れ、川の水に浸しながら箱の中で実を押さえつけたり、こすりつけたりを繰り返して実を潰し、種と皮を分離させます。



実が潰れると、果肉は駕籠の目から川に流れ、残った皮は浮き上がるので駕籠から取り除きます。
この作業を繰り返すことによって殆どの種(銀杏)を取り出すことができました。


これが川で洗った銀杏です。
まだ少し皮が残っていますが、これらは家の水道水で洗いながら残ったゴミなどとともに取り除きます。
最後に、全ての銀杏を濁り水がなくなるまで洗浄し、その後、天日で乾燥させます。



天日干しを2~3日するとこのように白い色になります。
これでいつでも食べられる状態になりました。



「銀杏」の語源
銀杏(ぎんなん)は平安時代以降に中国から渡来し、名前は実の形が杏(アンズ)の果実に似て、種の殼が銀白であることに由来し、銀杏(ぎんあん)が訛ってギンナンとなったそうです。

「イチョウ」の語源
また、イチョウの語源は、葉が鴨の水掻きに似ていることから中国では「鴨脚」と言われ、「イチャオ」「ヤチャオ」「ヤーチャオ」「ヤーチャウ」などと発音され、これが日本に入って「イーチャウ」から「イチョウ」になったそうです。

「食べ方」
紙の封筒に殻付きのギンナンと塩適量を入れ、封筒の口を折り畳んで電子レンジで回します。
ギンナンの殻がパンパンと弾ける音がしたらレンジを止め、封筒をシャカシャカ振って塩と馴染ませると出来上がりです。
固い殻を割るには専用の道具がありますが、私は道具を持っていないのでペンチを利用しています。

ギンナンには中毒物質が含まれているため、一度に多く(大人で6~7粒まで)食べた場合は、まれに吐き気、下痢、嘔吐・消化不良、呼吸困難などをひきおこす事があるそうです。特に5歳未満の幼児には注意が必要です。

「薬効」
漢方では古来よりせき止めや、膀胱の括約筋を強くする効果から夜尿症・頻尿の改善に使われ、更に、 良質のタンパク質はコレステロールを減らし、滋養強壮などの薬効があるようです。

「参考」

大相撲の幕内力士が結う髷(まげ)・大銀杏(おおいちょう)は、イチョウの葉の形からきています。

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

年末ジャンボ宝くじ

2012-11-28 | 時事

恒例の年末ジャンボ宝くじが一昨日の26日に売り出されました。
今回の当選金は1等4億円、前後賞を含めると6億円となる史上最高額となっています。

宝くじについて27日の読売新聞夕刊「よみうり寸評」にその起こりが載っていたのでご紹介します。

それによれば、宝くじの起こりは、江戸時代の富くじなどは別として、今の宝くじの起源は戦中に遡るそうです。
それは、終戦目前の昭和20年(1945年)7月16日発売の戦費調達が目的の「勝ち札」でした。
この「勝ち札」は、売り出し期間は1カ月で、最終日が8月15日となったことから、「勝ち札」から「負け札」になりました。

戦後は戦災復興のためにと一転、名前も「第1回宝くじ」として、終戦からわずか2ヶ月余りの10月29日に発売されたそうです。
当時、宝くじ1枚は10円で、1等賞金は10万円が100本、2等賞金1万円、3等賞金1千円、4等は50円、5等は20円、他に副賞が純綿の布、はずれ券4枚でタバコ10本がついたそうです。
抽選はその年の11月、東京日本橋の三越本店1階ホールで行われ、5000人が詰めかけたと伝えられています。

それから67年の歳月が流れ、賞金の額などこれぞ隔世の感。
だが、いつの世も『今は夢、今に正夢』がなかなか正夢にはならないと書かれていました。

一方テレビでは、TBS系の「ひるおび」でも宝くじの話題を報じていました。
その中で、今回の年末ジャンボ宝くじの1等当選金が前後賞を含めて6億円になったのは法律改正によるのだそうです。
これまでは1等当選金は宝くじ販売額の100万倍、1枚300円だとすれば3億円だったのが販売額の250万倍までと法律が改正されたことから6億円となったもので、将来的には7億5000万円までになるのではないかとも話していました。
更に、売り場の人の話として、「本当にお金に困っている人が比較的よく当たっている」と紹介していました。

テレビの「本当にお金に困っている人」を聞き、これぞ現在の自分だと直感し、「今に正夢」を願いつつ、年末ジャンボ宝くじを買ってみる気になったのは、単純で憐れな老人の浅はかさでしょうね。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

