発心門王子から次の水呑王子までの2㎞弱は比較的平坦な古道が続いています。
その途中には紅葉したモミジもあり、目を楽しませてくれました。
色鮮やかなモミジは、まるで私たち一行を歓迎してくれるかのような素晴らしいものでした。
・色鮮やかなモミジの紅葉です。
・古道沿いのプールの周りのモミジもご覧の通りです。
・古道の途中にはこのような木彫りの面や像などが並べられている小屋もありました。
「水呑王子」
ここに掲げられている説明によれば、藤原宗忠の天仁2年(1109年)の参詣日記には「内水飲王子 新王子」とある。
この「内水飲」とは、2日前に宿泊した「水呑仮屋」に対して、発心門の内、即ち本宮寄りにあることを意味している。また、「新王子」とは、文字通り新たに設けた王子の意味であるが、これは殆どの王子社が以前から祀られていた事を証している。
と書かれています。
・水呑王子と刻まれた緑泥片岩の石碑(高さ約78cm、幅約37cm)の横には、地元の人々の信仰を集める腰痛のお地蔵さんが鎮座しています。