ら族の歳時記

「道が分かれていても人は幸せになる道を選ぶ能力がある。」
能力を信じ、心の安らぎの場を求めて、一歩一歩。

加齢と腎機能低下

2020-12-26 16:00:24 | Weblog
ダイニングのテーブルに
母の健康診断の結果が置いてあった。

ちらっと見てみると、
クレアチニンが1.2だった。

この三年でじわじわとあがってきていた。


母にはなにも聞かなかったけれど、
放置の模様。

年齢的衰えということか。


最近の透析導入年齢は
80歳、90歳もあると聞く。

糖尿病とか慢性腎炎だけでなく、
老化による腎機能の低下も
少なからずあるのではないか。


とすると、
生体腎移植のドナーになった人の
30年後はどうなっているんだろう。
と思った。

私が導入した時でも
「子に腎臓を提供して
 その腎臓が生着しなくて、
 親も急病で腎臓が悪くなり
 親子並んで透析を
 している人がいる」
という話を聞いたことがある。

病気かケガかまではしっかり
覚えていないけれど、
腎臓が二つあれば
耐えられたトラブルが
腎臓一つのため
耐えられず
透析になってしまったということ
という話だった。

私の場合、
それ以上に、
すぐに自分の病気で
もらった腎臓があっという間に
悪くなったら、
私自身が耐えられないと思い
提供してもらうのを断った。

また、母だけが丈夫で
母が頼りという面もあったし、
母の親が透析をしていて
遺伝とは言わなくても
腎臓病の素質がないとは言えきれず。。

母からもらうことに
リスクが高かった。


そして、今、母の腎機能低下の
問題がでてきた。

もしあとのとき腎臓をもらっていたら。。

今頃透析になっていたかもしれない。


親子間はもちろんのこと
夫婦間での生体腎移植が行われている。

提供後30年後のドナーの
健康状態はどうなんだろうか?

病院から検査を受けてくださいと
葉書が来るというのは聞いたことがある。

ということはデータを集めているとは思う。

その結果は公表されているのか??

ドナーが透析をしているケース、
腎機能が低下しているケースは
全体の何%なのか。


客観的に考えても
両方の腎臓があっても
加齢により腎機能が低下する。

ドナーの低下はもっと早いだろう。

公表されれば、
提供をためらうケースも出てくると思う。

そういうリスクって、
提供者に説明をしているんだろうか。

親だったから子供の代わりに
透析をしてもいいというだろうけれど。。
コメント
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