芽キャベツ

2012-11-27 | 家庭菜園

今日は久しぶりに菜園の記事「芽キャベツ」を取り上げます。
我が家では9月に芽キャベツの苗を1株購入して育てていますが、今月になって漸く収獲できるまでに育ってきました。

・これは真上から撮影した芽キャベツです。葉はキャベツによく似ていますが、キャベツのように大きくなりません


「芽キャベツ」は、アブラナ科の一年草で、キャベツの変種の一つです。
原産地はベルギーのブリュッセル郊外で、日本には明治時代に渡来したと云われています。

・茎から伸びる葉の付け根に脇芽ができ、それが大きくなって芽キャベツになります。


「芽キャベツ」は別名をヒメカンラン(姫甘藍)、コモチカンラン(子持甘藍)と言い、特徴は1本の茎に直径3~4㎝の小さなキャベツの玉がが50~60個なることです。 
我が家の「芽キャベツ」の茎丈は50㎝~60㎝と小さいですが、品種によっては90㎝くらいの茎丈にもなるそうです。

・芽キャベツはこの小さな脇芽をもぎ取って収穫します。


芽キャベツは、その名前から「キャベツの若芽」という印象がありますが、若芽ではなく、茎にそってビッシリと生える脇芽です。

・葉の一つ一つの付け根から脇芽が出ていますが、これが「芽キャベツ」です。


日本食品標準成分表によれば、芽キャベツ100g中の成分は、水分83.2g、炭水化物9.9g、灰分1.1g、カリウム610mg、カルシウム37mg、カロチン710μg、ビタミンC 160mg、食物繊維5.5gを含んでいるそうです。
茹でても栄養成分が損なわれにくく、シチューや和え物、煮物、バター炒め、サラダなどに利用されます。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

窓越しのバードウォッチング

2012-11-26 | 地元紹介

今年もメジロのつがいがやって来ました。

メジロは毎年晩秋から春先にかけて、我が家の庭につがいで飛んできては、フェンスに這わしているチロリアンランプの蜜を啄みます。
昨年と同じメジロかどうか分かりませんが、他にもひよどり、スズメ、たまにモズ等がやってきては愛らしく可愛い仕草を見せてくれます。

自宅に居ながらにしてのバードウォッチング、毎日の飛来が楽しみにです。

・これがつがいで飛来する2羽のメジロです。


「メジロ(目白)」は全長12cm前後とスズメよりもやや小さめの留鳥で、分布は日本や中国などの東アジアから東南アジアまでの広範囲にわたって生息しています。
留鳥は年間を通して同じ場所に生息することから、毎年我が家に飛来するこのつがいのメジロは同じ鳥なのかも知れません。

・チロリアンランプの蜜を啄むメジロです。




メジロは緑がかった背と暗褐色の羽を持ち、雌雄同色です。
名前の由来となっている目の周りの白い輪は英名で「Japanese White-eye」と呼ばれている謂れにもなっています。


メジロはミカンを輪切りにして木の枝に刺しておくとよく食べに来ますが、ヒヨドリが先にミカンを見つけると、メジロが食べる前に全部食べてしまいます。



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

太陽光発電

2012-11-25 | 地元紹介

昨年の東日本大震災による東京電力福島第一原発の事故以降、脱原発が叫ばれ、原発に代わるエネルギーとして再生可能エネルギーの普及が進められています。
今年の7月からは電力会社による再生可能エネルギーで発電した電力の全量買い取り制度がスタートしたことから、国内では今、事業者や家庭において太陽光発電の導入が急速に広まっています。
この内、太陽光発電による電力の買い取り制度では、向こう10年間、1Kwh当たり42円の買い取り金額が決められていることから、一般家庭では“投資目的”として導入する家庭もあると云われています。

我が家でも家庭用太陽光発電を検討した結果、節電や投資目的としても見合うことから導入することにし、我が家を建築したDハウスに7月に発注しました。
現在、業者は多忙を極めているそうで、契約から着工まで約1カ月余り要し、更に関電のメーター設置が遅れて3週間程を要したことから、契約後2ヶ月近く経過して漸く使用できる状況になりました。

・工事用の足場を組んで、ソーラーパネルを設置しているところです。


・太陽電池モジュール(ソーラーパネル)です。我が家では東、西、南の3面に合わせて47枚のソーラーパネルを設置しました。
 ソーラーパネルは太陽光のエネルギーから直流電力を発電します。


