ら族の歳時記

「道が分かれていても人は幸せになる道を選ぶ能力がある。」
能力を信じ、心の安らぎの場を求めて、一歩一歩。

地獄から天国へ

2008-04-25 23:54:53 | 身体のこと
大ボスは
「おまえはいつまでに
この仕事を終えるんだ。
期限をいえ。

と脅すのが習慣。

宣言した手前、頑張ってやらねばと
昼御飯を食べてさあ!とパソコンを開いた瞬間
「ウイルスを駆除しました。
LANを抜いてシステム管理者に
連絡してください」

という恐ろしいメッセージが目に飛び込んできた。
「Cさん、A君、『ウイルスを駆除しました』
ってメッセージがでているよ」

とうろたえる私
「なに?ら族。
エロサイトでもみたんじゃないのか。
どれみせて?」

エロサイトはみていない。
ウイルスの定期検索は毎週金曜日。
今週は忙しくてニュースしかみていない。
当然、会社で危なそうなサイトは見ない。

システム管理者に電話する。
LANを抜いて、再度検索をかけるとのこと。
サーバーにアクセスして仕事をしていたため、
LANなしでは自分のパソコンにデータが
ないため仕事もできない。。

げげげ。。

その後、再度指示が来て、
クリーンアップやデータの復元をデータを
削除したり、いろいろやる。
所要時間2時間。

げんなり。。

とどめは
「報告書を書いてください」
つまり始末書をかけってこと。

ブラックな気分。

A君のリサーチによると
私が感染したウイルスは、
改ざんされたHPを見ると感染するらしい。
yahooなんて毎日危険にさらされているから
その最悪なタイミングに見たんだろう。。

あまりの暗さに、C女史がチョコをくれた。
そんなことでは立ち直れない。

感染源もわからない始末書を書くなんて。。。
怪しいメールを開いたわけでも
USBでデータを運んだわけでもない。
なのに。。。
ネットにしても、仕事しないで一日中
ネットをばかり見ている人がひっかからないで
「始業まであと2分ある」とささやかな時間に
ニュースをみた私がひっかかるなんて。。
そして始末書。。。。

報告書はデータベースに書き込む仕組みだった。
夕方、データベースをみていたら、
犠牲者が身近な所にいたことを知る。
それも同じウイルス。
「きゃあ
私だけじゃなかった

そんなことで立ち直った私だった。

しかし、今になると仕事が滞った分、
大ボスに絞られるのは必須。
ウイルス感染なんていいわけにならないよな。。。
こまったこまった。


今日の一句
同類の 存在知りて 気持ち安らぐ
 次の地獄 目の前にきていても 
            ら族

コメント (4)
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