紙飛行機の滞空時間にギネス記録があることをご存知でしょうか?
先月、和歌山で「オリ紙ヒコーキ体験会」が行われたので孫と行ってきましたが、その時、私も初めてギネス記録があることを知ったものです。
今日はその時の模様とギネス記録保持者の戸田氏をご紹介します。
戸田氏は2009年4月11日、広島県立ふくやま産業交流館(ビッグ・ローズ)の屋内環境(無風環境)にて、A5判のサトウキビ加工紙を切らずに作った紙飛行機(折り紙飛行機)を用いて飛行滞空時間27秒9を出し、ギネス世界記録を更新しました。
それまでの記録は約11年前にアメリカ人のケン・ブラックバーン作った27秒6で、その記録を0.3秒更新したものです。
その後、戸田氏は先端のとがっていない紙飛行機「スカイキング」を作成し、平成22年(2010年)12月19日、札幌ドームで29秒2の室内滞空時間ギネス記録を更新したそうで、現在はこれがギネス記録となっています。
・戸田氏とギネス認定書です。(ネットより)
その戸田氏が広島県福山市から和歌山に来られ、子供たちに「オリ紙ヒコーキ」の折り方を教えていただいたものです。
・スカイキングの折り方を丁寧にご指導頂いている戸田氏です。
・折り曲げる位置などを説明しているところです。
・真ん中からピッタリ合うように折り曲げます。
・先端部分の折り方が重要のようです。
・翼の大きさも重要とのことで、折り曲げるところを間違えないように説明していました。
・翼を広げた時に左右の段差が生じないようにと、白板に書いて説明しているところです。
・これが完成したスカイキングです。
・自分で折った紙飛行機を飛ばす子供たちです。1位になった子の滞空時間は7~8秒でした。
戸田氏は今も、記録の更新に挑戦し続けているそうで、最近の練習では、35秒の飛行を達成したといわれています。
最終的には大気圏を越えたいと、同氏は考えているそうであり、宇宙航空研究開発機構(JAXA)はこの構想を実際に試しているそうです。
更に、戸田氏が会長を勤めている「おりがみヒコーキ協会」は、東京大学研究者らと提携して「宇宙から紙飛行機を飛ばす」実験を提案し、JAXA『宇宙オープンラボ』のひとつとして2008年3月に採用されたそうです。
2008年1月には東京大学で、耐熱性の紙を使った飛行機の極超音速風洞実験に成功したそうで、これは宇宙から地球に帰還する際の大気圏に突入する条件に近い「マッハ7、摂氏200度」に耐えられるものだそうです。
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わずか100年ほどの間に、飛行物体を宇宙に飛ばすなどして地球ばかりか宇宙は狭くなりました。
幼いころに、お手軽に紙飛行機を作って飛ばして遊んでましたが、ギネス記録保持者は日本人でしたか。 凄い!
超自然現象はひどくなってきました。ご用心。
正式には「ギネス世界記録」と現在は呼ばれており、日本支社もございます。
私が子供の頃はギネスビールの宣伝媒体であったと記憶しております。
アイルランドのビール会社、ギネス醸造所の代表取締役が、世界一を扱ったら人気が出て自社の宣伝材料になるのではと考え作らせたものが、一人歩きを始め現在に至ったものです。
現在はイギリスに本拠地を置き、数々の世界記録を収録した記録図書で、年に一度最新版が発行されております。
ギネスビールとの関連性が無くなり、名前だけが残ったという、奇妙なベストセラー本です。(笑)
日本で販売されているギネスビールは、以前はサッポロビールが販売権を有していましたが、現在はキリンが獲得しライセンス生産しております。
黒ビールでコクがあり中々の味わいですが、各国の独自性の強いビールで、世界共通のものでは有りません。
その国の事情に合った黒ビールが、ギネスの名前で売られているのが実情のようです。
ギネス世界記録とギネスビールは無関係と成りましたが、そう言った意味でもギネス世界記録の影響力は今でもビールの宣伝効果を陰ながら発揮しているのかもしれませんね。(笑)
ギネスには毎年およそ2,000の新しい記録が追加されているそうで、現在、ギネス記録の数は約4万あるようですね。
挑戦者の意欲に敬意を表します。
ギネスビールは飲んだことがありません。
美味しいのでしょうか?
滞空時間なんて考えたことも在りませんでしたね。