・これが東面に設置したソーラーパネル15枚です。


・これは南面に設置したソーラーパネル17枚です。


・これは西面に設置したソーラーパネル15枚です。


・西面から外部昇圧ユニットへの配線です。


・接続箱(外部昇圧ユニット)です。
 太陽電池からの配線をまとめてパワーコンディショナーに送ります。


・室内に設置されたインバーターの全景です。
 ・右はパワーコンディショナーです。・・・・・太陽電池で発電した直流電力を効率よく、家庭用の交流電力に変換します。
 ・左上は室内分電盤です。 ・・・・・・・・・・・パワーコンディショナーから電力を家庭内に分配します。
 ・下はホームサーバー(送信部)です。・・・発電用モニターディスプレイに送信します。


・外壁に設置された電力量計です。
 ・左は売電用の電力量計です。
 ・右は買電(消費電力)用の電力量計です。


・発電用モニターディスプレイです。
 右から消費電力、発電量そして売電量です。
 ・売電量=発電ー発電中の消費電力がプラスの時
 ・買電量(ディスプレイ画面上)=発電ー発電中の消費電力がマイナスの時です。

Dハウスの担当者の事前説明によれば、年間平均の発電実績はシュミレーションの20~30%アップになっていると言っていましたが、実際に我が家の10月分の実績を見ると、説明通り、発電量、売電量ともにシュミレーションの135%アップとなっており、説明を裏付けていました。


( 参考)
なお、再生可能エネルギーとは、再生可能であること以外の明確な定義はなく、IPCC(気候変動に関する政府間パネル)によると、太陽・地球物理学的・生物学的な源に由来し、自然界によって利用する以上の速度で補充されるエネルギー全般を指すとされています。
国際再生可能エネルギー機関では、太陽光、風力、波力・潮力、流水・潮汐、地熱、バイオマス等、自然の力で定常的(もしくは反復的)に補充されるエネルギー資源より導かれ、発電、給湯、冷暖房、輸送、燃料等、エネルギー需要形態全般にわたって用いられるとしています。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「めんくらう」の語源

2012-11-24 | 雑学

【あわてふためいたり驚きとまどう】ことをいう言葉に『めんくらう』があります。
今日はこの言葉の語源を調べました。

「めんくらう」を辞書で調べると「面食らう」の漢字が当てられており、、パソコンでも同じく『面食らう』と変換されます。
しかしこの「面」の漢字はあて字のようです。
語源を調べると、『面食らう』とは「橡(とち)麺棒を食らう」の略と説明されていました。

橡麺(とちめん:栃麺)は栃の実を粉状にして練り込み、麺棒で伸ばしていく方法で作られます。
製法自体は他の蕎麦と変わらないのですが、栃の実を粉にして練り込んだものは固まるのが早いため、急いで(慌てて)麺棒をふるう必要があるのだそうです。

ここから「橡麺(とちめん)棒を食らう(ふるう)」が不意のことでとまどったり、慌てふためくさまを表す意味となり、そして、これが省略されて『めんくらう(麺食らう)』となったそうです。

この言葉の「慌てふためく」と言う意味は悪い要因をイメージしがちですが、背後から大声で驚かされたり、急な出世や遠距離恋愛している恋人の突然の来訪といった良い意味での不意打ちでも使われます。

『めんくらう』が「麺食らう」からとは「面食らい」ますね。


 

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

柿の語源

2012-11-23 | 家庭果樹

先日、所用のため岡山の実家に帰ってきました。
古里の畑には、赤く熟れた柿がたわわに実っていて、日本の秋を実感させる田園風景があちらこちらに見られました。
今日は秋を代表的する果実である「柿」の語源について調べることにしました。

柿の語源は、
1.実が堅いことから「カタキ(堅)」からとする説、
2.つやつやして輝いていることから「カカヤキ(輝き)」からとする説、
3.更に、秋の山野に生った実の赤い色から「アカキ」の上略からとする説
などがありますが、「3」の説が有力と考えられているようです。

・我が家の富有柿の木です。今年初めてこのようにたくさん実をつけました。収獲にはもう少し早いようです。


柿は、カキノキ科カキノキ属の落葉高木で、学名をDiospyros kaki(ディオスピロス カキ)と言い、日本名の「柿」の字が入っています。
Diospyros(ディオスピロス)はギリシャ語のDios(神:ジュピター)とpyros(穀物)が語源で、その意味は「神の食べ物」だそうです。

柿は東アジアの温帯固有の果実で、中国の長江流域に自生していたものが栽培で東アジアに広がったようです。
日本には奈良時代に渡来し、現在では日本の秋を代表する果樹となっています。

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「とどめ」とは

2012-11-22 | 雑学

8月8日に「近いうちに国民に信を問う」と発言して以来約100日後の先日、野田総理が漸く伝家の宝刀とも言うべき“衆議院の解散”を宣言しました。
3ヶ月余り後が「近いうち」かどうか分かりませんが、野田総理に「とどめを刺した」のは野党側から「うそつき」呼ばわりをされた事ではないでしょうか?
総理は党首討論で子供の頃の話を持ち出し、小学校の先生から「バカ正直」と評された事を披露していたことから、野党側からの「うそつき」呼ばわりに耐えられなくなったのではないかと思われます。

さて、今日はこの「とどめ」について調べました。
とどめとは【決定的な一撃を与える】ことで
「とどめを刺す」などの表現で使用されますが、この言葉は人間の体のある部分の急所を指しているのだそうです。
人間の体には、命にかかわる大事な場所、所謂、急所が50箇所とも100箇所以上あるとも言われており、古くから武術などで相手を効果的に攻めるための攻撃箇所としてあげられています。
中でも重要とされるのが「のど」で、一撃で相手の動きを“とどめる”ことができる箇所ということから、【のどなどの急所を刺して確実に息の根をとめる】ことを「とどめを刺す」と言い、【事を確実に処理する、決定的打撃を与える】と意味を広げて使われているものです。
一撃で相手の動きをとどめるその個所は心臓ではないようです。

なお、成年男子にはこの喉に「のど仏」という隆起した部分がありますが、これは、骨の形が“仏様が鎮座しているような形に見える”ことから名づけられたそうですが、西洋ではこの「のど仏」のことを「アダムのりんご」と言うようです。
これは旧約聖書において神が創った最初の人間アダムが禁断の木の実(りんご)を口にした時、神から声をかけられ慌てて飲み込んだところ、それがのどにつかえて「のど仏」になったという伝承からのようです。

洋の東西を問わず、男性の喉の隆起した部分が「のど仏」と「アダムのりんご〔Adam's apple〕」と、どちらも神仏に関係する言葉で表しているのは面白いものですね。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「トクホ(特保)」とは

2012-11-21 | 雑学

16日から昨日まで休ませていただきました。今日からブログを再開しましたので、引き続き宜しくお願いします。

早速ですが「トクホ」と言う言葉を聞いたことがありますか?
先日、テレビの特集で放送していたので調べてみました。

「トクホ」とは、健康食品の内、安全性と有効性について個別に国の審査を受けて、健康への効果の表示が認められた「特定保健用食品」の略称のことです。
1991年(平成3年)に制度が発足し、今年2月までに581食品が認可され、05年の市場規模はは6千億円を超えたと推計されているようです。
当初は厚生労働省が審査していたそうですが、03年7月に食品安全委員会ができ、現在は同省が同委員会に安全性評価を依頼、その結果を受けて同省が審査しています。

「トクホの定義」
トクホの定義は、特別用途食品のうち、食生活において特定の保健の目的で摂取をする者に対し、その摂取により当該保健の目的が期待できる旨の表示をするもので次のような食品とされています。
1.「体の調子を整える」などの働きに関与する成分を加工した食品。
2.効果や安全性が動物や人などの試験で科学的に証明された食品。
3.健康への効果を示す表現を厚生労働大臣が許可した食品。

先日のテレビでは、サントリー食品インターナショナルから特定保健用食品のコーラ飲料「ペプシ スペシャル」を13日に発売すると発表していたものです。
このコーラ飲料は、食物繊維「難消化性デキストリン」を配合したことで、脂肪の吸収を抑えて食後の血中中性脂肪の上昇を穏やかにするということで、価格は1本(490ミリリットル)158円、メーンターゲットは30~40代男性のようです。

・これがサントリーの「ペプシ スペシャル」です。(ネットより)


特保のコーラ飲料ではキリンビバレッジが4月に発売した「キリン メッツ コーラ」が好調な売れ行きのようであり、発売2週間で年間販売目標の100万ケースを突破し、7月に目標数値を600万ケース、9月には700万ケースへと上方修正したそうです。

販売されている主な「トクホ(特定保健用食品)」は下記をご参照ください。
http://pet.sakura.ne.jp/food/008tokuho2.html

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする